THE Jimin NEWS

　自民党本部から時折、《THE Jimin NEWS》という新聞がＦＡＸされてくる。

　今日は「日豪ＥＰＡ合意（農業関係）について」の速報。「国内の農畜産業に十分配慮した合意を確保した」とのこと。
　様々な国際関係の中で、日本が一歩も譲歩しないということはなかなか難しいが、自民党は「地方」を足場にしており、農林水産業など、第一次産業に理解のある議員が多い。

　ＴＰＰ交渉でもいろいろとあるだろうが、日本の第一次産業を「本当の危機」に陥れるようなことを自民党政権がするはずはないということは、信じていただきたいと思う。　

　憲法９条でも、憲法改正の際に国会で、共産党幹部は、時の総理、吉田茂に「憲法９条で日本が守れるか！」と激しく詰め寄った。
　吉田首相の当時の判断は、「独立」を優先し、日本の経済復興を進めて餓死者をなくすというものだった。外交官であった吉田には日本国憲法の脆弱性も、日米安保条約の問題点も、もちろん分かっていただろうが、国民を生き残らせるためにアメリカに大きく譲歩した。その代わりに、アメリカは自国の戦略的パートナーとして、日本に軍隊を駐留させ、安全を保障した。

　憲法９条のおかげで日本が平和だったと脳天気に思い込んでいる人たちがいて、ノーベル賞の候補にノミネートされるという。

　ぜひ、「ノーベル平和ボケ賞」を贈っていただきたい。

　

　午後は、何北中学校の体育館竣工式に出席した。２億３千万円をかけて、立派な体育館が完成していた。内装には音楽室のような音響板も使用されていた。
　生徒たちが合唱を唄って聴かせてくれた。