きょうの「LPSA日めくり詰め将棋カレンダー2010」は、小学6年生の女の子の作品。例年だと誕生日である中倉宏美女流二段の出題なのだが、この日が出題者の掲載第一希望日で、中倉女流二段が譲ったのかもしれない。
問題図はなかなか大掛かりで、パッと見、むずかしそうである。私もそうだが、オヤジも「なんだこりゃ?」としばらく考えていた。しかしそこはなるほどという好手があって、受け方の玉は見事に詰む。
詰将棋では、盤面に不要駒を配置しないことが暗黙の条件になっているが、この詰将棋には不要駒が多かった。しかしそれらの駒によって心理的不詰め感が漂っており、その意味ではすべての駒に意味がある、ともいえる。小学6年生の女の子が懸命に考えた、「ミニミニ構想物」といえよう。
手筋などない、どんなに簡単な詰将棋でも、解答者に訴えかける何かが問題の中にあればよい。だれもが詰将棋出題者になれる「LPSA日めくりカレンダー」の根底には、そんなコンセプトがある。
問題図はなかなか大掛かりで、パッと見、むずかしそうである。私もそうだが、オヤジも「なんだこりゃ?」としばらく考えていた。しかしそこはなるほどという好手があって、受け方の玉は見事に詰む。
詰将棋では、盤面に不要駒を配置しないことが暗黙の条件になっているが、この詰将棋には不要駒が多かった。しかしそれらの駒によって心理的不詰め感が漂っており、その意味ではすべての駒に意味がある、ともいえる。小学6年生の女の子が懸命に考えた、「ミニミニ構想物」といえよう。
手筋などない、どんなに簡単な詰将棋でも、解答者に訴えかける何かが問題の中にあればよい。だれもが詰将棋出題者になれる「LPSA日めくりカレンダー」の根底には、そんなコンセプトがある。