ひぐらしのなく頃に

ところで、Wikipediaで「ひぐらし」で検索したら「ひぐらしの
なく頃に」に関するサイトが 400万件もアップされていた。
知らなかったが、You-Tubeで見ると、拷問、殺戮など残虐
シーンが多い。解説記事では

「当初はコミックマーケットのみで頒布された同人ゲームに過ぎな
かったが、2004年頃から、ネット掲示板を介した口コミで人気が
上昇した。
同人作品として10万枚を売り上げ、雑誌等にも取り上げられる
ところとなり、知名度は一気に上昇していった。その後、漫画、
ドラマCD、アニメ、PS2、小説とメディアミックス化が進み、
そのどれもがヒットを記録し、累計売り上げも60万枚を突破。
実写映画『ひぐらしのなく頃に』（2008年）は 60館で公開され、
単館系作品としては異例の興行収入2億円を突破した」云々。

解説を読んでも、「ゲームとアニメが一体？」とは、どういう
ことなのか、私には チンプンカンプン。猟奇的な残虐シーンが
多い　恐ろしい映画だが、それがそんなに人気だったとは、
知らなかった。恐ろしや、恐ろしや。

私の次女も、中学、高校の頃、アニメを描いていた。娘の作品を
覗き見したら、やはり怖いオカルトものだった。優しい性格の
娘と思っていたが、内に潜む残虐性にぞっとしたものである。
でもそれは私の中にもある。

ひぐらし

昨日、下伊那の児玉さん宅で、さんざんしゃべり過ぎた。
午後３時。ヒグラシが鳴き始めた。一匹が鳴くと、それに
呼応して３匹ほど。

私には「カネカネカネカネ、その日暮し」と聞こえる。

「蜩(ヒグラシ) は、秋の季語なので、晩夏に鳴く蝉と
思っていたが、山では、梅雨明けとともに鳴くのだそうだ。
朝夕とか気温が下がった時に鳴く。「日暮れとともに鳴く」
から「ひぐらし」とも。

長山洋子の「蜩(ひぐらし)」は、好きな歌だ。

「命を燃やす　季節は短い　まして女の　きれいな時は
　夏の夕暮れ　人恋しさに　焦がれ鳴きする蜩のようです
・・・・・・・　　
　ああ　あなた　死んだら涙流してくれますか
　冷たい身体　抱きしめてくれますか
・・・・・・
　夏の終わりに　惜しんで鳴いて　愛がかすれた蜩のように」

これも、夏の終わりに鳴く蝉というイメージだ。