現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

一喜一憂

2008-11-13 05:49:59 | 虚無僧日記
11/10月曜日はさすが人が少ない。寒くなったので
皆地下道を通るようだ。夜10時まで吹いて、お布施
は 若い男性一人1円。こういう日もある。

11/11(火)は、やや人通りも増えた。スーツ姿の長身で
カッコいい男性が近づいてきて、「一曲お願いします」と。
『下がり葉』を吹く。吹き終わって、
「伝統芸能はいいですね」 「(ん?芸能か?)」
「今夜はこれで、うどんでも食べてください」と、
3,000円も入れてくれた。
「ところで最近、托鉢の人見なくなりましたね」
「ネットなどで、『あれはインチキだ』と騒がれましたから」
「いやぁ、インチキでも、こういうこと(乞食行)をするって
大切なことです」
(しまった、余計なことを言った。他人のことを とやかく
云ってはいけない) と反省。

この後も、年配のご婦人が、「ご苦労さまです」と1,000円。
他にも何人かの方からいただいて、都合5,000円。
すごいことだ。こういう日もある。いや 初めてだ。

今日は、梶田淳子先生の葬儀で、お香典5,000円を包んだ。
その分、そっくり返ってきたことになる。

11/12(水) 昨日の成果? に気をよくして、詩吟の稽古を
さぼって虚無僧に出る。“柳の下に二匹目のどじょうは
いない”若いカップルが二組で 計220円。地下鉄代差し
引くと240円の赤字。

現実大肯定。あるがまま。一喜一憂するなということだ。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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