心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

免罪符

2011年07月17日 | 感情




コツコツとまじめに商売をして

やっとためたお金を泥棒が盗んでいった。

こんな理不尽なことが許されるだろうか、

私は被害者だ。



そして、

賞味期限を書き換えて販売して取り戻す。



上司が気に食わない。

だから、仕事を真面目にする気になれない。

だから、いい加減に仕事をしてやった。



私が勝手にあなたのカードで

100万円の買い物をしたのは、

休みの日くらい家のことを手伝ってと

いくら頼んでも満足にしてくれないからよ。



私が食器を投げつけたのは、

注文した料理が俺が思ったような時間で提供されなかったからだ。

お前が怪我をしたのは自業自得だ。



これからも誰かれ構わずに喧嘩を吹っ掛けたり、

人を文句を言ったり罵倒してやる。

何故なら、私の両親はあまりに酷い両親だったからだ。



生きていると自分が望んでないことが起きたり、

想定外のことがおきたりします。

いや、実は思い通りに事が運んだりすることの方が

少ないものです。



その時、苦しいし、悲しいし、悔しさにまみれたり、

あまりにも理不尽過ぎてそれらを受け止めきれなかったりすることも

あるかもしれません。



だからと言って、

それを理由に何をしても良いはずはなく、

被害者の立場から加害者の立場へ変わった時、

いくら免罪符を振りかざしてたとしても何の意味もありません。



何で俺になんだ。何故、こんなことが。

ふざけるな。絶対認めないぞ。

では、苦しさや悲しさ、悔しさや怒りが

延々と続くことになりかねません。



自分だからではなく形は違えど誰にもあることと真に理解し、

苦しさや悲しみ、悔しさをジッとそのまま感じていると、

それは自然と去っていったりします。



大きく息を吸って、吐いて、

そう、今が踏ん張りどころです。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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