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新しいギフトスタイル?ベビーシューズ

2006-09-10 20:58:06 | ライフスタイル
先週6日、お生まれになった秋篠宮家の男のお子さんとお母様の紀子様のお見舞いに、天皇陛下と美智子皇后が入院先の病院にいかれたと、ニュースであった。
お見舞いに伺われた美智子皇后の手には、白いベビーシューズがあった。

欧州などでは、出産の贈り物として「銀のベビースプーン」や「ベビーシューズ」を贈るのが、習わしだといわれいる。
最近では「銀のベビースプーン」を贈るのは、だいぶ一般的になってきているようだが「ベビーシューズ」というのは、まだまだという印象があった。
そこに、今日の美智子皇后の「ベビーシューズ」の贈り物だ。
もしかしたら、これをきっかけに「出産祝いのギフト」として、定着するかも知れない。

実は、私も過去何度も「銀のベビースプーン」を贈ったことがある。
欧州の古くからある言い伝え「銀の匙を咥えた子供は、幸せになる」ということで、女のお子さんの時には「銀のベビースプーン」を贈っていたのだ。
そして、男のお子さんの時には「シッカリ自分の足で立って、未来を切り開いて欲しい」という願いを込めて、「ベビーシューズ」と決めていたのだが・・・なぜか私の周囲では、女の子ばかり誕生していて贈るチャンスがなかった。

出産祝いの贈り物と言っても、その時々の流行がある。
グッチやセリーヌなどのベビーシューズを出産祝いとして贈るというのは、数年前から(「クラッシー」「ミス(旧ミス家庭画報)」等)の女性ファッション雑誌で、紹介されていた。
実際履いて歩くことが出来ない「ベビーシューズ」には、実用性ではなく「願い」が込めれれている。
古今東西の良き願いをカタチにした、贈り物は上手に活用したい。
それが「贈り物上手」の第一歩なのかも知れない。