日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

地方に注目

2006-09-23 21:05:21 | アラカルト
朝日新聞のasahi.comに非常持出袋は秋田の郷土色満載 インスタント食品8点という記事が、掲載されていた。

「非常持出袋」といえば、カンパンなど全国どこも同じ内容なのではないだろうか?
地震などの震災があると、避難所での食事が問題となる。
「おにぎり」や「パン」といった冷たい食事が多くなり、避難所生活が長くなればなるほど、「食事の楽しみ」がなくなり、食欲減退などが問題となってくるといわれている。
おそらく、そんな時「地元の伝統食」が出されれば、避難所で生活している人も「食の楽しみ」となるだろう。
その意味で、今回の「郷土料理満載非常持出袋」は、画期的というか今までなかったのが不思議なくらいだ。
これがきっかけとなって、全国各地に「郷土料理満載非常持出袋」が、登場するかも知れない。

「郷土料理がある」ということは、それだけ豊かな食文化があるということにもなる。
コンビニエンスストアーなども、徐々に「郷土色」を打ち出したお弁当を販売しはじめている。
全国均一がウリのファーストフードとは、違った生活者へのアプローチだ。
これから先、ファミリーレストランなどでも「郷土食」をもっと打ち出したメニューが、増えてくるかも知れない。

アートにしても、世界に向けて情報を発信することに熱心なのは、地方のようだ。
費用などの面での不安があるが、「文化」という「生活の豊かさ」は都会よりも地方にあるのかも知れない。

飲酒運転取締

2006-09-23 00:57:18 | 徒然
今日、友人と食事をしお店を出たら警察官がズラリ!
一体何事か?と思ったら、飲酒運転の取り締まりでした。
今日食事をした場所は、名古屋の「錦三丁目」と呼ばれる繁華街ではなく、かつて賑わっていた飲食店街。
自動車自体、一方通行ということもアリ、あまり走っているような場所ではないのだが・・・。
これも、今社会的問題になっている「飲酒運転」対策、ということなのだろう。

そう言えば、先日「飲酒運転検挙件数」というのが、新聞に発表されていた。
そして、堂々の1位は名古屋だった。
事故を起こしてニュースにはならないが、実態としては多いということなのだろう。

ところで、外食を殆どしないこともあり「飲酒運転取締現場」というモノを、初めて見た。
車1台1台を止め、運転者に息を吹きかけてもらう警察官の姿を見て、「大変だな~」というのが素直な感想だ。
てっきり、最初から検知器を使って取締をしている、と思ったのだ。
アルコールの含まれた息を吹きかけられるのも苦痛だろうが、いわゆる口臭に問題のある人の息もあることを考えると、「苦行」という言葉を思い浮かべてしまった。
IT万能時代に、ローテックな気もするのだが、最初の確認作業ということなのだろう。
安全の為だけではなく、息を吹きかけられる警察官の方のためにも、早く、飲酒運転防止の為のシステムを自動車メーカーにお願いしたい、と感じた瞬間でもあった。

そんな警察官の脇を、したたかに酔っ払ったオジサンが、大声をあげながら千鳥足で帰っていく姿は、なんとも・・・。