心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

そこは寂しさに満ちていた

2024年01月09日 | 雑感・愚見

 

2004年 マレーシアで緊急通報用の電話番号、

999の調査が行われました。

 

年間、67万件の通報の内、本物の通報は2%。

残る98%の大半は、電話口に出る女性職員との

お喋りが目的だった。

 

 

自分にとって魅力的な声の持主が

必ずしもビジュアルも同様に好みとは限らないですが、

声質や話し方には、その人の性格が表れていたりします。

 

上のような緊急避難用のオペレーターなんかは

オペレーターとして訓練されているので

日常と同じとは限らないと思うんですけど

優しく柔らかい口調を聞くと癒されるんでしょうね。

 

まあオペレーターの女性職員とお喋りしたいと

電話しているほとんどの男性も魅惑的な声から

想像した理想の女性とのやり取りを

少しの時間楽しめればと思っているのでしょうけど………

 

緊急通報に待機している女性職員とお喋りをして

楽しむ位良いだろうと軽く考えている人達もいれば、

かなり深刻な状態で話を聞いてもらう人もいるかもですが、

そうだとしても電話する場所が違うっしょ。

 

具合の悪いパソコンのことを相談するために

寿司屋に電話するかって話ですよね。

 

それによって緊急通報が混雑することで

真に必要な人と繋がらないようなことが起きて

命が失われることもあるって考えが及ばないのかなあ。

 

犯罪で逮捕されることはないのかもしれませんが、

かなり罪深いことをしていると思うんですよね。

 

しかし67万件の通報の内98%がお喋り目的って

マレーシアの人口が、約3300万人だそうなので

 人口約4倍の日本で同じようなことが同じ比率で起きたら

日本の民度はどこいったって世間を賑わして大変です。

でも同じ人間なのでアクションは起こしてないけど

心の中は大差ないのかも。どうなんでしょうね。

 

街に溢れている人達を見ると

皆幸せそうで、自分だけが孤独で寂しい。

なんて思ったりする人もいるかも知れませんが、

それって案外と間違っているかもね。

 

 

 

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