現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

時給250万円

2010-10-30 13:02:49 | 社会問題
虚無僧修行3日間でいただいたお布施の額は、
一日平均6時間で、6人の方から計 1,200円。
1時間に1人。時給で言えば 200円となる。

ドミノ・ピザが、25周年記念キャンペーンで
「時給 250万円」のアルバイトを募集している
そうだ。「250円」じゃない「250万円」だ。
1時間のみだから、2時間で 500万円という
わけではない。

書類選考と面接で決めるが、決まるまで、
仕事の内容は一切知らせないとのこと。
(これって、『職安法』違反では?)。でも
「250万円だったら なんでもする~」という
人は多いだろう。私も応募したぁ~いが、
面接会場(東京?)までの交通費は自前。
元手が要る。採用されなければ大赤字。

採用される見込みはゼロだ。やめとこ。
人生堅実に。

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10/30 虚無僧4日目の朝

2010-10-30 09:07:02 | 虚無僧日記
10月27日から「寒100日の修行」を始めたのは、
訳がある。100日目が、来年の2月3日節分で、
満願明けの2月4日が、私の63歳の誕生日
なのだ。

さて、今日は4日目だが、あいにく台風が接近
していて「雨」の予報。だが、今日 止めれば
「3日坊主」になってしまう。しかし「晴れ男」
の私。今はまだ 降っていない。

「行かねばならぬ、止めてくれるな お母さん」

ところで、昨日の女の子。いいこと言っていた。
私が「もう62歳、あと何年 尺八吹けるか判らん
でね」(爺臭い名古屋弁が板についてきた)と言うと、
「歳を数えちゃダメですよぉ」と、諭してくれた。
日にちを数えることも、年齢を数えることも忘れ
「今日一日」か。いい教えだ。

雨が降ってきたら、JR高架下のトンネルで吹いて
いよう。昨日、そこで彼女たちに会ったのだ。
では、行ってきます。

そうそう、例の「幸福の青い鳥(緑鳩=あおばと)」は、
風呂場に水と餌場を用意して、自由に遊ばせて
おこう。


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10/29 虚無僧3日目つづき

2010-10-30 07:30:51 | 虚無僧日記
今日は“花金(花の金曜日)”なので、良いかと思って
夜10時まで吹く。期待すると当ては外れる。人通りは
多いのだが、3時間吹いて3人。3人とも若い男性
サラリーマンだった。

夜10時半、家路に向かう。暗い夜道、私の背後に
ピタリと付き添ってくる人影に気づく。 (何者か?)
いきなり立ち止まって後ろを振り向くと、若い女性。
そして、すぐ後ろにも若い男性。二人とも、優しそう
な顔立ち。

「ごめんなさい。なぜか、付いてきてしまいました」と
彼女。少し酔っているようだが「尺八を聞かせてくだ
さい」という。

夜の住宅街だし、大きな音は出せない。静かに丁寧に
一曲吹く。「心に沁みる いい音ですね。低音が心地よく
響きます。なにゆえにそのような格好で」とか「若い
人に何を伝えたいですか」「どんな本を読んでいますか。
など、いろいろ聞いてくる。

結構、しっかりした受け答えのできる 娘だった。
でも、どうやら、駆け落ちしてきたカップルのようで、
いろいろ悩みを抱えているようだった。癒しになった
かしらん。


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虚無僧3日目

2010-10-30 06:12:08 | 虚無僧日記
10/29 「9」のつく日 (9.19.29) は、豊国神社の
参道で「九の市」。野菜や海産物、古着屋が並ぶ。
久々に行ってみた。結構な賑わいだが、お年寄り
ばっか。年金暮らしの高齢者は財布の紐が固い。
だが、地元のお年寄りに、虚無僧を認知してもらう
には、格好の場だ。いつかお年寄りのアイドルに
なろう!

そのきっかけを探していたら、歌う旅芸人の○○
さんが、ウクレレ片手に、政治家風刺の替え歌を
歌って熱演していた。頭からつま先まで真っ赤の
衣装に、真っ赤な口紅。

私を見つけて、「虚無僧さんもどうぞ一曲!」と。
誘いに乗って、童謡や『青い山脈』なんぞを吹く。
数人のお客さんから、“お情け”の喜捨有り。
(どうやら、彼女の取り巻きの人らしいが)。

先日の「大須大道町人祭」を見て以来、「大道芸人」と
して何かできないかと考えていた矢先、さっそく初
デビューとなった。

江戸時代も、虚無僧は大道芸人と同じような扱いを
受けていたのだ。

午後からは、名古屋駅へ。身なりの良い年配の
ご婦人が1,000円札を入れてくださった。車付きの
カバンを引いているので、旅行者のようだ。

こういう方にめぐりあうのは、ホントに稀。もっとも、
相続税を払う裕福層は4%しかいないし、お金持ちが、
日常、電車やバスで移動することは無いのだから、
巡り会う機会は少ない。


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