現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

10/31 花金

2008-11-01 11:41:00 | 虚無僧日記
明日から土日月3連休という花金。名古屋駅前は
ものすごい人。それを当て込んで、ティッシュや
チラシ配り、キャッチセールス、大道芸人、ギター
片手のストリートミュージシャン、占い師、そして
絵描き、詩人と大賑わいだ。

名古屋駅北口では、ペルーの楽団がますます音量を
上げてブンチャカブンチャカうるさい。近鉄の方も
ギター片手の若者が4組も。それぞれアンプを持ち
込んで大声で歌っている。私の立つ場所がない。

名鉄のルイヴィトン前で尺八を吹いていると、眠く
なってきた。連日の疲れも出たか、立ちながらウト
ウトしていると、チャリンの音に目を覚ます。
見ると丹羽さん。単身赴任中の東京から帰宅途中、
わざわざ私を探し、寄ってくれたのだ。
「ふらふらしてますね。10分くらい聞いていたん
ですけど」と。ぎゃふん、見られていたか。

これで目も覚め、がんばること2時間。今日は、
明日が休みのせいか、通行人もリラックスしている。
いつもは誰も相手にしない宗教団体の勧誘にも
結構何人かが真剣に話しを聞いている。

お布施も驚くほどたくさん入った。3,000円。
こんなにいただいては申し訳ない。
昨日とは別の絵描きがいたので、「風吹かぬ時は
吹いてゆく」を描いてもらった。「風」の字を天蓋に
見立てて、尺八を簡潔にあしらい、なかなか見事。
お布施の半分1,500円を払った。

忍び寄る不況の嵐も どこ吹く風。名古屋はまだまだ元気だ。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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