ケイの読書日記

個人が書く書評

岸本葉子  「そこそこ」でいきましょう

2013-03-12 11:24:36 | Weblog
 私も「そこそこ」でいってます。
 岸本さんが、あちこち(新聞・雑誌・小冊子etc)で書いたエッセイを加筆修正し、構成したエッセイ集。

 先日読んだ『買わずにいられる?』は、そこはかとない面白みがあって楽しく読めたが、今回のは1編が短いせいか、岸本さん独特のユーモアがあまり感じられなかった。
 まあ、初出が「朝日新聞」「原子力文化」「東京新聞」「共同通信」「NHK俳句」といったお堅い所ばかりなので、彼女の持ち味が発揮されなかったのかも。

 岸本さんの俳句への傾倒ぶりは、なかなかのもの。
 吟行にも参加している。吟行というと、名所・旧跡・寺や神社と思っていたら、秋葉原に吟行している。吟行か…いいな。自分が風流人になったみたい。
 
 俳句かぁ…興味が無い訳じゃないけど、まだそこまで枯れてないな。
 「ちびまるこちゃん」たまに出てくる「友蔵こころの俳句」なんていいと思うが、あれは俳句というより川柳ですよね。


 川柳で有名なのは、大手生命保険会社の主催する「サラリーマン川柳」 
 今は「シルバー川柳」「女子会川柳」なんてのもあるらしい。
 「女子会川柳」か…。どんな句が載ってるんだろ。私も、出版業界を応援するため、買ってみるか。
コメント (4)
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