ケイの読書日記

個人が書く書評

「働こうとしない人たち」を読んで

2005-07-12 18:13:14 | Weblog
大好きな本・読んだ本

 この本を読んだ後、このテーマサロンへ載せようかどうか、本当に迷いました。だってタイトルがものすごい攻撃的。タイトルだけ見て気を悪くする人もいるんじゃないかと。
 でも内容はおだやか。拍子抜けするぐらい。

 矢幡 洋というカウンセラーが書いている本。「拒絶性と自己愛性」というサブタイトルがついている。色いろな事例が載っているが、こういう本を読んでいつも感じること、大金払って、カウンセリングを受けなきゃならないほどの症例だろうか。拒絶性パーソナリティを持った人、自己愛性パーソナリティを持った人、世の中にどっさりいる。これらの人がカウンセリングを受けだしたら、全人口の10%カウンセラーになっても、おっつかないんじゃないか。

 こういう本を読んで、「私もカウンセラーをめざそう」という人がいたらごめんなさい。私、カウンセラーって無力だなあ、つくづく感じました。
コメント
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