大好きな本・読んだ本
「八つ墓村」は何度も映画化、テレビドラマ化、マンガ化されているので、私もすっかり分かっているような気になっていましたが、そういえば読んでいなかった。
この事件の最後のしめくくりで、金田一耕介が「今度の事件では、ぼくに良い所は少しも無かった」と言う場面がありますが、本当にそう。というか、金田一さんが登場しなくても、話としては完結している。
金田一さん、何のためにいるの?って思います。
物語としては、「ABC殺人事件」と「Yの悲劇」を和風にして、もっと血みどろに、もっとむごたらしくした感じ。
横溝正史は、ディスクン・カーが大好きなようですが、よくわかります。
カーは、とても優れたホラー小説に無理やりトリックを押し込め、かえって出来を悪くしている気がしますが(失礼!)横溝正史は、無理な作為はせず、オカルト情緒たっぷりに仕上げています。
日本を代表するホラー小説だと思います。
「八つ墓村」は何度も映画化、テレビドラマ化、マンガ化されているので、私もすっかり分かっているような気になっていましたが、そういえば読んでいなかった。
この事件の最後のしめくくりで、金田一耕介が「今度の事件では、ぼくに良い所は少しも無かった」と言う場面がありますが、本当にそう。というか、金田一さんが登場しなくても、話としては完結している。
金田一さん、何のためにいるの?って思います。
物語としては、「ABC殺人事件」と「Yの悲劇」を和風にして、もっと血みどろに、もっとむごたらしくした感じ。
横溝正史は、ディスクン・カーが大好きなようですが、よくわかります。
カーは、とても優れたホラー小説に無理やりトリックを押し込め、かえって出来を悪くしている気がしますが(失礼!)横溝正史は、無理な作為はせず、オカルト情緒たっぷりに仕上げています。
日本を代表するホラー小説だと思います。