15日㈫、昨夜未明から台風7号の影響で雨が降り始めた。これまで約1ヵ月降らなかった雨が降り出す前、嵐の前の静けさというか、嫌な感じの静かな時間があった。
0時になる前からか、自宅のあたりも雨が激しく降ってきた。
京都府の河川防災情報システムを見ていると、奥上林地区の古和木、睦寄、東八田地区の於与岐、志賀郷地区の篠田、物部地区の物部の観測地点での時間雨量と累計雨量がここらへんの比ではないくらい降っていた。それも綾部だけ。雨量計の間違いではないかと思いたいくらい、時間50ミリ、累計200ミリという集中豪雨に見舞われていて、志賀郷、物部を流れる犀川の水位が急上昇していた。
これは明日、大変なことになっているだろうと嫌な予感を抱えながら朝を迎えた。15日の朝、雨量の多かった地域に「大丈夫ですか?」と連絡を入れた。案の定、「大丈夫ではない」という返事があった。上林と東八田からは「今のところ、大丈夫」という返事があったのはホッとした。
昨夜と今朝からの写真が物部地区の種清喜之市議、豊里地区の後藤光市議などから送られてきた。豊里はこれまで大きな被害を出してきた地域の家屋被害はないようだった。
篠田の深山で土石流が出たと報道されていたので、深山在住の元市議、相根一雄さんに問い合わせたら、「やられましたよ」と電話があり、たくさん写真を送っていただいた。
いつも元気な相根さんがさすがに気を落としておられたので、「明日、顔を見に行きます」と約束した。
15日が台風の本格接近と言われていたので、これが過ぎるまでは待つしかないと、午前中は正暦寺の施餓鬼供養に筆頭総代として参列した。初盆を迎えた遺族の方々がお参りに来られていた。
台風のため、本堂を使わずに庫裏で行ったが、空調も効いていて、この方が良いのではないかという意見が他の総代からも上がっていた。
午後から夜にかけては自宅で情報収集しながら待機した。テレビやネットの情報と共に、被災された地域の市会議員さん方が地元を回って、情報を入れていただいた。
由良川の水位が上がっておらず、風もさほど強くはなかったので自宅の周りは大丈夫だったが、綾部の被災状況が全国ニュースで流れるので、全国の様々な方からご心配の連絡をいただいた。