歌野晶午「玉川上水」
黒田研二「水底の連鎖」
大倉崇裕「捜索者」
佳多山大地「この世でいちばん珍しい水死人」
綾辻行人「悪霊憑き」
有栖川有栖「桜川のオフェーリア」
これら6篇が収められたアンソロジー。
私が「川に死体のある風景」を思い浮かべると、ドブ川に浮かんだ腐乱死体になるが、皆さんがお書きになったのは、すごくきれいな水死体ですね。
特に美しいのは、有栖川有栖「桜川のオフェーリア」
信州の清流・桜川(架空の川)を流れ下る、美少女の水死体にまつわる謎。それを、江神部長と望月・織田・アリスが推理する。ちょうど『月光ゲーム』のすぐ後という設定なので、マリアはいない。
『月光ゲーム』は駄作、という人もいるけど、私はなかなか優れた青春小説だと思うなぁ。
作者の有栖川有栖と私は同世代なので、推理研の皆さんの学生生活が、懐かしい気がする。
他、黒田研二、大倉崇裕、佳多山大地は今回はじめて読んだけど、大家たちと比べて遜色ないと思う。
あまりなじみの無い作家の作品が読めるのが、アンソロジーのいいところだよね。
黒田研二「水底の連鎖」
大倉崇裕「捜索者」
佳多山大地「この世でいちばん珍しい水死人」
綾辻行人「悪霊憑き」
有栖川有栖「桜川のオフェーリア」
これら6篇が収められたアンソロジー。
私が「川に死体のある風景」を思い浮かべると、ドブ川に浮かんだ腐乱死体になるが、皆さんがお書きになったのは、すごくきれいな水死体ですね。
特に美しいのは、有栖川有栖「桜川のオフェーリア」
信州の清流・桜川(架空の川)を流れ下る、美少女の水死体にまつわる謎。それを、江神部長と望月・織田・アリスが推理する。ちょうど『月光ゲーム』のすぐ後という設定なので、マリアはいない。
『月光ゲーム』は駄作、という人もいるけど、私はなかなか優れた青春小説だと思うなぁ。
作者の有栖川有栖と私は同世代なので、推理研の皆さんの学生生活が、懐かしい気がする。
他、黒田研二、大倉崇裕、佳多山大地は今回はじめて読んだけど、大家たちと比べて遜色ないと思う。
あまりなじみの無い作家の作品が読めるのが、アンソロジーのいいところだよね。