四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

綾部市武道協会の役員会

2023年12月10日 | スポーツ

 日㈯12月なのに春のように暖かい。

 夕方から、京都共栄学園中井博之理事長会い、京都府北部の教育について情報交換。私からは綾部での論理教育、教育移住についての取り組みを説明した。

 ゆっくりお出会いするのはコロナ前以来のことで、久しぶりに共栄高校や私学の現状などをお聴きした。

 共栄の経営は理事長の計画通りに着々と進んでいる様子で、綾部の教育にも良い波及効果があると嬉しい。何か一緒にできることがあれば模索しましょうと合意し、「天地人」がうまく揃う可能性を感じた。

 

 10日㈰夕方からふしみやにて、綾部市武道協会(塩尻忠臣会長)役員会顧問として出席。

 発足から5年が過ぎ、コロナの3年があったものの、少しずつ団体としての意義が共通理解できてきたようにも感じている。

 来年度も共通パンフレットの配布や学校との連携、イベントへの参加などに取り組んでいこうという話になった。

 役員会の終了後には忘年会を開催し、懇親を深めた。


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日本人が知っておくべき この国根幹の重大な歴史

2023年12月08日 | 歴史の探求

 日㈭朝8時過ぎ事務所を出て、10時半から自民党府議団の文教部会出席。部会では意見書の取り扱いについて意見を述べた。

 12時半から議員団会議13時から府議会の代表質問出席した。

 17時前に終わったので、急いで綾部に戻り、18時半からITビルにて、綾部商工会議所(材木正己会頭)主催令和5年度商工優良従業員表彰式懇親会出席した。

 来賓や主催者が「お楽しみ抽選会」のくじを引く係をするが、当たった人、当たらなかった人、様々な展開があり、皆さんで盛り上がる。

 

 日㈮今朝8時過ぎ事務所を出て京都へ。

 11時から府道広野綾部線及び綾部環状道路改良促進協議会(平野正明会長)役員の皆さん、京丹波町側の片山誠治府議ら京都府建設交通部の林龍夫技監へ事業促進の要望活動を行った。

 本来は濱田禎部長に要望することになっていたが、京都府土地開発公社の汚職事件に絡んでの緊急会議が入ったそうで、技監および建設交通部幹部に要望することになった。

 先日の土木事務所長への要望に続き、今日は建設交通部に対して要望。綾部市が改定を進めている都市計画マスタープランの内容と綾部環状道路の整合性を説明し、まずは先行して進めていただく三俣綾部線、安場田野線の道路拡幅、歩道設置、バイパス化を進めていただくことと、野田町踏切から終点に向けての計画進捗を強く要望した。

 

 11時45分からは副委員長を務める新技術と社会づくりに関する特別委員会(森口亨委員長)正副委員長会出席した。

 12時からは昨日に引き続いて、自民党政調会の文教部会で意見書についての協議。

 ここ数日、何度話をしてもいっこうに決着しないため、「時間をかけて話し合うなら今議会での提出を諦めて今後じっくり話し合う、今議会で提出するなら内容はある程度で割り切って、まとめるべき人間がまとめていこうとしなければ、こんなものはまとまらない」と意見を述べた。

 12時半から議員団会議。13時から代表質問。終了後は綾部に戻った。


 以前購入していた「日本人が知っておくべき この国根幹の重大な歴史」(加治将一、出口汪著、ヒカルランド発行、2015年4月)を読み返している。

 この本を読み、今の国政を揺るがしている「裏金」問題を観ると、明治以降の日本のバランスをとってきた大きな力が働いて、岸信介系から吉田茂系に日本の支配を小転換しようとしているのかな感じる。

 薩長土肥の藩閥政治がこの現代にも続いているのかと信じられない気持ちであるが、綾部の歴史に関心を持って調べてきた身からすると「そうなのだろう」という気持ちもある。

 安倍派が混乱し、岸田政権が倒れると、次は安倍さんと関係が遠く、麻生さんが動かしやすい、鳩山一郎系ではないところから次の総理が出てくるのか?ただ、いったんは選挙に勝つために小泉進次郎や石破茂、財務大臣だけは鈴木俊一で押さえておく。そんな感じなのかなと考えている。


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綾部環状道路の推進を目指して

2023年12月06日 | 議員活動

 日㈬11時から府道広野綾部線及び綾部環状道路改良促進協議会(平野正明会長)で、京都府中丹東土木事務所細井浩一所長はじめとする道路計画関係の幹部の皆さん要望活動を行った。

 明後日、府庁で濱田禎建設交通部長に要望することになっており、その事前説明でもある。

 広野綾部線の野田町踏切から先、また「綾部環状道路」本体の工事はまだ調査段階だが、中筋地区側の安場町、上延町、綾部地区の田野町にかかる三俣綾部線と安場田野線のバイパス化などの工事がそろそろ道路設計の最終段階となっている。

 今年中には、まずは地元自治会役員さんへの説明に入ってもらえるとのことだった。

 今日は今後の事業進捗に向けたアドバイスをしてもらったほか、協議会の役員の皆さんには今後の用地や工事の協力について、地元の皆さんとの間に入って推進してほしいとお願いした。

 

 午後意見書の内容のことで、自民党府議団の中村正孝代表幹事、藤山裕紀子政調会長が事務所に来られて意見交換した。

 他にも夕方にかけて何人か、来客あり。明日から府議会の代表質問が始まるため、事務所を留守にすることが多くなります。

 

 並松商店会(高橋辰夫会長)忘年会に出席し、年明けの初ゑびす大祭の甘酒接待についての打ち合わせを行う。


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京都府議会12月定例会の開会

2023年12月04日 | 京都府議会

 日㈪12月議会が開会するため、朝から京都へ。今日は電車で。

 12時半から議員団会議、13時15分から本会議、その後、全員協議会。

 今議会に上程された補正予算の概要は次の通り。➡ 令和5年度12月補正予算概要

 議会の終了後政調会の文教部会の会議出席京都駅近く会食。

 

 日㈫今日明日は議案熟読のため、議会は休会。午前、午後とそれぞれ来客あり。


 自民党の国会議員が派閥パーティの売上げを裏金化していた疑いについて、連日、報道されている。同じ自民党議員である私達も驚くようなことが行われていた感じている。

 自民党京都府連でもパーティは年に1回開催しているが、私は販売ノルマをこなしているだけなので、もちろんお金は府連に渡して、それは府連の活動に使われている。

 「政治とカネ」の問題言い古されるくらい言われてきて、いまだにこんなことが行われていたとは呆れて物が言えない。

 政党助成金が制度化された時に、「企業団体献金を止める代わりに、税金で政党活動に助成する」と説明された。しかし、政党に対しての企業団体献金はいまだに残っているし、企業でパーティ券を購入することも可能だから、当初の話と全く違う。

 政党助成金にしても、自民党綾部支部や地方議員に配分されたことはない。もっと使途を透明化すべきだろう。

 こういう問題が起こると、自民党議員は国会議員も地方議員も同じという目で見られるのも仕方ないことだが、地方組織の議員は自ら党費を集めたり、国政選挙の時には実働部隊として働いている。国会議員の皆さんはそういう地方議員、党員に支えられているということを忘れてしまっているように感じる。


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里山DX茶会

2023年12月03日 | アート・文化

 日㈰10時里山ねっと・あやべへ。茶道裏千家淡交会両丹青年部(森野友彦部長)主催「里山DX茶会」に淡交会両丹支部副支部長としてお招きいただいた。青年部のお茶会は4年ぶりのことだそうだ。

 待合は幸喜山荘で、茶席は森もりホールに設営されていた。

 最初の席には両丹支部の堀尾大直支部長はじめ、綾部、福知山、舞鶴の先生方が勢ぞろいで入られた。

 今回はDX(デジタルトランスフォーメーション)茶会という趣向で、二服目の薄茶はお点前を動画で観るという初めてのスタイルだった。

 若い人らしい発想で、おもしろい茶席に参加させてもらえた。ありがとうございました!

 

 その後は綾部市保健福祉センターで開催されている「のぞみ作品展」へ。参加者の方々の書道、手芸、陶芸、絵手紙、俳句などの作品が展示されていた。

 午後事務所で、ブログ書きや書類整理など。


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古屋にて、栃の皮むき作業

2023年12月02日 | イベント参加

 日㈯午前中奥上林の水源の里、古屋集落へ。自治会長の渡辺和重さんから「栃の皮むきを手伝ってもらえませんか?」と連絡があったので顔を出した。

 集落の手前で車を停めて小川沿いの道を歩くと、美しい晩秋の農村風景が広がっている。

 古屋公民館の前に渡辺さんが立っておられるのが遠くからもよく見えた。

 公民館の中では市の内外からお手伝いに来られたボランティアの方が皮むき作業をしておられた。

 「栃へし」という木製の道具を使って、お湯に浸けた栃の皮を一つ一つ剥いていく。大変な作業だ。これを昔は村のおばあちゃん達が何日もかけてやっておられたそうだが、お亡くなりになったり病気になられたりして、今は90才を超える渡辺さんのお母さんだけになった。

 渡辺さん数年前に脳梗塞を患われ、体が思うように動かせないため、今日も多くの方がお手伝いに来ておられた。「古屋でがんばろう会」の創設者である秋山道夫先生にもお越しいただいていた。

 「栃へし」の使い方を教えていただいて、皮むき作業をお手伝いした。

 午前中の作業が終わると、栃餅ぜんざいのお昼ごはん。秋の栃の実拾い、2ヶ月にわたる毎日の乾燥作業、皮むき、川の水に4日間ほどさらした後の灰汁抜き作業を考えると、この栃餅は大変貴重なものだ。栃の独特な風味は癖になる美味しさがある。

 食事後は渡辺さんが栃のことについて、紙芝居型資料を使って説明された。

 午後には事務所来客あり。しばらく政治談議。

 18時から筆頭総代を務める正暦寺(玉川弘信住職)の総代会、その後、19時から合同役員会を開催した。来年1月28日に開催する「不動明王大祭」のことについて、総代、世話方、婦人部、真和会の役員の方々に集まっていただいた。

 合同役員会の後は忘年会だったが、ほとんどの皆さんが帰られて、6名だけの少しさびしい忘年会だった。


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ラピタ土器研究の権威、サマーヘイズ教授が来綾

2023年12月01日 | 歴史の探求

 121日㈮早くも師走に入った。

 9時から綾部中学校(小林治校長)学校運営協議会(会長:四方源太郎)出席。授業参観をしてから、約1時間、委員の皆さんと学校との意見交換が行われた。

 私から先日の北海道の学校視察で感じたことこれからの教育について考えていることお話した。

 「まずは子ども達が何をしたいのか?」、それを出してもらって、我々はその子どものやりたいことを応援するという姿勢で臨み、現在の公民館活動などの既存の仕組みに子どもを当てはめようとするのは難しいのではないかとも述べた。

 今年の綾部中学校は先生方も生き生きとしているように思うので、生徒や保護者の満足度も上がっているという学校アンケートの結果も出ていた。

 

 12時半には綾部市資料館へ。昨日から綾部旅行に来ておられたニュージーランド・オタゴ大学のサマーヘイズ教授(考古学)と大学生の娘さんのキョウカさん、その友人のミアさんをご案内した。サマーヘイズ教授は1月末まで日本におられ、娘さんとその友人は1ヶ月ほど、日本旅行に来たとのことだった。

 昨日黒谷和紙づくりの体験をされて奥上林の農家民泊に泊まり、今朝は味噌づくり体験の後、光明寺二王門を観て来られたそうだ。

 サマーヘイズ教授は先日、丹後の古代の歴史を調べる旅をされ、今日は綾部に来られた。当初、私市円山古墳に行くとおっしゃっていたが、まずは資料館の展示で全体像を把握されたらどうでしょうか?と提案した。

 資料館の方「説明できる者を呼びましょうか?」と親切に言ってくださったので、ここにおられるのかと思ってお願いすると、岡坂敬子館長と技師さんがわざわざ市役所から来られた。

 サマーヘイズ教授は説明にうなずき、館内を興味深く観て回られて様々な質問をしておられた。

 教授はラピタ土器研究の世界的権威であり、ラピタ土器とは台湾にルーツがあり、人類史上初めて遠洋航海をして太平洋の島々に住み着いたラピタ人が使っていた土器のこと。1952年、ニューカレドニアで発見された。ラピタ文化は3600年ほど前にメラネシアで発生したものらしい。

 資料館に展示されていた石斧を観て、教授は「これは2万年前の石斧と形状がよく似ているのでそうかもしれない」とおっしゃっていた。本当にそんなものがあるとすれば凄いことだ。

【追記】サマーヘイズ教授から、改めて教えていただきました。

 縄文時代は約12000年前から10000年くらいまでの間で氷河期が終わる頃から始まっている。2万年前はまだ旧石器時代なので、綾部でも旧石器時代の痕跡があり、綾部市史にも旧石器時代の石器が昭和40年代後半に綾部で発見されたことが記されている。

 沖縄県の石垣島でも人類の歴史は4千年程度と考えられていたが、サマーヘイズ教授らが西表島で見つけた石器が旧石器時代に似ていると論文を書いたところ、沖縄の考古学者から袋叩きにされた。

 その後、石垣島での空港開発で2万7千年前の人骨が発見され、サマーヘイズ教授の推論が正しかったことが証明されたそうだ。

日本経済新聞2017年5月19日付「石垣島で国内最古の全身人骨 2万7千年前と推定」

 

 資料館見学後昼食「ひと粒」にて。娘さん達はカレーうどんが大好きだそうだ。ニュージーランドにはカレーうどんはないそうで、「それならニュージーランドでカレーうどん店を開いたら儲かるのではないか?」と勧めた。

 日本の食べ物で何が一番好きか?と聞くと、和牛のステーキだと答えてくれた。

 昼食後に記念撮影して別れ、教授一行は綾部特産館に向かわれた。綾部の抹茶などを買われるそうだ。

 

 15時、先日着任された新しい綾部警察署の中田勝康署長が事務所に挨拶に来られた。

 前署長がご家庭の事情で転勤された後任で、綾部市内の治安情勢のことなど、いろいろとお話をさせていただいた。

 

 18時半から、あやテラスにて、綾部市スポーツ協会(小寺哲朗会長)納会に出席した。久しぶりに人数制限のない納会となった。

 終了後綾部市空手道連盟の皆さんと二次会へ。消防団の方々との飲み会後に綾部まで一緒に来られた片山誠治府議とも合流した。


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