現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

フーテンの寅さん

2010-01-02 22:56:44 | 虚無僧日記
寅さんと云えば「フーテン」だが、この「ふーてん」の
語源、意味について、ネットで検索しても明解なものはない。

「仕事を持たず、ふらふらしている人」とあったが、寅さんは
「テキ屋」という仕事を持っている。ただふらふら何もしないで
いるわけではない。

「フーテン」は「瘋癲」と書き「瘋(ふう)」も「癲(てん)」も共に
「キチガイ、精神病の意。精神状態に異常をきたし、ふらふら徘徊
する人」とも。となると、山下清だが、山下清を「フーテン」とは
云わない。

一時「フーテン族」というのが流行った。定職を持たず、無気力
な若者。フーセンとヒッピーを掛け合わせたようなものだった。

「フーテン」には、寅さんが“国民的英雄”として慕われている
ように、自由奔放だが、何か憎めない、存在感のある生き方が
求められる。


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坂本龍馬

2010-01-02 21:16:24 | テレビ・映画・芸能人
1/3 からの大河ドラマ『龍馬伝』。前宣伝にNHKは、相当
力を入れている。まず題字を書いた新進書道家「紫舟」さんの
パフォーマンスには、目をみはるものがあった。すばらしい字だ。
書道も進化しているのだ。

そして『プロフェッショナル』でメーキングの特番。

龍馬が成し遂げた功績の一つは「薩長同盟」。
「覚悟とユーモアをもって、自分をさらけ出して、人の心を
掴むのが上手かった。根回し上手であった。それを演ずる
福山雅治の苦悶。「ひとつ間違えば平凡な男」「セリフは
曖昧に覚えて、相手役やスタッフと演じながら決めていく。
音楽も楽譜通りには歌わない」という言葉に私は納得。
監督やディレクター、シナリオ・ライターによっては、
台本通り、一字一句変えることを許さないという人もいる。
プロフェッショナル同士のぶつかり合いだ。

10年以上前の『その時歴史が動いた』だったか。「坂本
龍馬」をとりあげた時、「坂本龍馬は大した人間では
なかった。明治になって、意図的に英雄に祀り上げられ、
今日の“龍馬”像がつくられた」という内容だった。
高知の人の反発はいかにと、私でさえ驚いたものだった。

昨年、高知空港の出発ロビーに展示された坂本龍馬像の首が
折らるという事件が3度もあったそうな。「龍馬は高知の
象徴なのに、なぜ……」と、地元の人の落胆も痛いほど
わかる。「ひいき」があれば、「嫌い」もあるか。

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紅白の舞台裏

2010-01-02 20:30:34 | 虚無僧日記
1/2 NHK「紅白の舞台裏」を見る。

その昔、視聴率が 70% を超えていた時代の「紅白」は、
舞台転換も無く、今から見ると、実にお粗末なステージ
だった。それが、ここ10年で、ものすごい進化だ。

小林幸子の豪華衣装も毎年話題だが、そのスタッフの
苦労はすごい。舞台裏を知ることも面白い。

「紅白」は時間との勝負。生で4時間、それを1秒の
狂いも許されず、定刻に終わらせるのは奇跡だ。
そのための裏方の働きには目を見張る。

「紅白」は魔物。ハプニング、トラブル何があっても
不思議ではない。ベテランも出番前は震えているという。

かつて、年が明ければ、年末の「紅白」のことなど話題に
するのは、はばかられたが、今年は、堂々再放送や、
舞台裏を見せるなど「紅白」をひきづっている。
ま、あれだけ大変な裏方の苦労に報いてあげるのも
いいか。


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大雪の正月

2010-01-02 20:20:21 | 虚無僧日記
元旦は、北日本、北陸を中心に大雪となった。
名古屋も積雪。全国一律、800余の会場で「朝起き会、元朝式」
が行われた。名古屋も積雪。

「この雪ではどうなるか。来場者も半減するのでは」とか
心配することが“無駄心”だった。予定通りの200名超の方が
みえた。しかも去年より出足が早かった。雪のため、みなさん
早めに支度して家を出たのだ。“人を信ずること”はすばらしい。
上広会長の年頭の説示も「時と物と心の三つの無駄を排す」
だった。

例年、名古屋市の人口を上回る 260万人が訪れる熱田神宮は
どうだったのだろう。「例年より空いていた」との声も。

1/2 、護国神社、那古野神社、東照宮にお参りに行ったが、
全然人がいなかった。

どうしたのか、今年は“寝正月”か??
飲んで、飲みつぶれて“大トラ”か??


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