一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

私が勝手に選んだ2009年・LPSA10大ニュース

2010-01-05 00:03:54 | ランキング
3日前に「私が勝手に選ぶ男性棋士ファントップ10」を挙げたが、藤井猛九段を入れるのをうっかりしていた。私がひいきにしている棋士は誰だろうか考えたとき、藤井九段が浮かばなかった時点で、もうトップ10には入れるべきではないのかもしれないが、思い出した以上訂正するしかない。
よって3日前のエントリは修正した。

さて私は年賀状に、毎年「一公の10大ニュース」を書いている。おもに自分の身に起こったことをランキングするもので、1984年の年賀状から始めた。以後1年も欠かさず続け、今年の2009年版で27回を数えた、歴史ある企画である。
おかげさまでごくごく一部の友人から熱烈な支持を得ており、たまに書かずに出さない年があると、「今年の年賀状には10大ニュースがなかったぞ」と言われる始末である。
ちなみに昨年2008年版の第1位は将棋関係で、
「日本女子プロ将棋協会(LPSA)の応援を続ける。」
であった。今年の2009年版第1位も将棋関係で、
「将棋のブログを始める。けっこうウケる。(4/1~)」
であった。昨年版はほかにも、将棋関係のニュースが3つランクインした。
きょうは、範囲をLPSA関連にしぼり、私が勝手に選んだ10大ニュースを記してみる。

第1位 LPSA金曜サロンでの悲喜こもごも。
金曜サロンでの女流棋士との指導対局、金曜リーグでの激闘は、毎日の生活での大きな張りになった。

第2位 ハーレーダビッドソン専門誌「VIBES」に中倉宏美女流二段の記事が載る。
「VIBES」は、その何ヶ月か前にこのブログでも話題にしていたので、中倉女流二段から掲載の話を聞いたときは、本当にビックリした。雑誌を買うと、分量もカラー4頁と堂々たるもので、宏美ファンにはたまらない1冊となったはずである。もちろん私もそうで、これは私のお宝となった。

第3位 船戸陽子女流二段、7期ぶりの女流王位リーグ入り。
山口恵梨子女流1級との激闘を制してのリーグ入りは見事。船戸女流二段の勝利には、なぜか感動が伴う。リーグ戦での健闘を祈る。

第4位 金曜サロン・扇子サイン勝負で中井広恵天河、石橋幸緒女流王位(当時)から嬉しい勝利。
指導対局の多面指しだから、同じ勝利でも真剣勝負と比べれば価値は低いが、それでも両巨頭に勝ち切ることはむずかしい。この勝利は自慢していいと思う。

第5位 「1dayトーナメント」などの公開対局に行きすぎた。
ちょっと、あっちこっちのイベントに顔を出しすぎた。何でもほどほどがよい。今年は少し公開対局への入場を控えてみようか。

第6位 成田弥穂アマ、LPSA公認棋戦での活躍。
日レスインビテーションカップで、中井広恵天河を破った将棋は見事だった。本人は将来の夢をしっかり持っているらしく、いつまで将棋を続けるか分からないが、可能な限り女子アマ将棋界を盛り上げてほしいと思う。

第7位 石橋幸緒女流王位、女流王位失冠。
第2局の反則負けが痛かったが、ではその将棋を勝っていたら防衛していたか、といえばそうともいいきれない。清水市代女流名人・女流王将だって、カド番に追い込まれれば、それに見合った将棋を指すからである。石橋女流四段には残念な結果だったが、取られたら、また取り返せばいいだけの話である。もっとも今期は、船戸女流二段がいるけれども。

第8位 女流名人位戦A級・B級リーグの明暗。
A級・B級合わせて5名のLPSA女流棋士が参加したが、「明」は石橋女流四段のA級昇級のみ。あとは全員降級(陥落)というひどさだった。B級リーグ入りしても陥落したら、B級の力がないということである。LPSA予選参加女流棋士は、今年が正念場であろう。

第9位 渡部愛ツアー女子プロ誕生。
LPSA女流棋士の平均年齢が年々上がる中で、渡部ツアー女子プロの誕生は明るい話題だった。しかしまだスタートラインに立ったにすぎない。これからLPSA女流棋士に勝ちまくって、女流棋士の肩書を得ることが大事である。

第10位 LPSAファンクラブイベントに参加できず(5/5)。
ゴールデンウィークは毎年旅行に充てているので、その期間にファンクラブイベントを開かれても参加できない。じゃあほかの休日なら大丈夫かといえば、それがそうでもないのである。まあ私は金曜サロンで女流棋士に何回もお会いしているので、改めて交流を深める必要もないわけだが。

以上がLPSA関連の10大ニュースである。今年は昨年以上に、公式戦の勝利で私を喜ばせてもらいたい。それが10大ニュースにランクされる近道である。
コメント (5)
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