ケイの読書日記

個人が書く書評

小松左京「お召し」

2011-01-02 13:41:06 | Weblog
 皆様、あけましておめでとうございます。

 年末年始、本当に忙しかったのでブログの更新がお留守になってしまいました。毎年、年始の挨拶に行く方だったので気楽でしたが、今年は元旦に我が家に親戚が集まる事になり、いままでサボっていた分、すごく大変でした。
 でも、なんとかクリアでき、今はホッとしています。

 今年は5日に一冊読んでブログ更新、というペースを守れるかビミョーな所ですね。
 我が家のメタボ猫にも登場してもらい、なんとか続けたいです。このブログ。



 今回の『お召し』は、前回ブログに載せた、有栖川有栖『望月周平の密かな旅』と並んで収録されていました。有栖川有栖が「他の作家の方の作品で好きなもの」として選んだのです。

 私ってそういえば、小松左京を1作品も読んだことないんだ。
 昔、小松左京原作の『日本沈没』という映画が大ヒットして、どの書店でも小松左京フェアをやっていた時も読んでいない。
 あまりブームになると、読む気が失せます。

 でも、この『お召し』は素晴らしく面白い短篇。さすが有栖川有栖が推薦するだけの事はある。
 こんな中年になってからではなく、小学校5・6年の時に読んだら、本当に衝撃を受けただろう。
 夏休みの、小学校高学年課題図書にしてほしいくらいの力作です。
コメント
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