いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
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そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

サラバンド、咲きましたぁ~

2008年06月26日 | 想い出の引き出し
目を見張るような鮮やかな朱赤のバラ『サラバンド』が咲きましたぁ~ 感激です!
…というのも、このサラバンドというバラにはちょっとした思い入れがありまして・・・


バラは嫌いではないのですが、我が家には数本しか植えてありません。庭にたくさんの美しいバラを咲かせるには、それなりに大変ですものね。大きなバラの花が見事に咲いていたり、つるバラを上手に仕立てて咲かせている庭って、ほんとに素敵です。
でも我が家の庭はもともと雑草対策から始めた庭でなので、色々な宿根草たちが長い歳月を経て自由気ままに咲き乱れています。庭はこれといった統一性もなく、ただ32年も住んでいるとお花の種類だけはそれなりに増えてきました。春から晩秋まで、庭のどこかでなにかの花が咲いて四季を告げてくれます。特に早春、花が咲いたのを見ると心が弾んで嬉しいものですね。
そんな我が家の庭ですが、これでも結構気に入っています。


そして、我が家の憧れの庭はというと・・・
『ターシャ・チューダーの庭』です。先日亡くなられたことを知り、とても悲しい・・・


ターシャの庭はもちろん、生き方や暮らしも憧れです。ターシャの色々な本を眺めては、ため息をつくばかり。ターシャ・チューダー、本当に素晴らしい女性です。


…で、話はバラの花に戻りますが・・・
サラバンドは大好きなバラで、ずっと欲しかったバラです。昔から我が家の庭で長い間咲いていたバラなので、とっても懐かしいバラでもあります。


二十数年前に花屋さんで一目惚れして買ってきたサラバンドは、数年後には大きく育って毎年たくさんの花を咲かせてくれていました。この花、満開時には樹全体が燃えるような鮮やかな朱赤で覆われてしまいます。


このサラバンドには、ちょっとしたエピソードが・・・
当時は向かいが建設会社で、そこの事務のお姉さんが毎日二階から我が家の庭に咲くサラバンドを眺めていたそうです。そして数年たったある日そのお姉さんが私に、
 「あの真っ赤に固まって咲いている花はなんですか?」
って聞いて来たのには、こちらの方が驚いてしまいました。そのお姉さん、毎日眺めていたのにまさかバラの花だとは思わなかったそうです。
サラバンドって、そんなバラの花なのです。


そのサラバンドも、やがて枯れてしまいました。その後どうしてもあのバラを咲かせたくて買ってきたのですが、なんとそのバラは『カクテル』という品種。確かに色や花が似ています。そのカクテルもやがてなくなり、そして数年前に再びサラバンドを購入。しかし、その年に咲いただけでそれもだめでした。
今年春に、またまたサラバンドに出会うことができ、しかもバラの苗全て『半額』ですって。もちろん買ってきました。
今度こそ・・・で、今度は咲きましたぁ~ ただし、来年また咲く保証はありません。
サラバンド、美しいバラです。 大きく育って、樹全体が朱赤で覆われるように咲き誇ってほしい!






サラバンド、咲きましたぁ~

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今はまだこんなに小さな木だけれど・・・

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エーデルワイス、二十年経っても・・・

2008年06月22日 | 想い出の引き出し
ヨーロッパアルプスからやってきたエーデルワイスが、今年もたくさん咲いています。


二十数年前に義弟家族がドイツ在住中、スイス旅行にでかけた時のお土産として『エーデルワイス』と『イベリス』の種を買ってきてくれました。
この地はヨーロッパの気候と似ているから、もしかしたら花が咲くかもしれない…と、淡い期待を胸に種を撒いてみたところ・・・見事に花が咲きました!
『エーデルワイス』の花も『イベリス』の花も咲きましたぁ~


それから二十数年間、毎年我が家の春は『イベリス』の白いジュウタンで飾られ、そして初夏には鉢植えにしている『エーデルワイス』の花たちが異国情緒を醸し出してくれているのです。
エーデルワイスは10月頃にも再び花を咲かせるのですよ。


今年は春先に100鉢程に株分けをしました。(もちろん、株分け作業は旦那さまのお仕事です・・・)
そのたくさんの小さな株たちも、今いっせいに白い可愛い花を咲かせています。






今年も素敵に咲いた、エーデルワイス

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エーデルワイスは、こんな感じで咲いているのが好き・・・

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この鉢も二年も経てば、白い花で溢れることでしょう・・・

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今年の春に株分けしたエーデルワイスが、こんなにいっぱい・・・

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エーデルワイスは女性に人気の花のようで、差し上げるとみなさんとても喜んでくれます。
白い花も可愛らしいのですが、やはり映画や歌の影響もあって、エーデルワイスという名前だけで『素敵な花』のイメージが強いんでしょうか・・・
先日もウオーキング途中の見知らぬ女性の方が棚に並んで咲いているのを見て、
 「これはエーデルワイスの花ですよね。 きれいですねぇ~」
と声をかけてくださったので、つい嬉しくなって2鉢ほど差し上げちゃいました。


でも、実際にエーデルワイスがどんな花なのか知らない方が多いようですね。
近所の友達が地域の合唱クラブで エーデルワイス の歌をみんなで歌ったのだそうです。その時にエーデルワイスの花のお話が出て、実際にエーデルワイスの花を見たことがあるのはその友達ただ一人だけだったということです。
今年は小さな株になってしまったけれど花はたくさん咲いているので、みなさんに見ていただけるといいのですが・・・『エーデルワイスの花で~す』って書いた大きな看板でも出しておかなければ、気付いてもらえないでしょうね。


エーデルワイスは、十分に花を楽しんだ後は切ってドライフラワーにするといいですね。
小さな花でもミルクピクチャーなどに数本入れて、ちょっと飾ればとっても素敵!

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母の『毎日草』で、『人の和』『花の輪』

2008年06月15日 | 想い出の引き出し
小さなピンクの花が毎日たくさん咲いています。花の名前は『オキザリス』。
でも、我が家ではこの花を『毎日草』と呼んでいます。


『毎日草』という名前は母が教えてくれたもの。
3月25日のブログに『毎日草』のことを書いたのですが・・・再びここにそのときの文章をコピーして、今日は写真と共に母の『毎日草』を紹介したいと思います。


《3月25日のブログより》

今は亡き実家の母が、


「この花はね、毎日咲くから『毎日草』って言うんだよ。」


と言って分けてくれました。
初夏になると母の言うとおり、小さな可愛いらしいピンクの花が次から次へと毎日毎日たくさん咲きます。


そうかぁ~、毎日咲くから『毎日草』なんだぁ~


ところが、インターネットで花の名前を調べられるようになってから、実はこの花の名前は『オキザリス』と判明。
『毎日草』という花の名前は見つかりませんでした。
でも、いいんです。この花は、毎日咲くから『毎日草』なんです。
この花を分けてあげた友人達も、皆そう呼んでくれています。
友達や知人宅の庭でも、この母の『毎日草』は今でも毎年咲き続けているそうです。《ここまで》


今年は花の付きがよくてピンクに染まった株が目につくせいでしょうか、ウオーキング中の方などにも「奇麗ですねぇ」などと声をかけて頂き、たくさんの方がこの花を貰ってくれました。
今頃は、それぞれのお宅でこの母の『毎日草』が賑やかに咲いていることでしょうね。とっても嬉しいです。




ピンクの小花が可愛い『毎日草』

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ハート?が三つ、葉っぱも可愛い・・・

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小さな球根が増えて大きな株になると、花がこんもりま~るく咲くのが素敵

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こんな植え方も、好き・・・

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この『毎日草』は、私の住んでいる地域では見かけることの少ない花です。
我が家でこの花が咲いた当時はとても珍しがられて、ずいぶん色んな方々に分けてあげました。
ところが、富山県の入善町あたりにはたくさん咲いているのでびっくり。5月頃入善町にはよく釣りに行くのですが・・・ほとんどのお宅の庭に、石垣や塀沿いにも、畑やたんぼの土手にも、空き地や草むらの中までも、あちらこちらに『毎日草』がたくさん咲いていました。その地域の方々にしてみれば、この『毎日草』もそこら辺に咲いているただの草花でしかないのかもしれませんね。
私の地域では、庭や石垣、畑やたんぼの土手などには『芝桜』や『マツバギク』が多く植えられています。
もちろん気候が違うこともあるのでしょうが、地域によって好まれる花も違うのでしょうか・・・


今年も『毎日草』がこんなにたくさん奇麗に咲いて、母も喜んでくれているかしら・・・


  お母さん、
    友達が「十年以上も前に頂いた毎日草、今年も奇麗に咲いたわよ」って言ってましたよ。
    あなたの毎日草で、『人の和』づくりができ『花の輪』が広がりました。
    ありがとう! お母さん・・・
    
    毎年この花が咲くと、あなたに会えたような気がします。
    あなたが逝って、もう16年が過ぎましたね・・・

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小さな蔓バラがふたつ

2008年06月05日 | 想い出の引き出し
梅雨の時期に咲くバラの花って、いいもんですねぇ~


我が家の主役のバラたちは、先日新天地へ早々に引っ越しさせてしまいました。
純白のバラ、ピンクのバラ、ほんのりと淡いピンクのバラ、そして大好きな朱赤の『サラバンド』。このバラたちも梅雨のこの時期にしっかりと根づいて、やがて美しい花を咲かせてくれるといいのですが・・・


主役のいなくなった庭では、小さな蔓バラたちが精一杯可愛らしい花を咲かせ始めました。




まだ株がとっても小さい、朱色のバラ

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今年は蕾がたくさんついた、ピンクのバラ(イエスタデイ)

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このふたつのバラには、ちょっとした想い出が・・・
数年前、庭で高齢のご婦人に道を聞かれました。どうやら駅から目的地とは全然違う方向に向かってきてしまった様子。歩いて目的地まで行くには少々遠すぎると思い、半ば強引に車でお送りしてしまいました。その方はとても恐縮して、車を降りるときに何度も何度もお礼を言ってくださったので、出過ぎたことをしてかえって申し訳なかったなぁと思っていました。
それから数日後、なんとその方がわざわざ家までお見えになって、そのときのお礼にと2本のバラをくださったのです。ご自分で挿し木をして育てたバラだとおっしゃって・・・
ご高齢なのに、ご自宅からバラを持って、電車に乗って、そして駅から我が家まで歩いて来てくださったのですよ。感激してしまいました。
この蔓バラたちは、どこのどなたかわからないのですが、心優しいご婦人からの嬉しい贈り物なのです。
毎年花が咲くとその方の優しそうな顔が浮かんで、元気でいらっしゃるかしら…と想うのです。
もうしばらくこの庭で花を楽しませてもらってから、このバラたちの引っ越しもしなくては・・・


お花って、色んなものを運んでくれて…やっぱりいいものですねぇ~

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庭の大御所、イベリス

2008年05月01日 | 想い出の引き出し
庭の主のように長年ずっと咲き続けている花、イベリスが今年も大御所の貫禄十分に咲き誇っています。この花も、我が家の自慢です。自慢の花ばかりで…ちょっと気が引けますけど、自慢したいのには訳がありまして・・・
なんと、この花は二十数年前に種から育てたものなのです。


オレンジのチューリップはオランダからの贈り物でしたが、このイベリスはドイツからの贈り物。
二十数年前に義弟家族がドイツ在住中、スイス旅行にでかけた時のお土産としてイベリスとエーデルワイスの種を買ってきてくれました。ここはヨーロッパの気候と似ているから、もしかしたら花が咲くかもしれない…と、淡い期待を胸に種を撒いてみたところ・・・
なんということでしょう・・・見事に花が咲きました!
イベリスもエーデルワイスも咲きましたぁ~


それから二十数年間、毎年我が家の春はイベリスの白いジュータンで飾られ、夏には鉢植えにしているエーデルワイスの花が異国情緒を醸し出してくれるのです。エーデルワイスは10月頃にも再び花を咲かせるのですよ。


近年はイベリスの花も園芸店で売られるようになってきましたが、当時はとても珍しがられたものです。種がこぼれて春先には新しい芽がでることもあるので、実家はもちろん友人やご近所さん達みなさんに差し上げて喜ばれてきました。挿し木でも増やせます。
今では、お向かいさんの庭でもお隣さんの庭でも…ご近所中あちらこちらの庭でイベリスの大きな大きな株が、まるで白いジュータンを敷き詰めたように咲いています。


イベリスは芝桜よりも開花期間が長いところがいいですね。それに少し枝状に伸びて咲くので、切り花にして小さな瓶などに飾ることができるのも嬉しいです。




イベリスの花(こんなに大きくなっちゃって…垂れ下がってるけど株はとても元気)

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