2007年 アメリカのニューヨークの裁判所で
裁判中に携帯電話が鳴り響きました。
これに激怒度した裁判官は、
携帯電話の持主に名乗り出ることを求めたが、
誰も名乗り出なかったので
法廷内にいた46人全員を拘置所に放り込みました。
調査委員会は、この裁判官の態度について
『狂気』と判断して免職にしました。
裁判官が、明かにルール違反をした者に対して
ゆる~い対応をすることなく
断固として厳しい態度を示したことについて
私としては理解できますし、
調査委員会が裁判官の態度に対して
やりすぎだとの判断をして免職に処したことにも
理解出来るんですよね。
虐めで自殺にまで追い込んだ加害者を護るかのように
「加害者には将来が有るんですよ。」なんて言ってのけた
学校関係者がいたように記憶していますが、
あの人、仮に自分の家族が強盗犯に惨殺されて
犯人には将来があるんですよ。って言ってのけたら
まあぶっ飛んだ価値観と言うのか、
私とは絶対に相容れない価値観の持主となるのですが
まあそんなことは絶対に言わないでしょう。
なのであれはさすがに酷すぎるので、
言葉足らずだったか、マスコミの切り抜きか、
何かだったと思いたいところです。
政治の世界でも
色々と漏れ伝わり見聞きする情報の断片から
なんか全部がゆる~く感じている今日この頃、
人間なんだもの。正しいと思ってやった結果、
宜しくない事柄が目立ってきて
結局は失敗であったこともあるでしょうから
その時は、修正や廃止を決断すればいいと思うのですが、
それをやらない。決断しない。
あれは私の責任じゃないからって感じなのか、
仲間の顔を立てているのかどうなのか分からんけど、
顔を立てるのは仲間じゃなくて国民じゃないのって
感じてしまうことが多々あるのが悲しい。
これは誰もが悪者になることを恐れて
避けているかのような印象を受けています。
上のニューヨークの裁判官がやっちゃったことは
さすがに感情優位からのやり過ぎ感がありますから
何らかの処罰を受けても致し方ないとは思いますが、
免職ってのは厳し過ぎるような………
もしかしたらこの裁判官は、
これまでにも同じようなことを
何度となくしていたのかも知れませんね。