久しぶりに、美術を学ぶ若い知人にあった。
どうやら先月から今月10日過ぎまで、新潟県妻有という地域で行われていた「越後妻有トリエンナーレ」のボランティア「こへび隊」に参加していたようだ。
「トリエンナーレ」という言葉に引っかかって、現在発売のVOGUE NIPPONのアート頁を見直してみた。
ちょうど、掲載されていた美術祭がこの「越後妻有トリエンナーレ」の記事だったのだ。
他にも、アーティスト・奈良美智さんが青森の弘前・吉井酒造煉瓦倉庫でやっている美術展・AtoZの記事が掲載されている。
題して「ヒーリングアートの旅」。
確かに、「越後妻有トリエンナーレ」も奈良美智さんの「AtoZ」も、東京などの大都市での開催ではない。
むしろ、妻有や弘前といったところなければ開催できない「アート空間」なのだ。
「こへび隊」として参加していた友人から話を聞いてみると、欧州から参加しているアーティースト達からは「ベネチア・ビエンナーレよりも面白い!また参加したい」と、高い評価を受けているようだ。
それだけではなく、開催期間中にはフランス大使館関係者も観に来ていた、という。
日本では殆ど話題になっていないのに、フランスのほうが興味があるということなのか?
日本でのアート等の情報発信は、東京偏重のような気がする。
でも、東京発信の新しいアートというのは欧米の美術館から借り出した、有名な美術作品を中心とした内容のものが殆どなのではないだろうか?
3年程前、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションで話題になったアーティスト・村上隆が最初に注目を浴びたのは、ニューヨークだった。
そうやって考えてみると、東京という最先端の情報発信地は、アートという分野に限っていれば、とても保守的なのかもしれない。
そして、欧州のアーティスト達は、日本の田舎に注目しているようだ。
日本の田舎=アバンギャルドなアート発信地・・・そうやって考えると、どこか愉快な気がする。
どうやら先月から今月10日過ぎまで、新潟県妻有という地域で行われていた「越後妻有トリエンナーレ」のボランティア「こへび隊」に参加していたようだ。
「トリエンナーレ」という言葉に引っかかって、現在発売のVOGUE NIPPONのアート頁を見直してみた。
ちょうど、掲載されていた美術祭がこの「越後妻有トリエンナーレ」の記事だったのだ。
他にも、アーティスト・奈良美智さんが青森の弘前・吉井酒造煉瓦倉庫でやっている美術展・AtoZの記事が掲載されている。
題して「ヒーリングアートの旅」。
確かに、「越後妻有トリエンナーレ」も奈良美智さんの「AtoZ」も、東京などの大都市での開催ではない。
むしろ、妻有や弘前といったところなければ開催できない「アート空間」なのだ。
「こへび隊」として参加していた友人から話を聞いてみると、欧州から参加しているアーティースト達からは「ベネチア・ビエンナーレよりも面白い!また参加したい」と、高い評価を受けているようだ。
それだけではなく、開催期間中にはフランス大使館関係者も観に来ていた、という。
日本では殆ど話題になっていないのに、フランスのほうが興味があるということなのか?
日本でのアート等の情報発信は、東京偏重のような気がする。
でも、東京発信の新しいアートというのは欧米の美術館から借り出した、有名な美術作品を中心とした内容のものが殆どなのではないだろうか?
3年程前、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションで話題になったアーティスト・村上隆が最初に注目を浴びたのは、ニューヨークだった。
そうやって考えてみると、東京という最先端の情報発信地は、アートという分野に限っていれば、とても保守的なのかもしれない。
そして、欧州のアーティスト達は、日本の田舎に注目しているようだ。
日本の田舎=アバンギャルドなアート発信地・・・そうやって考えると、どこか愉快な気がする。