小樽は11月11日~来年の2月8日の「雪あかりの路」のイベントが終了するまで、小樽の冬を彩るイベント「小樽雪物語」が開催されています。今回はこの催しを目で確認するために、小樽へやって来たのです。
白い雪で覆われる白銀の世界の中で、小樽運河が「青の運河」となり、浅草橋と中央橋の間、約300mの歩道が青いイルミネーションで輝くと言うのです。
前以ってナイトクルーズが始まる4時30分のスタート時間に、4人分の予約をしておきました。出発地の中央橋のたもとから15分ほど前に写した写真です。この場所がどのようなイルミネーションに輝くか楽しみにしていました。
中央橋のたもとに20人から30人乗りぐらいの船が準備されていました。この日は風も無く穏やかな運河でしたが、一応、浮き袋のようなものを腰に巻き付けて乗船します。ちなみに昼間のクルーズは1500円ですが、ナイトクルーズは1800円で、ガイド付きの40分間コースです。
まず、浅草橋まで進んで転回して戻り、月見橋から小樽港へ出て旭橋から再度運河に戻り、北運河で展開して元の発着所まで戻ります。
4時半を過ぎると、まず右側の歩道に沿って青のLEDが点灯して幻想的な「青の運河」が彩られて、とても素敵な光景が現れてきました。両側の古い倉庫群も運河らしさを見せて、歩道を照らしている橙色の街灯もロマンティックです。
橋の手摺りもREDがついていて、全部で10000球の電飾になっているとのこと、道路脇のガス灯も暖かき色で素敵です。ガイドの案内で、あちこちの倉庫や屋根の上のシャチハタなどの歴史などを説明して下さいます。
ブルーの運河を通り過ぎると、青色は無くなりましたが、赤と橙色の灯りも幻想的でした。
ひと回りして来ると辺りがさらに暗くなって一層ブルーの彩りが綺麗でした。
船を下りて、中央橋の上から記念撮影。懐に懐炉は入れておきましたが、風も無く暖かなナイトクルーズになりました。船が動きながらのイルミネーションの撮影は、ピンボケになり易くなかなか良い写真が撮れませんでしたが、何とか数枚は上手く撮れました。
2月の「雪灯りの路」が始まると、雪をかぶったキャンドルの優しい灯りに彩られ、運河にはたくさんのガラスの浮き玉が浮かんでさらにきらめきが増すことでしょう。
倶知安へ戻る前に、もう1軒立ち寄ってみたかったところが、ザンギや半身揚げで有名な「なると」店です。本店に行ったところ、レストランの方には、入れなくて待っている人も多く、私達は「若鳥の半身揚げ」を一枚ずつ買って持ち帰りました。
余市のイオン店の中の食堂で、夕食を食べて帰りましたが、途中で雪がかなり降りだして視界も悪くなり、運転手さんはお疲れだったことでしょう。楽しい1日になりました。