情報発信の中心が東京に偏りがちなのは、ある程度し方のないことなのかもしれない。
実際、企業の本社が一番たくさんあるのは、東京だろう。
メディアでも、キー局と呼ばれる放送局は東京の放送局。
新聞なども、基本的には同じだと思う。
もちろん、新聞各社には「大阪本社」とか「名古屋本社」と言う名前が付いてはいるが、その実大阪の一面と東京の一面が違う、というコトは余り無いのでは?と、思っている。
そのためか?なんとなく「東京スタンダード=日本スタンダード」と言うイメージを持っている海外の方は多いだろうし、私たち日本人ですら、なんとなくそんな気がしているのでは?
そんな視点で見ていると、つい見逃してしまうことがある。
例えば今日の産経新聞に掲載されている、「近畿のお菓子メーカーは元気」と言う記事。
「近畿のお菓子メーカーは元気 8割が黒字」
この記事を読むと、創業10年未満の企業の頑張りが目立つようだ。
確かにここ数年人気となっている、ロールケーキ「堂島ロール」を製造販売しているモンシュシュやバームクーヘンの「マダムブリュレ」のマダムシンコは大阪、同じくバームクーヘンで人気を博している「クラブハリエ」は、滋賀の和菓子店「たねや」が展開をしている。
もちろん神戸にも、美味しいと全国的に評判の高いお店は、いくつもあるはずだ。
洋菓子を中心にピックアップしているが、おそらく私の知らない美味しい和菓子店もあるはずだ。
そんな美味しい洋菓子にピッタリ合うのは、やはりコーヒーなのでは無いだろうか?
スターバックスよりも美味しいコーヒーといえば、マックのコーヒーというコトになるのかも知れないのだが、日本で唯一イタリアの「カフェカリアーリ」のコーヒー豆を扱っている会社が、島根県大田市にある。
面白いことに島根県には、世界バリスタコンテストで準優勝をした門脇洋之さんのお店「カフェロッソ」もある。
島根県民が特段珈琲好きだとは思えないのだが、不思議なことに、このような特徴的なお店や企業がある。
そして記事にもあるように、時代感というものを上手に取り入れると言う感性が、企業を伸ばしているようだ。
例えば、安来にある「カフェロッソ」さんの場合、今年に入りカフェ=飲食中心からコーヒー豆販売中心へと業態の切り替えをしている。
以前行った時は県外ナンバーの車が数多く駐車していて、お決まりの食前の写真撮りをするお客さんがいっぱいいらっしゃった。
どうやら、そんな状況に危機感を覚えたのか?儲かっていたであろうカフェを縮小し、ビーン販売中心としたのだろう。
一時的儲けではなく、自分らしさを維持するための業態切り替えだったようだ。
おそらく、近畿のお菓子メーカーさんの多くも、自分らしさを残しつつ時代の変化を取り込む力と、関西ならではの発信力があるのかもしれない。
地方にある個性的な企業が、日本を元気にしていくのかも知れない。
実際、企業の本社が一番たくさんあるのは、東京だろう。
メディアでも、キー局と呼ばれる放送局は東京の放送局。
新聞なども、基本的には同じだと思う。
もちろん、新聞各社には「大阪本社」とか「名古屋本社」と言う名前が付いてはいるが、その実大阪の一面と東京の一面が違う、というコトは余り無いのでは?と、思っている。
そのためか?なんとなく「東京スタンダード=日本スタンダード」と言うイメージを持っている海外の方は多いだろうし、私たち日本人ですら、なんとなくそんな気がしているのでは?
そんな視点で見ていると、つい見逃してしまうことがある。
例えば今日の産経新聞に掲載されている、「近畿のお菓子メーカーは元気」と言う記事。
「近畿のお菓子メーカーは元気 8割が黒字」
この記事を読むと、創業10年未満の企業の頑張りが目立つようだ。
確かにここ数年人気となっている、ロールケーキ「堂島ロール」を製造販売しているモンシュシュやバームクーヘンの「マダムブリュレ」のマダムシンコは大阪、同じくバームクーヘンで人気を博している「クラブハリエ」は、滋賀の和菓子店「たねや」が展開をしている。
もちろん神戸にも、美味しいと全国的に評判の高いお店は、いくつもあるはずだ。
洋菓子を中心にピックアップしているが、おそらく私の知らない美味しい和菓子店もあるはずだ。
そんな美味しい洋菓子にピッタリ合うのは、やはりコーヒーなのでは無いだろうか?
スターバックスよりも美味しいコーヒーといえば、マックのコーヒーというコトになるのかも知れないのだが、日本で唯一イタリアの「カフェカリアーリ」のコーヒー豆を扱っている会社が、島根県大田市にある。
面白いことに島根県には、世界バリスタコンテストで準優勝をした門脇洋之さんのお店「カフェロッソ」もある。
島根県民が特段珈琲好きだとは思えないのだが、不思議なことに、このような特徴的なお店や企業がある。
そして記事にもあるように、時代感というものを上手に取り入れると言う感性が、企業を伸ばしているようだ。
例えば、安来にある「カフェロッソ」さんの場合、今年に入りカフェ=飲食中心からコーヒー豆販売中心へと業態の切り替えをしている。
以前行った時は県外ナンバーの車が数多く駐車していて、お決まりの食前の写真撮りをするお客さんがいっぱいいらっしゃった。
どうやら、そんな状況に危機感を覚えたのか?儲かっていたであろうカフェを縮小し、ビーン販売中心としたのだろう。
一時的儲けではなく、自分らしさを維持するための業態切り替えだったようだ。
おそらく、近畿のお菓子メーカーさんの多くも、自分らしさを残しつつ時代の変化を取り込む力と、関西ならではの発信力があるのかもしれない。
地方にある個性的な企業が、日本を元気にしていくのかも知れない。