7日㈯、今年度、並松町自治会の組長を務めている。数えてみると4回目だ。最初は2004年(平成16年)、小源太が生まれた年に務めた。この頃に自治会ではすでに親子代替わりをしていたようだ。
私たちの自治会5組は、今は7世帯が所属しており、アパート4世帯、戸建て3世帯で構成している。前組長からの引継ぎで、先日、アパートの未入会者の方々に加入を勧める文書を配った。
と、いうのは、並松町のゴミ集積所は自治会の組が設置し管理しているが、ゴミの出し方が間違っていたり、出す曜日が違って置きっぱなしになっていることが時々あり、苦慮している。自治会未加入の方があると、誰のゴミかが分からず注意を促すこともできない。万が一、ゴミ集積所が壊れた場合は組の皆さんの負担で修繕しなければならないが、未加入の方々には負担してもらえないだろう。
ぜひ!自治会に加入してもらえませんか?というお願い文書をGW前に届け、ようやく今日、1人の方から「加入します」とご連絡をいただいた。その方は数年前から入居しておられ、アパートの入居者の入れ替わりをこちらが把握できておらず、声をかけられずに何年も経ってしまっていたようだ。
綾部市もだんだん都市化して、自治会未加入の世帯も増えているのだろうが、ゴミ集積所や防犯灯の設置、子ども会の運営や子どもやお年寄りの見守り、綾部市からの配布物や協力依頼など、同じ地域で生活する上で共同で負担したり、行動しなくてはいけないこともある。
自治会加入はマイナスばかりではないことをご理解いただければと思う。
8日㈰、午前中は熊野新宮神社の藤祭と、その後の氏子総会に出席。
大本の出口なお開祖のお手植えと伝わる白藤が今年もきれいに咲いていた。昨年もきれいに咲いていたが、藤祭に合わせて藤が咲くのはそんなにないことだそうだ。この白藤が咲くと「綾部に良いことがある」と言われている。
午後はNPO法人わいわいネット・なかま(前田道子理事長)の20周年記念事業「ここで仲間と生きる」に参加した。
わいわいネット・なかまは様々な障害を持つ方の拠り所をつくることを目指し、20年もの間、活動を継続されている。私も設立当初から府議になるまで理事を務めていて今でも会員の一人で、20周年事業のご案内をいただいた。
念願だった障害者グループホームも「陽だまりの里さんさん上石」が寺町に開所して5年になる。これからもユニバーサルなまちづくりに邁進されることを期待している。
滝野千里副理事長の挨拶の後、いこいの村の開所にも関わられ、ヤマト福祉財団の小倉昌男賞を受賞された大矢暹さんが「私らしく働き生きる」と題して講演され、いこいの村を開所された当時の聾唖者や精神障害者を取り巻く環境、それを改善するための活動について話をされた。
続く実践報告では「さんさん上石」などでピアカウンセリングをしておられる上原信哉さんが当事者の立場からの現状に対する認識等も交えてお話された。支援組織に対する評価など、わかりやすく率直な内容で、大いに参考になった。
最後は京都府精神保健家族会の会長である父がコーディネーターとなり、大矢さん、上原さんに綾部共同作業所の立ち上げに尽力された亀井博幸さんを加えたメンバーでパネルディスカッションが行われた。
久しぶりのこういった会合だったからか会場は満員で、非常に有意義な20周年事業だったと思う。