今日所用で出かけたとき、いきなり「青い看板」が目に飛び込んできた。
以前駐車場だったところを、整地して新しい建物を建てているのだ。
その建物に上がっていた看板が「青い看板」だったのだ。
ただ、一瞬「あれ?お店を移転させるのかな?」と思って、よくよく見たら違う会社。
私が見ていたのは、紳士服店の「青山」の看板だったのだ。
そして「移転?」と思ったのは、紳士服店の「AOKI」。
「AOKI」の隣に「青山」が、新しい店舗を造っていたのだった。
私が一瞬勘違いをした理由は、お分かりだと思う。
どちらも、看板の色が「青」なのだ。
現在「AOKI」がある場所は、以前名古屋の地元の紳士服店「トリイ」があった場所だ。
その「トリイ」が、「AOKI」に吸収されるカタチで、現在の店舗が「AOKI」になった、という経過がある。
その意味では、現在の「AOKI」店舗そのものは、随分(たぶん20年位前から)あり、大学生協と提携をしていることもあり、就活時期になると学生さんたちで賑わっているようだ。
また週末になると、若いサラリーマンと思しき人の姿を見ることもある。
その隣に、同じ業種の「青山」ができるのだ。
同業種が、隣同士というのはメリットもある。
いわゆる「相乗効果」のようなコトが、起きるコトがあるのだ。
一つの店舗では、お客様の集客が芳しくない場合、同業者が近隣に進出することで、商品を購入する人に対して「選択肢が増える」コトで、人が集まりやすくなる、という場合があるのだ。
実際、週末に入る紳士服店の折り込みチラシを眺めてみたのだが、比較的近い場所に同業者の店舗がある、という場合は少なくなかった。
もちろん、メリットばかりではない。
取り扱う商品が同じ(この場合は「紳士服」)なので、どちらの店舗の商品も似たり寄ったりになり、逆に「選択肢を狭める」という結果になるコトもある。
それだけではなく、店舗が違いがために集客のために「ディスカウント合戦」に陥り、人は集まるが収益が上がらない、というケースも出てくる。「共倒れ」ということだ。
「AOKI」も「青山」も、取り扱う商品はほぼ同じ。
価格帯もほぼ同じ・・・となると、果たして「相乗効果」となるのだろうか?
それとも「共倒れ」となってしまうのだろうか?
看板の色だけではなく、店舗の造りも似ている両社。
果たしてどうなるのだろう?
「青山」のオープン後、しばらく注意して見てみたい。
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