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40代男性、眉毛を整えている割合はどのくらい?

2012-01-08 10:18:13 | アラカルト
大晦日の夜、出頭してきた元オウム真理教幹部・平田信容疑者の逮捕時の写真が公開された。
この写真を見て思ったことが、今日のテーマだ。

平田容疑者の手配写真で一番印象に残るのが、いわゆる「げじげじ眉」と呼ばれる、太い眉毛だ。
その太い眉毛をキレイに整え、今時の若者風の「細眉」にしていた。
拙ブログに来られる男性諸氏の中で、40代半ばの方のうち一体どのくらいの人が「眉毛を整えているのだろう?」と、疑問に思ったのだ。
というのも、「眉毛」というのは顔の中では決して大きなパーツではないにもかかわらず、眉の形を変えると顔全体の印象が大きく変わる部分だからだ。

そのため、女性の化粧道具の中には「眉(描き)プレート」なるものもあるし、一時女性の間で「落ちない眉」と話題になった「アートメイク」の一種である「眉の刺青」などもある。
それだけではなく、「眉」そのものが「時代を映す鏡」のような言われ方もされてきた。
たとえば、グレタ・ガルボのような細いアーチ形の眉が流行した後には、イングリッド・バーグマンのような自然なやや太い眉が流行した。
最近では、女子高校生の超ミニ丈の制服のスカートにルーズソックス、茶髪にフルメイクが流行っていた頃、彼女たちは細系の眉だった。
いわゆる「アムラー」が流行した頃だ。
お化粧をしていないと、眉そのものが無いため地下街のトイレなどでビックリすることも、たびたび経験した。
その後、宮崎あおいさんや蒼井優さんなど、いわゆる「森ガール」(と言っても、何を持って「森ガール」と呼ぶのかは不明)が注目されるようになると、眉も彼女たちのようなナチュラル系へと変わっていった。

このように、「女性の眉」は時代のファッションや注目される女優さんたちの影響を受け、変化し続けてきている。
一方、男性が眉を整えるのが一般的になってきたのは、ここ数年なのではなのでは?
私がはじめて「オヤ?!」と思ったのは、高校野球に出場して話題になった選手たちが、メディアに露出するたびに眉が異様に細くなり「なんか変?」と感じたことがあったから。
私にとって、男子の細眉というのはヤンキーな高校生というイメージがあったため、どうしても高校球児と細眉が結びつかなかったのだ。

しかしそれも時代の変化と考えれば、そうなのだろう。
だが、それはあくまでもそのようなファッションや雑誌などの影響を受けた世代でのこと。
そのような影響を受けたとは思えない、平田容疑者が細眉にしていたことに、逆に驚いたのだった。
とすれば、今の40代半ばの男性諸氏のうち、どれほどの人たちが眉毛の手入れをし、細眉にしているのだろう?
そしてその目的はなんだろうか?と、気になったのだった。

眉毛の存在は小さくとも、その与える印象の大きさを考えると、「眉のカタチを変える」というのは、立派な変装という気もしないでもないのだ。