野球の日本シリーズで、「北海道日本ハムファイターズ」が優勝した。
北海道のみなさま、おめでとうございました。
本来なら「ファイターズファンのみなさま」なのでしょうけど、あえて「北海道のみなさま」と言いたい。
昨年、日本一になったのは「千葉ロッテマリーンズ」だった。
記憶間違いでなければ、マリーンズの応援には「鳴り物」と呼ばれるラッパなどの応援が禁止されていたと思う。
だから、マリーンズファンは球場で精一杯の声を出し、球場が揺れんばかりの応援をしていたはずだ。
同じような風景が、今年の札幌で見ることが出来た。
今年パ・リーグのプレーオフに進出したのは、ファイターズ、ライオンズ、ホークスだった。
ライオンズの本拠地・所沢を地方と言っていいのか分からないが、いわゆる「地方」の球団が、ここ数年結果を出してきた。
そして、どの球団も地元にシッカリ根付いて、地元ファンの力強い後押しで「日本一」になっている。
セ・リーグのように、ある特定球団がリーグを引っ張るということがなかった分、全国人気で観客動員、ファンの拡大が出来なかった。
それが、パリーグの人気薄となったように長い間言われていたと思うのだが、それを打開する方策が、地元ファンをシッカリつくることだった。
むしろ、特定球団がリーグを引っ張ることがなかったことが、今のファイターズやホークス、マリーンズなどの人気に繋がっているように感じる。
一見地味で、即効性がないように思われる方法だが、その実とても強力で効果的な方法だったようだ。
スター選手を集めてつくられる全国規模の人気チームよりも、ファンというスタジアムの演出家と一緒になって創りあげる「スタジアム・ドラマ」の方が、今という時代にあっているのだろう。
もう一つ感じることがある。
それは、日本のスポーツの楽しみ方が変わり始めたかもしれない、ということだ。
以前、ある調査では「スポーツ観戦は好きだが、テレビ観戦が主」という人たちが70%以上あった。
それが、地方で野球やサッカーのようにプロスポーツや、ラグビーのトップリーグなど、日本でもトップクラスのスポーツが身近にみられるようになったことで、それまでスポーツそのものに縁がなかった人たちが、興味を持ち、スタジアムに足を運ぶようになったのだ。
下手な行政主導の「余暇提案」等よりも、遥かに経済的効果もあり、地方が元気になる要素がいっぱいあるハズだ。
スポーツの持つ力は、もっとイロイロなモノがあるように考える。
それが、地方を元気づけるのではないだろうか?
北海道のみなさま、おめでとうございました。
本来なら「ファイターズファンのみなさま」なのでしょうけど、あえて「北海道のみなさま」と言いたい。
昨年、日本一になったのは「千葉ロッテマリーンズ」だった。
記憶間違いでなければ、マリーンズの応援には「鳴り物」と呼ばれるラッパなどの応援が禁止されていたと思う。
だから、マリーンズファンは球場で精一杯の声を出し、球場が揺れんばかりの応援をしていたはずだ。
同じような風景が、今年の札幌で見ることが出来た。
今年パ・リーグのプレーオフに進出したのは、ファイターズ、ライオンズ、ホークスだった。
ライオンズの本拠地・所沢を地方と言っていいのか分からないが、いわゆる「地方」の球団が、ここ数年結果を出してきた。
そして、どの球団も地元にシッカリ根付いて、地元ファンの力強い後押しで「日本一」になっている。
セ・リーグのように、ある特定球団がリーグを引っ張るということがなかった分、全国人気で観客動員、ファンの拡大が出来なかった。
それが、パリーグの人気薄となったように長い間言われていたと思うのだが、それを打開する方策が、地元ファンをシッカリつくることだった。
むしろ、特定球団がリーグを引っ張ることがなかったことが、今のファイターズやホークス、マリーンズなどの人気に繋がっているように感じる。
一見地味で、即効性がないように思われる方法だが、その実とても強力で効果的な方法だったようだ。
スター選手を集めてつくられる全国規模の人気チームよりも、ファンというスタジアムの演出家と一緒になって創りあげる「スタジアム・ドラマ」の方が、今という時代にあっているのだろう。
もう一つ感じることがある。
それは、日本のスポーツの楽しみ方が変わり始めたかもしれない、ということだ。
以前、ある調査では「スポーツ観戦は好きだが、テレビ観戦が主」という人たちが70%以上あった。
それが、地方で野球やサッカーのようにプロスポーツや、ラグビーのトップリーグなど、日本でもトップクラスのスポーツが身近にみられるようになったことで、それまでスポーツそのものに縁がなかった人たちが、興味を持ち、スタジアムに足を運ぶようになったのだ。
下手な行政主導の「余暇提案」等よりも、遥かに経済的効果もあり、地方が元気になる要素がいっぱいあるハズだ。
スポーツの持つ力は、もっとイロイロなモノがあるように考える。
それが、地方を元気づけるのではないだろうか?
中日は凄くいいチームでしたが、残念ながらあの勢いを止める事は出来なかったですね。地元の方はさぞ落胆されておられるのでは…と思います。
確かに日ハムの成功というのは新しいプロ野球チームのあり方を示してくれたのでは?と思います。
私の地元は広島になるのですが、同じ地方球団でも北海道と比較するとチームのあり方は全く違っています。
某球団の放映権におんぶにだっこという考え方も多々あったのでは?と思えてならない部分もありましたが(すいません、球団批判という訳ではないのですが…)同じ地方球団としてのあり方をホークスやファイターズやマリーンズが示してくれたのでは?と思っております。
全てを真似すれば良い訳ではもちろんありませんが、ファンの野球への見識が変わった以上、時代に合わせてファンを獲得していく取り組みが必要なのでしょうね。
放映権という既得権益がアテに出来なくなった今、カープのように今まで一球団におんぶにだっこで利益をあげていた地方球団がどういう取り組みをしていくのか、また私自身カープファンとしてどのような取り組みをしていくべきなのか、今はその岐路に立っているところだと思います。
最悪なのは、時代の変化を直視せず、チーム強化やファンサービス強化などの改善策さえ打てばなんとかなるというような、間違ったことを正しくやろうとする事ですが、そうならないよう願っています。
すいません、少し話の視点が逸れているかも知れませんね…コメントが不適切と思われましたら削除願います。