いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

青い花ふたつ、やってきた♪♪

2009年04月18日 | 我が家の花(2009)
ふとお向かいさんの庭に目をやると、そこには小さな青色の花が群生して咲いています。


初めて見るその花に、一瞬で心を奪われてしまいました。(大袈裟のようですが、本当なのです…)
花の色といい、咲いてるその花姿といい・・・
この世のものとは思えないような、幻想的な世界がそこにありました。
カタクリの隣に咲いているのだから、たぶん山野草なのでしょう。


うちの庭にもあの青い花が欲しい!!!
でも、転居してきたばかりなのでまだお付き合いも浅いわけだし・・・
今はじっと我慢、我慢。
もう少し親しくなれたら、あの株をほんのすこ~しだけ分けて頂きましょう。
心密かにそう思って眺めていました。


ところがその日の夕方、突然我が家にあの青い花がやってきましたぁ


私があまりにも欲しそうな顔をしながら話したからでしょうか、
娘のお舅さんがお向かいさんから少し頂いてきてくれたのです。
早速シャクナゲの木の下に植えました。
カタクリや春蘭も近くにあるので、この環境ならこの花も育ってくれるでしょう。


植えたばかりの、青い花・・・(4月15日)

P1100096

 ↑ 花が汚れちゃってるけど、ホントはとっても素敵な花…


植えたばかりなので、幻想的な世界とはほど遠い感じもしますが・・・
でも、きっと数年後にはこの世のものとは思えないような青い花の群生が見られるでしょう。


この花は、日が当たると上を向いて花が開き、夕暮れには花を閉じてうなだれてしまいます。


少しずつ、花を閉じていきます・・・(4月15日、午後5時32分)

P1100098

 ↑ おやすみなさ~い…


もう少し綺麗なお花をUPできれば…と思っていたのですが、一昨日も昨日の朝も雨。
本来のあの美しい青い花を見ていただけないまま、今年のこの花はもうおしまいのようです。


風に揺れる、青い花・・・(今日、4月18日)

P1100253

 ↑ 風に吹かれて花びらがゆらゆら揺れて、まるでさよならしてるみたい…


さてさて、可愛らしいこのお花。あなたのお名前は?


ネットで調べたのですがなかなかわからず、今回は名前が判明するまでにかなり手こずりました。


山野草とか…、色とか…、花びらの枚数とか…、検索かけても見つかりません!ちょっとだけ似ているアズマイチゲという花を見つけて、そしてようやくこの可憐な青い花に辿り着きました。


この花の名前は、キクザキイチゲ(菊咲一華)
キクザキイチゲは白花がほとんどで、青花は少ないのだとか・・・


この花の名前の由来は、花が菊に似ていて、一本の茎にひとつの花を咲かせるところから、キクザキイチゲ(菊咲一華)と呼ばれるのだそうです。
キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも言うそうですね。


そしてこの花も、スプリング・エフェメラル『春の妖精』と呼ばれる花だそうです。


 ここでちょっと、お勉強の時間 

スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)は、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称。言葉の意味としては、「春の儚いもの」「春の短い命」程度の感じである。日本語訳としては春植物があるが、それほど定着はしていない。(ウィキペディアより…)


カタクリ、セツブンソウ、福寿草、一輪(二輪)草などが、スプリング・エフェメラルと呼ばれるようです。
キクザキイチゲも、儚い早春のお花なのですね。
スプリング・エフェメラル、素敵な言葉。もっと詳しく知りたい方は検索してみてくださいね。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


もうひとつ、青いお花が我が家にやってきました。


その花の名は『ネモフィラ』。この花は、以前から欲しかった花のひとつです。


先日実家に行ったときに、玄関先でポットに入ったこのネモフィラを発見。
姪の嫁ぎ先のお義母さんが作っているお花で、たくさんあるから持って帰っていいと言います。
それでは…ということで、遠慮なく2ポットだけ頂いてきました。
でも、どうせ遠慮しないのなら、もっとたくさん貰ってくればよかったかなぁ~(…なんて思ってたりして…)


このネモフィラは、春一番に咲くオオイヌノフグリを大きくしたような花。
花の色も形もよく似ていますね。
でも、花びらの枚数が違うし、葉の形が全然違います。


青い色がとっても綺麗な、ネモフィラ・・・

P1100236_2

 ↑ 反り返った花も、また可愛いね…


ネモフィラが二株・・・

P1100239

 ↑ やっぱり5株くらい貰ってくればよかったかなぁ…


この花も種がこぼれて、いつの日か辺り一面ブルーに染まる日が来るでしょうか・・・

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ミニ水仙『ティタティタ』

2009年04月16日 | 我が家の花(2009)
ミニ水仙のティタティタが咲きました。


このティタティタは、花の大きさも丈も小さな水仙です。
花丈は15cm程の可愛らしい水仙。(ものさしで測ってきましたぁ…)
庭に咲く水仙の中では一番最初に花が咲いて、春を告げてくれます。


昨秋、球根を植えるときに1個ずつ離して植えたせいでしょうか、今年はなんとなく淋しい咲き方です。もう少しまとめて植えればよかったかしら・・・
でもまぁー、3年もたてば群生して賑やかに咲いてくれるでしょうね。


ちょっと淋しげな咲き方の、ティタティタ・・・

P1090983

↑ 紫色のクロッカスと比べてみて! ホラね、小さいでしょう…


このミニ水仙の呼び方には、『ティタティタ』の他に『テータテート』とか『テイタテタ』とか『テタテータ』など色々あるようですね。
我が家では、ティタティタと呼んでいます。
小さなこのティタティタは、春を運んでくる妖精のような可愛らしいお花


春を届けてくれる、黄色い妖精みたい・・・

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↑ ティタティタというその名も、可愛いね…


1本の茎にふたつの花をつけるものもあります。


仲良くふたつ一緒に咲いてます・・・

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↑ ふたつ合わせると、ティタティタティタティタ だね…


お日様に向かって、一斉に左向きで咲いている様子がなんだかとっても愉快です


左向きぃ~ひだり・・・

P1090989

↑ おやっ、1本だけ上向いてるそこのキミ、よそ見してはダメよ!


早春に咲く小さな花たちは、少し斜面になっていて陽当たりの良い場所にまとめて植えてあります。
スノードロップ、シラー、チオノドクサ、クロッカス…と次々に咲いて、ミニ水仙ティタティタも咲きました。
残るは、香り水仙(糸葉水仙)。これも小さな水仙ですが、今ようやく蕾が出てきたところです。


大きな水仙たちも日々花の数が増えてきて、庭も水仙の黄色で賑やかになってきました。

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我が家のカタクリ、新天地デビュー!

2009年04月14日 | 我が家の花(2009)
庭のカタクリが咲いてきました。


庭に咲いてるカタクリの花・・・

P1090996

 ↑ たくさん咲きましたぁ…


毎年春になると・・・


二十数年前から、毎年『たった1株のカタクリの花』が庭に咲いて春をそっと告げてくれます。
昨年は転居のため、その貴重な1株のカタクリを引っ越さなければならない事態に・・・
カタクリの移植はすごく心配
でもしかたがないので、昨春花が咲いているときにその場所に目印を付けておきました。


そして昨秋です・・・


秋になってから球根を掘り起こしたのですが、球根は地中の奥深くまで潜ってしまい、
いくら掘っても掘っても出てきません。
その深さが、長い年月を物語っているかのようでしたぁ・・・


転居先の庭に移植したいのだけれど、さてさてどこに植えたらいいのやら困惑していると、
娘のお舅さんが、
「この辺にうちのカタクリが咲くはずだから、その近くにでも植えればいいよ…」
と言ってくれたので、カタクリが咲くであろうと思われる(形跡はないので…)そのすぐ側に植えて、
我が家のカタクリも仲間入りさせてもらうことになりました。(もちろんネームプレート付きで…)


そして今、新天地で春を迎えました・・・


ネームプレートの横に、1本のカタクリが出現して蕾を付けているのを発見!
これは間違いなく、前の家から連れてきた正真正銘我が家の愛しいカタクリです(たぶん…)


二十数年間一緒だった我が家のたった1本のカタクリさん、
めでたく、『新しい庭デビュー』 ですね。(たぶん…)


その近くには、娘の家の立派な株のカタクリもたくさんの蕾が顔を出していました。


蕾が出てきた、庭のカタクリたち・・・

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 ↑ 手前の1本が、我が家のカタクリさん…


連れてきた我が家のカタクリが先に開き・・・

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 ↑ 変わらずに可憐に咲いてるうちのカタクリさん。色もやっぱり素敵だわぁ(親バカみたい


続いて、立派な株のカタクリたちも次々と開花・・・

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 ↑ これだけ集合して咲いてると、やはり見応えありますねぇ…


次世代の新しいカタクリたちも、次々と花の咲く準備を始めています。
↑上の写真右側の一枚葉のカタクリは、葉も大きくて斑点もあるから、
もしかして来年あたり花を咲かせてくれるかもしれませんね。これは期待大です!
辺りには、小さな一枚葉もあちこちにたくさんあります。
種がこぼれて葉が出てきても、双葉になって花が咲くのには7、8年もかかるのだそうです。


こんなに離れた場所にも、大きな一枚葉が・・・

P1100004

 ↑ 早く育って、可愛い花を見せておくれ…


毎年ひとりぼっちで咲いていた我が家のカタクリでしたが、今年はたくさんの仲間たちと一緒に咲いています。
でも、まだ仲間たちに馴染めず緊張して咲いている姿が、ちょっと可哀想


かなり緊張して(?)咲いてる、我が家のカタクリさん・・・

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 ↑ 大丈夫だよ、きっとじきに仲良くなれるからね…


数年後にはたくさんの子供たちに囲まれて、大きな株となって咲いてくれるといいんだけど・・・


久々に、


 今日の、お・ま・け 


今日のおまけは、『前の家から連れてきた花』繋がりで、我が家の愛しいクロッカスのお話。


前の家から連れてきたクロッカスたちが、ようやく咲き揃いました。
元々畑に植えられていたクロッカスより、2週間以上も遅れての開花です。


まず咲いたのが黄色、そして薄紫色、最後に濃い紫色のクロッカスが咲きました。
昨年に比べると、どの種類も心なしか花が小さい気がします。
それでも、この地で無事に咲いてくれただけで嬉しい


我が家のクロッカスたち・・・

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連れてきたクロッカスは、黄色・濃い紫色・薄紫色・白色の4種類。
昨年の秋に、こちらの庭に球根を植えておいたクロッカスたちです。
でも今年、白いクロッカスは葉が出ただけ。(昨春にご近所さんから頂いた、数個の球根…)
ずっと待っていたのですが、とうとう咲いてはくれませんでした。
でも、これもまた来春のお楽しみ! ということで・・・

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善光寺御開帳参拝・・・

2009年04月11日 | 日々の暮らし
『牛にひかれて善光寺参り』ならぬ、娘に誘われて善光寺御開帳参拝に行ってまいりました。


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天気も上々。再び現れた爺ヶ岳の『種蒔き爺さん』の雪形に見送られて、娘婿の運転する車で長野市へ向かいます。
(以前の種蒔き爺さんの雪形はこちら


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娘の婿殿は、講習会参加のため某会場まで一緒。(来週末に会社の仲間と御開帳参拝するそうです)
駐車場で別れて娘と私は長野駅に向かい、そこから路線バスで善光寺まで。料金は100円。


バスから降りると、そこはもう門前町の素敵な雰囲気が漂っていました。


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善光寺入り口では、祝善光寺御開帳の提灯が出迎えてくれます。


よろしかったらご一緒に、善光寺御開帳参拝とまいりましょうか。


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仁王門が見えてきました。


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仁王像も見えますね。


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只今の時刻は9時。朝早い時間に出掛けたせいでしょうか。
思っていたより人も少なく、のんびりとあちこち眺めながら歩くことができます。


右手に、六地蔵が並んでいます。


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六地蔵とは、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の6つの世界で我々衆生を救ってくださるとってもありがたい菩薩様ですって。丁寧にお参りさせていただきましょう。


P1090941


そして、見えてきたのが山門です。


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「善光寺」と書かれた額は、通称「鳩字の額」と呼ばれて、この文字の中に鳩が5羽隠されているのだそうですが、おわかりでしょうか?


5羽の鳩、さぁーわかるかなぁ・・・(拡大してよ~く見てね…)

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4羽は見つかるでしょうが、最後の1羽がちょっと難しい。


では、正解をどうぞ・・・(小さい画像で入れました。拡大するとそこに正解が…)

Photo_3


《 追記です 》

5つ目の鳩の形がわかりにくいので、もうひとつ使われている善光寺の鳩文字を見てみましょう。
…と、いうことで信号機の鳩文字を追加でUPします。さぁー、今度はどうでしょうか・・・
(上に入れてある信号機の写真から切り取ったものなので、あまりはっきり見えないかも…)

Photo_3


山門をくぐるとそこには今回の参拝のお目当て、回向(えこう)柱が見えてきます。


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この回向柱には、御開帳されている前立(まえだち)本尊へ繋がる善の綱が結ばれています。


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この柱を触れることで、前立本尊とのご縁が結ばれるのです。
さぁー、柱に触れてご縁を結んでいただきましょう。


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後ろのおじさんが、
「右手で触りながら、ぐるっとまわるんだぞぉー」
と言っていたので、そのようにしながらしっかりと触って、ご縁を結んでいただきました。


その先には大香炉があり、煙をかぶると無病息災に…といわれています。
悪いところに煙をかぶれば…ということなのですが・・・
どうやら参拝者の多くの方は、煙を頭にかぶっているようですねぇ(^_^)


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それでは、これから本堂に入って内陣参拝をいたしましょう。(参拝料金は500円)


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ここからは撮影できません。
文章のみで、後は想像力を働かせて先に進みましょう。


まず、おびんずる様(なで仏)に触って、またまた悪いところを治していただきましょう。
悪いとこだらけの私は、あちこち触るのに大忙し・・・


そして、いよいよ前立本尊のご参拝です。これも今回の参拝の大きなお目当て・・・


畳敷きの内陣から、前立本尊を間近で参拝することができるのです。
この三体の仏さまが、七年に一度だけ御開帳されるありがたい仏さまなのですね。
目の前にした前立本尊は、神々しく眩しく光っておられました。


内陣参拝に続いて一旦本堂外に出て、順路はお戒壇めぐりへと進みます。


お戒壇めぐりの順路を歩いて行くと、本堂周囲回廊に色々なパネルが展示されています。
『牛にひかれて善光寺参り』のパネルもあります・・・(ここは外なので画像があります…)


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本堂周囲回廊をぐるっと回って階段を上がると、お戒壇めぐりの入り口です。


お戒壇めぐりとは、暗闇の中でご本尊真下にある「極楽の錠前」を探り当てれば、秘仏のご本尊様と結縁ができるということなのだそうです。


真っ暗闇の中怖々回廊を進み、なんとか無事に鍵を触ることができました。これで一安心!


お戒壇めぐりを終えて外に出てみると、境内は参拝者で随分賑わっています。
回向柱に触れるのを待つ人達の行列が山門まで続き、
「回向柱までは○○分待ちですよー」のアナウンスの声も聞こえてきます。


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先ほどの閑散とした様子が嘘のように、参道も人、人、人で溢れています。
時計をみると、10時頃でしょうか。1時間でこんなに人が増えたのですね。


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善光寺御開帳参拝に長い時間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。


そして、お疲れさまでした!


*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆


では、ここらでちょっと一息入れましょうか。


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この抹茶のロールケーキが、とっても美味しかった。
そして、リンゴの形をしたお皿が素敵でした。さすが信州!


ブラブラしながら参道を下ります。
七味唐辛子のお店、八幡屋磯五郎の店内もお客さんがいっぱい。


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ふと見上げると、枝垂れ桜もまだ三分咲き。


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ちょっと早いけれど、混まないうちにそろそろランチタイムにしましょう。


ランチは『ぱてぃお大門蔵楽庭』内のどこかのお店で・・・


ここには、素敵なインテリアや雑貨のショップや、色々な食事処が並んでいて、歩いているだけでも素敵な場所です。


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この中にある、イタリアン・フレンチの『カンパネッラ』でランチをいただきました。
『おとうふかふぇ』というお店もちょっと気になりましたが、オシャレなランチで…という娘の強い要望で・・・


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素敵な店内でいただいたランチ、美味しかったです。
ご馳走様でした!


近くのバス停から路線バスに乗って長野駅前まで向かいました。


駅ビルで買い物などしてくたびれたので、今度はホテルのラウンジでの休憩です。
三時のおやつには、イチゴのショートケーキを美味しくいただいて、満足満足!


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思いがけず誘ってもらった善光寺の御開帳、天気も良くて楽しい一日でした。
次、七年後にもまた行けるでしょうか・・・

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春一番の花、セリバオウレン・・・

2009年04月09日 | 我が家の花(2009)

そろそろカタクリの花が咲く頃・・・
前の家から連れてきた、たった1株のカタクリを植えた場所に行ってみると、
ネームプレートの横では我が家のカタクリが蕾を付けて待っていてくれました。
その周辺には、元から植えてあった娘の家の大きな株のカタクリが数株・・・


「ここには山の蘭も咲くんだよ」という、娘のお舅さんの言葉。
ふと足元をみると、枯れ葉をかぶった春蘭の株があっちにもこっちにもいっぱい・・・
しかも根元の回りには、今にも咲きそうな大きな蕾がぐるりと付いてます。


そして、落ち葉の中に目をやると、小さな白い花発見! 初めて見る小さな可愛い花です。
これも山野草かしら・・・何の花でしょう。


大きな木が数本立ち並んでいるこの場所。枯れ葉や落ち葉がどっさりのこの雑然とした庭の一角は、
もしかして山野草の宝庫???
そういえば、昨年このあたりで美しいピンク色のささゆりも咲いてたっけ・・・
どうやら娘一家は、山野草の咲くこんな素敵な庭をさほど気にすることなく暮らしているようです。


カタクリと春蘭のお話は、花が咲き揃ったときのお楽しみ…ということで・・・


゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜


今日の主役は落ち葉の中で見つけた、白い小さな山野草。


名前も知らないその花、早速ネットで調べると『セリバオウレン(芹葉黄蓮)』と判明。
葉がセリに似ているからその名が付いたのだとか・・・
でも残念なことに、そのほとんどは花が咲き終えた状態でした。
それもそのはず、このセリバオウレンは春を告げる春一番の花だったようです。
(春を告げる花って、色々あるんだね…)


白い可憐な花、セリバオウレン・・・

P1090767

↑ すっかり花が散ってしまう前に、気付いてあげられてよかったぁ…


純白の花で、中心がポツンと紅色。新鮮な花だったらどれだけ素敵か・・・
蕾はどんなかしら・・・そして開き初めはどんな感じなんだろうか。
来春こそは、花の時期を逃さずにこの可憐な花に出会いたいわぁ


庭に咲いているその花たちをよく見ると、なんだか花の雰囲気が違うような気がします。
そこでまたまたネット検索・・・
どうやら、セリバオウレンには雄花と両性花があるらしい。


雄花と両性花があるという・・・

P1090772

P1090773_2



↑ この花、可憐な割には小難しい花なんだね…


もう花があまり綺麗な状態ではないので、その辺のところは来春の宿題ということにしておきましょうか。


花後の姿はこんな感じ・・・

P1090852

↑ ここに種を作るんだね…


「その花なら、すぐ下の神社の庭にたくさん咲いてるよー」
とは、近所のおじさんの話。


では早速セリバオウレンを見に、その神社まで行ってみましょう・・・
一人で行くのも淋しいから、娘んちの愛犬『恋クン』と一緒にでかけることにしました。


゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜


神社の庭には、真っ白なセリバオウレンが見事なくらいに群生して咲いていました。
あららら・・・でもやっぱり花の盛りは過ぎていますねぇ~


神社に咲いてる、セリバオウレン・・・

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↑ 杉の枯れ葉が重そうだわぁ…


辺り一面、真っ白に咲いてます・・・

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↑ ここはセリバオウレンの群生地だね…


゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜


帰りにふと山を眺めると、真っ青な空に白い雪山がとっても綺麗。


残雪の餓鬼岳(がきだけ)・・・

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↑ 右の白い山が餓鬼岳…


この餓鬼岳というちょっと奇妙な名前は、
北アルプスの端に位置する意味から、子供のようなとかガキのようなというところから付けられたと言われているそうです。


土手には黄色いタンポポの花がたくさん咲いています。
厳しい冬に咲いていたタンポポと違って、春のタンポポはどことなく優しい。
もう綿毛になっているタンポポもありました。


優しく咲いてる、春のタンポポ・・・

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P1090839

↑ まん丸で綺麗な綿毛。旅立ちの準備は整ったのかなぁ…


今日は日差しも強く、恋クンもハァーハァーいいながら歩いています。
短足のこの子、さぞかし疲れたでしょうね。(朝の散歩は済ませているんだし…)


木陰でちょっと一休み・・・

P1090831

↑ 恋クンも疲れたねぇ~ 私も疲れたよぉー


゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜


ここ数日、暖かくて穏やかな毎日が続いています。
庭の花たちも次々と蕾を膨らませてきて、楽しみな季節がやってまいりました。
それと同時に、雑草との戦いも幕を開けたのでございます・・・

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