現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

平塚芳朗コンサート

2010-01-30 08:37:14 | 虚無僧日記
1/29 夜は民音主催の『平塚芳朗コンサート』に行って来た。
平塚氏は、箏が主だが、尺八も吹き、ご自身の作曲になる
オリジナル曲を、門下生を率い、洋楽器を交えて演奏する。
箏だけのアンサンブルから、弦楽四重奏やパーカッション、
さらにはオーケストラとの交響曲まで作曲されている。

年に2、3度は海外公演を行っており、その数は150回を
超えるというからすごい。

それだけの力があるから、民音でも取り上げてくれている。
チケット4,300円でも1,000席のホールは、ほぼ8割の入り。
邦楽界の中では特異な存在だ。関心する。

司会の荒木おさむ氏が、漫談を交えて、場を盛り上げる。
「私への気遣いの拍手はいらないんですよ。拍手にも二通り
あって、
良い拍手は“音が強い、高い、テンポがよく、そろっている”。
悪い拍手は“音が小さい、低い、テンポが不ぞろい、バラバラ”
一番悪いのは“あくびをしながらの拍手”と皆を笑わせ、
また拍手が出る。するとすかさず、「私への拍手は、手の砂を
払うような拍手でしたね」と。

司会者が言うように、一曲一曲に向ける拍手は、義理でもない、
心からの拍手で、気持ち良いものだった。邦楽では珍しい。



「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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