きょう2日は藤森奈津子先生のお誕生日。おめでとうございます。
藤森先生は理事を辞められましたが、LPSAあらゆるパイプ役であり、いまも要であることに変わりはありません。これからもLPSAやファンのために、熱い活動をしてください。応援しております。
(前日のつづき)
マドンナが2曲目以降に歌った曲は、プリンセスプリンセスが2曲。うち1曲は「ダイアモンド」だった。イルカの「なごり雪」もあった。やはり昭和を感じさせる選曲である。誰かが近藤真彦の「ギンギンラギンにさりげなく」を歌ったら、マドンナもノリノリだった。このころの歌謡曲はイヤというほど聴いていたはずで、体が勝手に反応してしまうのだろう。
EU-PHORIAの「シングルベッド」をW氏が歌う。テレビ朝日系「特命係長・只野仁」のエンディングテーマと言えば、ああ、とうなずかれる方も多いだろう。W氏、将棋の終盤はアッサリしているのに、歌うときは「ねっとり型」で、この歌のときも、みんなから「(歌い方が)エロい」と非難轟々だった。棋風に忠実な人もいれば、想像できない歌い方をする人もいる。ここがカラオケの面白いところだろう。
最後はそのW氏のリクエストで、マドンナに小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」を歌っていただく。マドンナは「キーが合わない」と不満をもらしていたが、どうしてどうして、見事に歌いあげた。いやはや、将棋と同じで、手厚い。マドンナと小泉今日子は意外と声質が似ていると思った。
そろそろ焼き肉屋へ向かう時間である。じゃあ部屋を出ますか、と立ちあがろうとすると、Iz氏がマドンナに大きな花束を贈るサプライズをした。私(たち)はまったく知らなかった。さすがにこれは、マドンナもほろっときたようだ。チッ、うまいことやりやがったなIz氏。
さて、午後7時からはメインの焼き肉パーティーである。再びクルマで移動し、予約の店に入ると、4人掛けのテーブル(掘りごたつ)を4つ充てられた。しかし「田」型だ。もう少し大きなテーブルだったら、みんなと話ができたのだが、これでは若干話がしづらい。どうでもいいが、将棋盤の四隅をテーブルと座席に見たてて、各人の配置を記しておく
□9一・Ho氏、8一・Kub氏、8三・マドンナ
□2一・Ka氏、1一・R氏、1三・W氏
□8七・Iz氏、9九・U氏
□2七・Kun氏、1七・某氏、1九・私
二段目と八段目はテーブル。これを見ると、私はマドンナと話しづらい位置に座ってしまったのが分かる。でも私は隅が好きなので、これはこれで構わない。
まずは飲み物で乾杯。私は飲めないのでウーロン茶にしたが、U氏も飲まないので、なんの後ろめたさもなかった。
焼き肉はコース料理のようだったが、出てきた肉は美味だった。これは各テーブルで炭火を使って焼くのだが、Kun氏は夜は少食だし、某氏は飲む方専門なので、ほとんど私ひとりで焼き肉をほおばっていた。おふたりには申し訳なかったと思う。
7時45分ごろ、Y氏が合流。「8九」の場所に座った。前も書いたが、この日は王座戦の女流棋士一斉対局。マドンナは先日、あるスポンサーから副賞として「iPad」を貰ったそうで、早速それを開いている。見るのはもちろん、王座戦だ。しかしこの「iPad」、キーボードもないのに、あらゆる情報がなんでも出てくる。まるでドラえもんの異次元ポケットから出てきた、秘密の小道具だ。私は携帯電話さえ持ってないので、浦島太郎になった気分である。
デザートのシャーベット、冷麺(かビビンバ)が出てきて、コース料理は終了。
歌はうまかった某氏だが、日常の話に戻るとまったく面白くないので、私とは話がかみ合わなかった。そのうち某氏が席を移動してHo氏と将棋を指し始め、各人も微妙に席を移動した。そうしたら、空いた某氏の席に、マドンナが来てくださった。うれしい。
これは特筆大書しておきたいが、マドンナは気配りの人である。何かのパーティーでも、ひとりでさみしくしている人はいないか、あの人は楽しんでいるだろうかと、つねに考慮しながら行動している。
今回は、私のテーブルがわりと静かめだったので、気を利かせてくれたのだろう。
マドンナとはサシで、30分くらい話をしたろうか。私は美人を前にするとアガッテしまって、いつもモゴモゴしているのだが、今回は勇気を出した。ところでなぜ「30分」だったのかと言うと、10時になったので、店員さんに恐縮されながらも、店を追い出されてしまったからだ。いやしかし、この「打ち切り」は味がわるかった。
店を出たが、店の入っているビルの前で、まだ雑談が続いている。なんとなく別れそびれて、みんなで喫茶店に入ることになった。
駅前に、シャレた喫茶店があったので、入る。なかなか落ち着いた雰囲気である。私が旅先で入ったら、時刻表を片手にボーッとするところである。
ここも4人掛けのテーブルにパラパラと座る。マドンナは右のテーブル、U氏は真ん中のテーブル。ちなみに私は左のテーブルにすわった。
ここではマドンナとU氏の自戦解説となった。実はマドンナもU氏も、私たちよりはるかに将棋が強いのだ。しかもマドンナは今年に入って、同業の女性には1局も負けていない。いっぽうのU氏はというと、先日、強い女性と平手で戦う機会があったのだが、中盤で必勝になりながらも、そこから不可解な手を連発して、惨敗した。その将棋を並べていただいたが、勝敗が分かっているから、どうも冴えない。盛り上がらない。U氏は以前、私たちに毎週辛口の批評をしてくれた方だが、今回はそれらの言葉を、そっくり返させていただいた。
マドンナのほうはというと、なにしろ全勝だから、どの将棋を解説しても楽しそうだ。
U氏にはもう1局自戦解説をしていただいたが、これも中盤まで優勢に進めながら、攻め急いで自滅。
「ああ、こうやって負けたんですか…」
と、みんな、ため息をつくばかり。どんよりと重たい空気が漂う。
さすがにU氏も責任を感じたのか、ここの代金は全額払ってくださった。
最後は「なんだかなー」という感じだったが、きょう1日、マドンナが楽しんでくださったのなら、これに勝る喜びはない。またこうした機会があればいいと思う。ただし私が参加するかどうかは、別だけれども。
藤森先生は理事を辞められましたが、LPSAあらゆるパイプ役であり、いまも要であることに変わりはありません。これからもLPSAやファンのために、熱い活動をしてください。応援しております。
(前日のつづき)
マドンナが2曲目以降に歌った曲は、プリンセスプリンセスが2曲。うち1曲は「ダイアモンド」だった。イルカの「なごり雪」もあった。やはり昭和を感じさせる選曲である。誰かが近藤真彦の「ギンギンラギンにさりげなく」を歌ったら、マドンナもノリノリだった。このころの歌謡曲はイヤというほど聴いていたはずで、体が勝手に反応してしまうのだろう。
EU-PHORIAの「シングルベッド」をW氏が歌う。テレビ朝日系「特命係長・只野仁」のエンディングテーマと言えば、ああ、とうなずかれる方も多いだろう。W氏、将棋の終盤はアッサリしているのに、歌うときは「ねっとり型」で、この歌のときも、みんなから「(歌い方が)エロい」と非難轟々だった。棋風に忠実な人もいれば、想像できない歌い方をする人もいる。ここがカラオケの面白いところだろう。
最後はそのW氏のリクエストで、マドンナに小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」を歌っていただく。マドンナは「キーが合わない」と不満をもらしていたが、どうしてどうして、見事に歌いあげた。いやはや、将棋と同じで、手厚い。マドンナと小泉今日子は意外と声質が似ていると思った。
そろそろ焼き肉屋へ向かう時間である。じゃあ部屋を出ますか、と立ちあがろうとすると、Iz氏がマドンナに大きな花束を贈るサプライズをした。私(たち)はまったく知らなかった。さすがにこれは、マドンナもほろっときたようだ。チッ、うまいことやりやがったなIz氏。
さて、午後7時からはメインの焼き肉パーティーである。再びクルマで移動し、予約の店に入ると、4人掛けのテーブル(掘りごたつ)を4つ充てられた。しかし「田」型だ。もう少し大きなテーブルだったら、みんなと話ができたのだが、これでは若干話がしづらい。どうでもいいが、将棋盤の四隅をテーブルと座席に見たてて、各人の配置を記しておく
□9一・Ho氏、8一・Kub氏、8三・マドンナ
□2一・Ka氏、1一・R氏、1三・W氏
□8七・Iz氏、9九・U氏
□2七・Kun氏、1七・某氏、1九・私
二段目と八段目はテーブル。これを見ると、私はマドンナと話しづらい位置に座ってしまったのが分かる。でも私は隅が好きなので、これはこれで構わない。
まずは飲み物で乾杯。私は飲めないのでウーロン茶にしたが、U氏も飲まないので、なんの後ろめたさもなかった。
焼き肉はコース料理のようだったが、出てきた肉は美味だった。これは各テーブルで炭火を使って焼くのだが、Kun氏は夜は少食だし、某氏は飲む方専門なので、ほとんど私ひとりで焼き肉をほおばっていた。おふたりには申し訳なかったと思う。
7時45分ごろ、Y氏が合流。「8九」の場所に座った。前も書いたが、この日は王座戦の女流棋士一斉対局。マドンナは先日、あるスポンサーから副賞として「iPad」を貰ったそうで、早速それを開いている。見るのはもちろん、王座戦だ。しかしこの「iPad」、キーボードもないのに、あらゆる情報がなんでも出てくる。まるでドラえもんの異次元ポケットから出てきた、秘密の小道具だ。私は携帯電話さえ持ってないので、浦島太郎になった気分である。
デザートのシャーベット、冷麺(かビビンバ)が出てきて、コース料理は終了。
歌はうまかった某氏だが、日常の話に戻るとまったく面白くないので、私とは話がかみ合わなかった。そのうち某氏が席を移動してHo氏と将棋を指し始め、各人も微妙に席を移動した。そうしたら、空いた某氏の席に、マドンナが来てくださった。うれしい。
これは特筆大書しておきたいが、マドンナは気配りの人である。何かのパーティーでも、ひとりでさみしくしている人はいないか、あの人は楽しんでいるだろうかと、つねに考慮しながら行動している。
今回は、私のテーブルがわりと静かめだったので、気を利かせてくれたのだろう。
マドンナとはサシで、30分くらい話をしたろうか。私は美人を前にするとアガッテしまって、いつもモゴモゴしているのだが、今回は勇気を出した。ところでなぜ「30分」だったのかと言うと、10時になったので、店員さんに恐縮されながらも、店を追い出されてしまったからだ。いやしかし、この「打ち切り」は味がわるかった。
店を出たが、店の入っているビルの前で、まだ雑談が続いている。なんとなく別れそびれて、みんなで喫茶店に入ることになった。
駅前に、シャレた喫茶店があったので、入る。なかなか落ち着いた雰囲気である。私が旅先で入ったら、時刻表を片手にボーッとするところである。
ここも4人掛けのテーブルにパラパラと座る。マドンナは右のテーブル、U氏は真ん中のテーブル。ちなみに私は左のテーブルにすわった。
ここではマドンナとU氏の自戦解説となった。実はマドンナもU氏も、私たちよりはるかに将棋が強いのだ。しかもマドンナは今年に入って、同業の女性には1局も負けていない。いっぽうのU氏はというと、先日、強い女性と平手で戦う機会があったのだが、中盤で必勝になりながらも、そこから不可解な手を連発して、惨敗した。その将棋を並べていただいたが、勝敗が分かっているから、どうも冴えない。盛り上がらない。U氏は以前、私たちに毎週辛口の批評をしてくれた方だが、今回はそれらの言葉を、そっくり返させていただいた。
マドンナのほうはというと、なにしろ全勝だから、どの将棋を解説しても楽しそうだ。
U氏にはもう1局自戦解説をしていただいたが、これも中盤まで優勢に進めながら、攻め急いで自滅。
「ああ、こうやって負けたんですか…」
と、みんな、ため息をつくばかり。どんよりと重たい空気が漂う。
さすがにU氏も責任を感じたのか、ここの代金は全額払ってくださった。
最後は「なんだかなー」という感じだったが、きょう1日、マドンナが楽しんでくださったのなら、これに勝る喜びはない。またこうした機会があればいいと思う。ただし私が参加するかどうかは、別だけれども。