AUが新しく始めたサービスに、「AUスマートパス」という、月額390円でアプリケーション取り放題というものがある。
有料アプリケーションを、たくさんダウンロードするスマートフォンユーザーにとっては、メリットが高いのかもしれない。
ただ、「アプリケーション取り放題」でどんなメリットがユーザーにあるのだろう?と、考えてしまうのだ。
例えば、道案内のナビゲーションなどは、複数ある必要は無いだろう。
辞書などのアプリケーションは、高額だと聞くので390円でダウンロードできるのであれば、嬉しいかも知れないが、それも同じ内容のモノを複数ダウンロードする必要は無い。
とすれば「ゲームなどのアプリケーションを、ダウンロードする」というくらいしか、思い浮かばないのだ。
ゲームのアプリケーションを頻繁ににダウンロードするヘビーユーザーは、世間では一体どのくらいいるのだろう?
そうやって考えると、月額390円出してアプリケーションをダウンロードし放題、の魅力が分からなくなってくるのだ。
なんとなくだが、このようなサービスを受けるユーザーの多くは「とりあえず」という感覚で、ダウンロードをするのではないだろうか?
しかし残念なことに、スマートフォンにもメモリ容量というものがある。
「とりあえずダウンロード」をしていくと、メモリの容量が少なくなり、結果としてダウンロード→削除→ダウンロードの繰り返しというコトになっていくのでは?
私のような面倒臭がりにとっては、アプリケーションの管理をするのが、煩わしいように思えてならない。
何より、今年に入ってからAUやdocomoの通信障害の原因の一つが、スマートフォンの普及に対応できていない、というコトにある。
もちろん、AUも通信障害解消のために様々な対応をしていると思うのだが、このようなサービスを提供する前に、通信障害を無くすことの方が顧客サービスとしては先なのではないだろうか?
それでなくても新しく振り当てられた周波数帯「プラチナバンド」を獲得したのは、ライバル企業であるソフトバンクなのだ。
ソフトバンクはそれだけではなく、不要となったNHKの地上波の電波塔を一括購入することで、通信障害対策を着実に進めている。
一方、docomoは「プラチナバンド」は獲得できなかったが、クロッシイという高速通信サービスを始めている(ただ、docomoは先日有機野菜などの宅配事業者「らでぃっしゅぼーや」を子会社化するなど、訳の分からない部分もあるが・・・)。
アプリケーション取り放題で、ユーザー離れを防ぐということは十分わかるのだが、本当にユーザーが求めているサービスなのだろうか?
AUが新しく打ち出した「選ぶ自由」というコンセプトを考えれば、分からない戦略ではないが、利用する企業を「選ぶ自由」があるのはAUではなく、ユーザー側にあるはずなのだ。
なんとなく、一見メリットが高そうなサービスでも、本当は企業エゴのサービスという気がするのは、私がノン・スマートフォンユーザーだからだろうか?
有料アプリケーションを、たくさんダウンロードするスマートフォンユーザーにとっては、メリットが高いのかもしれない。
ただ、「アプリケーション取り放題」でどんなメリットがユーザーにあるのだろう?と、考えてしまうのだ。
例えば、道案内のナビゲーションなどは、複数ある必要は無いだろう。
辞書などのアプリケーションは、高額だと聞くので390円でダウンロードできるのであれば、嬉しいかも知れないが、それも同じ内容のモノを複数ダウンロードする必要は無い。
とすれば「ゲームなどのアプリケーションを、ダウンロードする」というくらいしか、思い浮かばないのだ。
ゲームのアプリケーションを頻繁ににダウンロードするヘビーユーザーは、世間では一体どのくらいいるのだろう?
そうやって考えると、月額390円出してアプリケーションをダウンロードし放題、の魅力が分からなくなってくるのだ。
なんとなくだが、このようなサービスを受けるユーザーの多くは「とりあえず」という感覚で、ダウンロードをするのではないだろうか?
しかし残念なことに、スマートフォンにもメモリ容量というものがある。
「とりあえずダウンロード」をしていくと、メモリの容量が少なくなり、結果としてダウンロード→削除→ダウンロードの繰り返しというコトになっていくのでは?
私のような面倒臭がりにとっては、アプリケーションの管理をするのが、煩わしいように思えてならない。
何より、今年に入ってからAUやdocomoの通信障害の原因の一つが、スマートフォンの普及に対応できていない、というコトにある。
もちろん、AUも通信障害解消のために様々な対応をしていると思うのだが、このようなサービスを提供する前に、通信障害を無くすことの方が顧客サービスとしては先なのではないだろうか?
それでなくても新しく振り当てられた周波数帯「プラチナバンド」を獲得したのは、ライバル企業であるソフトバンクなのだ。
ソフトバンクはそれだけではなく、不要となったNHKの地上波の電波塔を一括購入することで、通信障害対策を着実に進めている。
一方、docomoは「プラチナバンド」は獲得できなかったが、クロッシイという高速通信サービスを始めている(ただ、docomoは先日有機野菜などの宅配事業者「らでぃっしゅぼーや」を子会社化するなど、訳の分からない部分もあるが・・・)。
アプリケーション取り放題で、ユーザー離れを防ぐということは十分わかるのだが、本当にユーザーが求めているサービスなのだろうか?
AUが新しく打ち出した「選ぶ自由」というコンセプトを考えれば、分からない戦略ではないが、利用する企業を「選ぶ自由」があるのはAUではなく、ユーザー側にあるはずなのだ。
なんとなく、一見メリットが高そうなサービスでも、本当は企業エゴのサービスという気がするのは、私がノン・スマートフォンユーザーだからだろうか?