「百尋(ひゃくひろ)」というのは、クジラの小腸を塩ゆでして湯引きしたもので、高級珍味です。
私の実家の近くには昔からクジラを専門とする「鯨屋さん」があり、数日前妹が送ってくれました。
冷凍されているので自然解凍後薄くスライスしていただきます。私は一緒に若芽を添えて、ポン酢にワサビをつけていただきました。独特の食感と香りが特徴です。私の父も母もこの「百尋」が好きで、昔から高価でしたので、年に一度、お正月のおせち料理に入っていました。
懐かしい味です。
友人から冷凍していたあんこをいただきましたので、お砂糖を混ぜて甘く煮て、「おはぎ」を作りました。黄な粉のおはぎの中には、あんこの団子が入っています。
また、思いがけなく「ヤチブキ」の葉をいただきました。我が家近くの渓流にもたくさん生えているのですが、まだまだ雪の下ですので、今年初めての春の香りをいただくことになりました。
サッとゆでて灰汁を抜き、鰹節を掛けてポン酢に山わさびで食べるのが好きです。