「背の眼」というのは、比喩的な意味で使われているのかな?と思っていたら…そのままズバリ!!なんだ!
殺された子どもの眼が、人間の背中に現れ、心霊写真におさまる。しかも、その背中の主が、次々と自殺するという怪事件から、物語は始まります。
子どもが殺され首を切られた事件の後にも、次々と子どもが失踪しまだ見つかっていない。
天狗伝説が残るこの地方では、天狗にさらわれた、天狗の怒りに触れた、などと声をひそめて言う年寄りも多い。
うーん、これは推理小説ではなく、ホーラーサスペンスというジャンルらしいので、霊や怪奇現象が出てきても、一向に構わないが、ちょっとご都合主義すぎるんじゃないか?
そんなに都合よく霊能者がいたり、狐憑きが起こったりするだろうか?
それに…こういった山奥の過疎の村というのは、村人同士の一種の監視下にあり、誰にも気づかれず、次々と子どもをさらうという事は難しいと思う。誰かが見ていて、変な噂が広まるよ。かえって人が密集している大都会の方が、人さらいは容易だろう。
推理部分とホラー部分が、ちぐはぐな印象を受けた。
この小説で一番怖いと思ったのは「東海道五十三次・沼津」の挿絵だね。これは怖い。このホラー小説を読みながらだから、よけい怖い。
紅い天狗の面を背負っている白装束の男。わーわーわーわー!!
殺された子どもの眼が、人間の背中に現れ、心霊写真におさまる。しかも、その背中の主が、次々と自殺するという怪事件から、物語は始まります。
子どもが殺され首を切られた事件の後にも、次々と子どもが失踪しまだ見つかっていない。
天狗伝説が残るこの地方では、天狗にさらわれた、天狗の怒りに触れた、などと声をひそめて言う年寄りも多い。
うーん、これは推理小説ではなく、ホーラーサスペンスというジャンルらしいので、霊や怪奇現象が出てきても、一向に構わないが、ちょっとご都合主義すぎるんじゃないか?
そんなに都合よく霊能者がいたり、狐憑きが起こったりするだろうか?
それに…こういった山奥の過疎の村というのは、村人同士の一種の監視下にあり、誰にも気づかれず、次々と子どもをさらうという事は難しいと思う。誰かが見ていて、変な噂が広まるよ。かえって人が密集している大都会の方が、人さらいは容易だろう。
推理部分とホラー部分が、ちぐはぐな印象を受けた。
この小説で一番怖いと思ったのは「東海道五十三次・沼津」の挿絵だね。これは怖い。このホラー小説を読みながらだから、よけい怖い。
紅い天狗の面を背負っている白装束の男。わーわーわーわー!!
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