東京に行く前に、栄のNHKで開催されている
「名古屋芸能音楽祭」に寄ってみた。毎週月曜日
午前11時からNHK・FMで放送されている「邦楽の
ひととき」を公開収録するというもの。前回収録
の時、ディレクター氏から相談を受けた。彼は
人が集まるかを心配していた。なにせ、この番組
の視聴率はどのくらいなのだろう。全国1億2千万
のうち、1,000人も聞いていないだろうという番組
だ。ところが幕を開けて驚いた。ま、今回の収録は、
全国でただ一人となった「平家琵琶」の伝承者今井
勉検校の「那須の与一」とあって、定員150名のところ
200名、補助椅子を出しての超満員となった。
平家琵琶は、現代の感覚とは かけ離れすぎていて、
理解されにくいのだが、“NHKスタジオにはいれ、
収録場面が見れる”という興味で、申込殺到したのだ。
試みは大成功。スタジオ内に特設の能舞台も作られ、
効果満点。司会の進行も良く、充分楽しめ満足した。
同じものを聞かせるにも、演出次第で、つまらなくも
面白くもなるものだと知る。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「名古屋芸能音楽祭」に寄ってみた。毎週月曜日
午前11時からNHK・FMで放送されている「邦楽の
ひととき」を公開収録するというもの。前回収録
の時、ディレクター氏から相談を受けた。彼は
人が集まるかを心配していた。なにせ、この番組
の視聴率はどのくらいなのだろう。全国1億2千万
のうち、1,000人も聞いていないだろうという番組
だ。ところが幕を開けて驚いた。ま、今回の収録は、
全国でただ一人となった「平家琵琶」の伝承者今井
勉検校の「那須の与一」とあって、定員150名のところ
200名、補助椅子を出しての超満員となった。
平家琵琶は、現代の感覚とは かけ離れすぎていて、
理解されにくいのだが、“NHKスタジオにはいれ、
収録場面が見れる”という興味で、申込殺到したのだ。
試みは大成功。スタジオ内に特設の能舞台も作られ、
効果満点。司会の進行も良く、充分楽しめ満足した。
同じものを聞かせるにも、演出次第で、つまらなくも
面白くもなるものだと知る。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。