今回も懲りずに、「このブログへの、棋士の登場回数」の第3弾(10月~12月期)を書いてみる。
まず、集計に関してのルールを再確認しておく。
・古今東西のプロ棋士、女流棋士、女性アマ強豪をカウントする。
・1エントリに同じ棋士(女流棋士、女性アマ強豪)が何回出てきても、1回とする。
・名字、名字の一部のみでも、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・ニックネームで出てきても、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・会話の中に出てきた棋士も1回と数える。
・同じタイトル(前編、後編など)で複数のエントリがあったら、それぞれを個別に数える。
・コメント欄に登場した棋士はカウントしない。
・囲いや戦法名(石田流、松尾流穴熊、糸谷流右玉など)の棋士名はカウントしない。
以上のルールで、2009年10月2日から12月31日までの94エントリを読みなおし、地道に数えた。慎重を期したが、中には数え間違えたか? という棋士もいた。しかし面倒臭いので、数え直すことはしなかった。
発表の前に、過去2回(2009年4月~6月、7月~9月)に集計した際の、トップ10を再掲してみよう。
・2009年4月~6月
26回 船戸陽子女流二段
19回 石橋幸緒女流王位
18回 中倉宏美女流二段
16回 藤田麻衣子女流1級
15回 松尾香織女流初段
13回 北尾まどか女流初段
12回 中井広恵女流六段、藤森奈津子女流三段
11回 植山悦行七段、島井咲緒里女流初段
・2009年7月~9月
36回 船戸陽子女流二段
25回 中倉宏美女流二段
22回 中井広恵女流六段
20回 藤田麻衣子女流1級
19回 石橋幸緒女流王位
17回 植山悦行七段
15回 中倉彰子女流初段
13回 山口恵梨子女流1級
11回 藤森奈津子女流三段
10回 上田初美女流二段、松尾香織女流初段
以上のごとくである。
さすがにファンランキング1位、3位の船戸女流二段、中倉女流二段が強い。石橋女流四段も安定した登場数である。7月~9月期では、中井女流六段の健闘が光った。
さて今回の集計前の感じでは、船戸女流二段の「3連覇」はむずかしいと思った。石橋女流四段の記事を多く書いた気がしたので、石橋女流四段が1位、続いて中井女流六段と読んだ。
なお集計に関しては、完全に3ヶ月が過ぎたときに行っている。もし中途で集計し、回数の少ないファンの棋士がいたら、私情を入れて書かずもがなの記事を書く恐れがあるからである。
では集計結果をご覧ください。数行下にあります。
36回 船戸陽子女流二段
35回 中倉宏美女流二段
33回 石橋幸緒女流四段
31回 中井広恵女流六段
28回 中倉彰子女流初段
22回 植山悦行七段
21回 松尾香織女流初段
19回 藤田麻衣子女流1級
14回 大庭美樹女流初段
13回 渡部愛ツアー女子プロ
12回 山口恵梨子女流1級
11回 矢内理絵子女王、島井咲緒里女流初段
10回 藤森奈津子女流三段
9回 大庭美夏女流1級
8回 岩根忍女流二段
7回 米長邦雄永世棋聖、清水市代女流名人・女流王位・女流王将、山下カズ子女流五段、神田真由美女流二段、鹿野圭生女流初段
6回 上田初美女流二段
5回 里見香奈倉敷藤花、蛸島彰子女流五段
4回 寺下紀子女流四段、多田佳子女流四段、斎田晴子女流四段、本田小百合女流二段、北尾まどか女流初段
3回 谷川浩司九段、野月浩貴七段、武者野勝巳七段、甲斐智美女流二段、早水千紗女流二段、中村真梨花女流二段、鈴木環那女流初段、熊倉紫野女流初段、中村桃子女流1級、小野ゆかり女子アマ王位
2回 渡辺明竜王、加藤一二三九段、木村一基八段、関根紀代子女流五段、千葉涼子女流三段、貞升南女流1級
1回 中原誠十六世名人、深浦康市王位、森内俊之九段、高橋道雄九段、南芳一九段、塚田泰明九段、鈴木大介八段、先崎学八段、大野八一雄七段、安西勝一六段、谷川治惠女流四段、長沢千和子女流四段、久津知子女流初段、井道千尋女流初段、室田伊緒女流初段、村田智穂女流初段、藤田綾女流初段、伊藤明日香女流初段、野田澤彩乃女流1級、成田弥穂アマ
総勢65名。
なんと、船戸女流二段が僅差で3連覇を果たした。10月中旬まではほとんど登場しなかったが、以降ものすごい追い上げを見せて、逆転した。
惜しかったのは中倉宏美女流二段である。実は12月30日エントリの「金曜サロン・船戸陽子女流二段⑨」の末尾に、「中倉宏美女流二段にも、厚く御礼申し上げます」と書いたのだが、表題からやや外れるので、削除したのだ。もし残しておけば、船戸女流二段と同数の1位だった。
ただ船戸女流二段は、LPSA金曜サロンで夜の部を担当しているので、最初から有利ではあるのだ。というのも、昼の部の女流棋士の模様を書くとき、私は夜の部の女流棋士も、名前だけは紹介しているからだ。だから昼の女流棋士と比べて、1回多くカウントされることが多い。
中倉彰子女流初段の猛追も目を引いた。出産が一段落して、1dayトーナメントや金曜サロンに、本格的に復帰したのが大きい。これからも確実に数字を稼ぐだろう。
女流棋士会からは、山口女流1級が3期連続の首位。これ、私が自発的に書きこんでいることは否定しないが、周りが「ヤマグチエリコ」の発言をし、それを取り上げているケースも多い。ともあれ現役女子高生女流棋士、さすがである。
ちなみに羽生善治名人・王座・棋聖・王将は、4月~6月期に続いて、登場回数ゼロ。これも私のブログらしい。
まず、集計に関してのルールを再確認しておく。
・古今東西のプロ棋士、女流棋士、女性アマ強豪をカウントする。
・1エントリに同じ棋士(女流棋士、女性アマ強豪)が何回出てきても、1回とする。
・名字、名字の一部のみでも、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・ニックネームで出てきても、特定の棋士と判別できれば、1回と数える。
・会話の中に出てきた棋士も1回と数える。
・同じタイトル(前編、後編など)で複数のエントリがあったら、それぞれを個別に数える。
・コメント欄に登場した棋士はカウントしない。
・囲いや戦法名(石田流、松尾流穴熊、糸谷流右玉など)の棋士名はカウントしない。
以上のルールで、2009年10月2日から12月31日までの94エントリを読みなおし、地道に数えた。慎重を期したが、中には数え間違えたか? という棋士もいた。しかし面倒臭いので、数え直すことはしなかった。
発表の前に、過去2回(2009年4月~6月、7月~9月)に集計した際の、トップ10を再掲してみよう。
・2009年4月~6月
26回 船戸陽子女流二段
19回 石橋幸緒女流王位
18回 中倉宏美女流二段
16回 藤田麻衣子女流1級
15回 松尾香織女流初段
13回 北尾まどか女流初段
12回 中井広恵女流六段、藤森奈津子女流三段
11回 植山悦行七段、島井咲緒里女流初段
・2009年7月~9月
36回 船戸陽子女流二段
25回 中倉宏美女流二段
22回 中井広恵女流六段
20回 藤田麻衣子女流1級
19回 石橋幸緒女流王位
17回 植山悦行七段
15回 中倉彰子女流初段
13回 山口恵梨子女流1級
11回 藤森奈津子女流三段
10回 上田初美女流二段、松尾香織女流初段
以上のごとくである。
さすがにファンランキング1位、3位の船戸女流二段、中倉女流二段が強い。石橋女流四段も安定した登場数である。7月~9月期では、中井女流六段の健闘が光った。
さて今回の集計前の感じでは、船戸女流二段の「3連覇」はむずかしいと思った。石橋女流四段の記事を多く書いた気がしたので、石橋女流四段が1位、続いて中井女流六段と読んだ。
なお集計に関しては、完全に3ヶ月が過ぎたときに行っている。もし中途で集計し、回数の少ないファンの棋士がいたら、私情を入れて書かずもがなの記事を書く恐れがあるからである。
では集計結果をご覧ください。数行下にあります。
36回 船戸陽子女流二段
35回 中倉宏美女流二段
33回 石橋幸緒女流四段
31回 中井広恵女流六段
28回 中倉彰子女流初段
22回 植山悦行七段
21回 松尾香織女流初段
19回 藤田麻衣子女流1級
14回 大庭美樹女流初段
13回 渡部愛ツアー女子プロ
12回 山口恵梨子女流1級
11回 矢内理絵子女王、島井咲緒里女流初段
10回 藤森奈津子女流三段
9回 大庭美夏女流1級
8回 岩根忍女流二段
7回 米長邦雄永世棋聖、清水市代女流名人・女流王位・女流王将、山下カズ子女流五段、神田真由美女流二段、鹿野圭生女流初段
6回 上田初美女流二段
5回 里見香奈倉敷藤花、蛸島彰子女流五段
4回 寺下紀子女流四段、多田佳子女流四段、斎田晴子女流四段、本田小百合女流二段、北尾まどか女流初段
3回 谷川浩司九段、野月浩貴七段、武者野勝巳七段、甲斐智美女流二段、早水千紗女流二段、中村真梨花女流二段、鈴木環那女流初段、熊倉紫野女流初段、中村桃子女流1級、小野ゆかり女子アマ王位
2回 渡辺明竜王、加藤一二三九段、木村一基八段、関根紀代子女流五段、千葉涼子女流三段、貞升南女流1級
1回 中原誠十六世名人、深浦康市王位、森内俊之九段、高橋道雄九段、南芳一九段、塚田泰明九段、鈴木大介八段、先崎学八段、大野八一雄七段、安西勝一六段、谷川治惠女流四段、長沢千和子女流四段、久津知子女流初段、井道千尋女流初段、室田伊緒女流初段、村田智穂女流初段、藤田綾女流初段、伊藤明日香女流初段、野田澤彩乃女流1級、成田弥穂アマ
総勢65名。
なんと、船戸女流二段が僅差で3連覇を果たした。10月中旬まではほとんど登場しなかったが、以降ものすごい追い上げを見せて、逆転した。
惜しかったのは中倉宏美女流二段である。実は12月30日エントリの「金曜サロン・船戸陽子女流二段⑨」の末尾に、「中倉宏美女流二段にも、厚く御礼申し上げます」と書いたのだが、表題からやや外れるので、削除したのだ。もし残しておけば、船戸女流二段と同数の1位だった。
ただ船戸女流二段は、LPSA金曜サロンで夜の部を担当しているので、最初から有利ではあるのだ。というのも、昼の部の女流棋士の模様を書くとき、私は夜の部の女流棋士も、名前だけは紹介しているからだ。だから昼の女流棋士と比べて、1回多くカウントされることが多い。
中倉彰子女流初段の猛追も目を引いた。出産が一段落して、1dayトーナメントや金曜サロンに、本格的に復帰したのが大きい。これからも確実に数字を稼ぐだろう。
女流棋士会からは、山口女流1級が3期連続の首位。これ、私が自発的に書きこんでいることは否定しないが、周りが「ヤマグチエリコ」の発言をし、それを取り上げているケースも多い。ともあれ現役女子高生女流棋士、さすがである。
ちなみに羽生善治名人・王座・棋聖・王将は、4月~6月期に続いて、登場回数ゼロ。これも私のブログらしい。