比較的初期の御手洗作品。四つの中篇が収められている。
「数字錠」 トリックよりも、なぜ御手洗と石岡がコーヒーを飲まず紅茶を飲むのかという理由が、これを読むと分かります。
「失踪する死者」 奇抜なトリックばかりに目が向くが、そもそもどうして常習犯罪者が、こんなリッチなお宅に招待されていたのか、それが不思議。
「紫電改研究保存会」 これを読めば、誰でもホームズの『赤毛同盟』を思い出すと思う。このカモになった男は新聞記者なのに、この話を読んだことないのか?!
でも登場人物がユーモラスで4作品の中では一番好みの作品。
そうだよ、くれてやりなよ。そんな物。
「ギリシャの犬」 うーん、あの暗号にはこういった意味があったのか。でも読者の中で、この暗号を解いた人がいるんだろうか?
最後に島田荘司は「新・御手洗潔の志」を後書きとして載せている。
御手洗潔を、テレビドラマの原作に欲しいと言われることが多いそうだ。ただ、島田荘司は、それをすべて断っている。その理由が書かれているが…よくわからんなぁ。彼の日本人論は。
日本人は、日本人は…って繰り返し何度も書いているが、どうして1億3千万人いる日本人を一括りにするんだろうか。
「数字錠」 トリックよりも、なぜ御手洗と石岡がコーヒーを飲まず紅茶を飲むのかという理由が、これを読むと分かります。
「失踪する死者」 奇抜なトリックばかりに目が向くが、そもそもどうして常習犯罪者が、こんなリッチなお宅に招待されていたのか、それが不思議。
「紫電改研究保存会」 これを読めば、誰でもホームズの『赤毛同盟』を思い出すと思う。このカモになった男は新聞記者なのに、この話を読んだことないのか?!
でも登場人物がユーモラスで4作品の中では一番好みの作品。
そうだよ、くれてやりなよ。そんな物。
「ギリシャの犬」 うーん、あの暗号にはこういった意味があったのか。でも読者の中で、この暗号を解いた人がいるんだろうか?
最後に島田荘司は「新・御手洗潔の志」を後書きとして載せている。
御手洗潔を、テレビドラマの原作に欲しいと言われることが多いそうだ。ただ、島田荘司は、それをすべて断っている。その理由が書かれているが…よくわからんなぁ。彼の日本人論は。
日本人は、日本人は…って繰り返し何度も書いているが、どうして1億3千万人いる日本人を一括りにするんだろうか。