大好きな本・読んだ本
この小説を読んで私は、ジャンプに連載中の「ハンターハンター」、萩尾望都の大昔のマンガ「ポーの一族」それから「ハリーポッター」を思い出しました。
不思議な力を持つ一族、というのは昔から繰り返しマンガや小説の題材になってきました。ただ、その不思議な能力が、あまりにも凄すぎると、かえって物語としては、つまらなくなる気がします。
また「常野物語」の中に出てくる『つむじ足』とか『遠耳』は、あまりにも能力がストレートすぎなため少し興ざめ。
最初から突出した能力があるというより「ハンターハンター」の念能力者のように、もともと優れた素地はあったが、修行して優れた能力を取得するという方がおもしろい。特にセンリツのように、聴力のべらぼうに優れた能力者というのは、現実にもいそうだから、リアリティがあって、よけいに心惹かれます。
最近の「ハンターハンター」に出てくる念能力者は、あまりにも複雑で破壊力がありすぎるのでかえってつまらない。また、1人の人間が複数の能力を持っているのも、いいようで良くない気がします。
それにしても、この「常野一族」のおとなしいこと。不思議な能力を持ちながら、穏やかで知的で権力への志向を持たず、普通の人々の中に埋もれてひっそり暮らす常野一族。アクションシーンが無いのも物足りない。
常野一族の中にも異端児があらわれ、世界征服の野望を持ってくれると、がぜん少年マンガっぽくなるのだが。
この小説を読んで私は、ジャンプに連載中の「ハンターハンター」、萩尾望都の大昔のマンガ「ポーの一族」それから「ハリーポッター」を思い出しました。
不思議な力を持つ一族、というのは昔から繰り返しマンガや小説の題材になってきました。ただ、その不思議な能力が、あまりにも凄すぎると、かえって物語としては、つまらなくなる気がします。
また「常野物語」の中に出てくる『つむじ足』とか『遠耳』は、あまりにも能力がストレートすぎなため少し興ざめ。
最初から突出した能力があるというより「ハンターハンター」の念能力者のように、もともと優れた素地はあったが、修行して優れた能力を取得するという方がおもしろい。特にセンリツのように、聴力のべらぼうに優れた能力者というのは、現実にもいそうだから、リアリティがあって、よけいに心惹かれます。
最近の「ハンターハンター」に出てくる念能力者は、あまりにも複雑で破壊力がありすぎるのでかえってつまらない。また、1人の人間が複数の能力を持っているのも、いいようで良くない気がします。
それにしても、この「常野一族」のおとなしいこと。不思議な能力を持ちながら、穏やかで知的で権力への志向を持たず、普通の人々の中に埋もれてひっそり暮らす常野一族。アクションシーンが無いのも物足りない。
常野一族の中にも異端児があらわれ、世界征服の野望を持ってくれると、がぜん少年マンガっぽくなるのだが。