昨年4月1日にこのブログを開設してから、今回で500回目のエントリとなった。
そこできょうは沖縄旅行記を中断して、「第3回・私が勝手に選ぶ女流棋士ファンランキング」の、2010年最新版を書くことにする。ところで前回(2月14日)の発表後、ある人から
「順位づけをしなくても、ファンの女流棋士を羅列するだけでいいのに…」
と忠告された。言われてみればそうかもしれず、私はその人に「うん」と生返事はしたのだが、約束を破って、やはりランキング形式で発表することにする。私がそのとき、どの女流棋士を強く応援していたかを記録しておくことも意義がある、と考えたからである。
なおどうでもいいことだが、これは自宅で事前に書いたものではなく、現在石垣島のネットカフェで、沖縄料理も食べずにしこしこキーボードを叩いているものであることを、あらかじめお断りしておく。
ではまず、参考までに、過去2回のランキングを再掲する。
2009年8月24日エントリ
第1位 船戸陽子女流二段
第2位 山口恵梨子女流1級
第3位 中倉宏美女流二段
第4位 島井咲緒里女流初段
第5位 中村桃子女流1級
第6位 岩根 忍女流二段
第7位 中村真梨花女流二段
第8位 藤田麻衣子女流1級
第9位 中倉彰子女流初段
第10位 成田弥穂女子アマ王位
2010年2月14日エントリ
第1位 船戸陽子女流二段
第2位 中倉宏美女流二段
第3位 山口恵梨子女流1級
第4位 中井広恵女流六段
第5位 岩根 忍女流二段
第6位 中村真梨花女流二段
第7位 本田小百合女流二段
第8位 中倉彰子女流初段
第9位 中村桃子女流1級
第10位 島井咲緒里女流初段
以上のごとくである。トップ10に入った女流棋士も、もれた女流棋士も、一言文句はあるだろうが、こちらもかなり真面目に考えてつけている。身の危険を承知で発表しているといっても過言ではない。どうか女流棋士の皆さまは、そこを汲んで読んでいただきたい。
では発表する。
第3回・私が勝手に選ぶ女流棋士ファンランキングトップ10・2010年8月版
第1位 船戸陽子女流二段(LPSA)
これはこのブログの読者なら、予想は容易だったろう。私が船戸女流二段のファンなのは、その美貌やファンに対する接し方などいろいろあるが、大きな理由はお互い「沖縄好き」ということにある。ある日の雑談で、私が石垣島でいちばん好きなビューポイントを挙げたことがあるのだが―まあ私が好きなくらいだからそこは超マイナーだったのだが―彼女はそこへ「登ったことがある」と言うので驚いた。鳩間島のある民宿が好きだと言えば、「そこは有名でしょ」と言う。船戸女流二段となら、沖縄の話だけで数時間は持ちそうである。
お互い「PJ(ピーチジョン)」の愛読者でもあるし、将棋以外の話ができる点だけをとっても、彼女に対する評価は高い。
第2位 室谷由紀女流1級(女流棋士会)
7月17日のマイナビ女子オープン一斉予選対局で本戦入りし、一挙に女流棋士界のスーパースターとなった室谷女流1級を、思い切って2位に挙げた。室谷女流1級は、女流3級として仮デビューしたときから気になる存在だったが、今回女流1級に昇級したことで、堂々のランク入り、というわけである。
マイナビ女子オープンのレポートでも触れたが、彼女のピンクのブラウスやチェックのミニスカートの制服姿があまりにもまぶしすぎて、私は彼女を正視することができなかった。山口恵梨子女流初段でも、「LADIES HOLLY CUP」の公開対局のときは、それなりに鑑賞できた。それだけをとっても、室谷女流1級は山口女流初段を上回っていたといえる。まさに「パーフェクト」だった。
第3位 島井咲緒里女流初段(LPSA)
島井女流初段は公式戦の成績はパッとしないが、ビジュアル面での乱高下が激しい。
前回の10位から今回3位に上昇したのは、6月20日(日)にLPSA1dayトーナメント「Tefu×NIS CUP」でのいでたちが素晴らしかったこと。島井女流初段は昨年のマイナビ女子オープンで本戦入りしたときも、女優のような美しさで、写真に納まっていた(週刊将棋・2009年8月5日号)。私はあれ以上に美しい女流棋士の写真を、ほかに知らない。
とにかく島井女流初段には一発の魅力がある。これからは将棋のほうでも活躍してほしい。
第4位 中倉宏美女流二段(LPSA)
中倉女流二段も今年のマイナビ女子オープンで本戦入りの活躍を見せた。しかし順位は2ランクダウンで、本人は不満だろうが、上の2人の衝撃がわずかに大きかったので、そこは納得してもらうしかない。
中倉女流二段は髪を短くして、前よりさらに輝きを増した。しかし4位ではそんな言葉も言い訳がましく聞こえるだろうが、もちろんこれも本心である。
第5位 山口恵梨子女流初段(女流棋士会)
中倉女流二段同様、2位と3位に新顔と復活組がつけたので、山口女流初段も2ランク落ちた。山口女流初段には、4月18日(日)の「将棋ランド」の将棋大会で初めて指導対局を受け、とても感激した。
高校を卒業してしまったのは痛いが、これからも将棋と学業に励んでもらいたい。
第6位 中井広恵女流六段(LPSA)
前回4位だった中井女流六段、冷静に考えれば8位あたりがいいところだよなあ、と考えていたのだが、中井女流六段はよくよく見るとキュートだ。とても○代の○人の子持ちとは思えない。
女流棋戦では19連勝を達成し、いまや恐いものなし。中井女流六段も2ランクズラすのみに留めておく。
第7位 岩根 忍女流二段(女流棋士会)
岩根女流二段は最近の成績はパッとしないが、マイナビ女子オープンの公開対局で拝見して、そのかわいらしさ、美しさにいっそう磨きがかかり、思わず見とれてしまった。
これだけはいえる。岩根女流二段のご主人は、日本一の幸せ者である。
第8位 安食総子女流初段(女流棋士会)
既報のとおり、安食女流初段には5月の将棋ペンクラブ関東交流会でお世話になり、その脱力系の雰囲気など、たいへんいい印象を抱いた。安食女流初段は現在「NHK将棋講座」のアシスタントをしているが、日曜日の昼前に、ボーッとした頭で観るそれには、安食女流初段がうってつけである。
これからも将棋と普及に全力をそそいでください。
第9位 本田小百合女流二段(女流棋士会)
本田女流二段は女流棋士会の「金曜ナイトサークル」の担当をしており、普及にも熱心だから、一度くらい会話をしたことがあってもいいはずなのだが、まだその機会はない。
私は女流棋士の中で、本田女流二段が「最も健康的な笑顔」の持ち主だと思っている。対局時の厳しい顔、普及時のにこやかな顔の二本立てで、これからも活躍してほしい。
第10位 中村桃子女流1級(女流棋士会)
中村桃子女流1級は第2期マイナビ女子オープンがデビューだったろうか。あのときは「もし本戦入りしたら即女流1級」ということで、ごくごく短時間だけ話題をまいたが、その後の成績はいまひとつである。しかし今年のマイナビ女子オープンで拝見すると、その可憐な美しさはそのままで、やはりトップ10から外すわけにはいかない。とにかく、各棋戦で活躍して、早く女流初段に昇段することである。
以上、自信をもってトップ10を発表したが、追記しておく。
事前に漠然と考えていたところでは、私の心の姉弟子である、松尾香織女流初段を7位くらいにランクインさせるつもりだった。ところが上から順々にランクをつけていくと、松尾女流初段の順位も徐々に落ち、9位か10位になってしまった。しかし「松尾女流初段をランクインさせて本田女流二段や中村女流1級を落とすのはどうも…」というわけで、けっきょく松尾女流初段のランクインは見送ることにした。
しかし私が松尾女流初段のファンであることに変わりはない。
恐らくこれを発表したことで、LPSAの女流棋士から何かあるだろうが、遠く石垣の地からこれを書いていると、不満の声が聞こえてこないように思えるから不思議だ。まあ、8月20日のLPSA金曜サロンはいい。問題は27日である…。
そこできょうは沖縄旅行記を中断して、「第3回・私が勝手に選ぶ女流棋士ファンランキング」の、2010年最新版を書くことにする。ところで前回(2月14日)の発表後、ある人から
「順位づけをしなくても、ファンの女流棋士を羅列するだけでいいのに…」
と忠告された。言われてみればそうかもしれず、私はその人に「うん」と生返事はしたのだが、約束を破って、やはりランキング形式で発表することにする。私がそのとき、どの女流棋士を強く応援していたかを記録しておくことも意義がある、と考えたからである。
なおどうでもいいことだが、これは自宅で事前に書いたものではなく、現在石垣島のネットカフェで、沖縄料理も食べずにしこしこキーボードを叩いているものであることを、あらかじめお断りしておく。
ではまず、参考までに、過去2回のランキングを再掲する。
2009年8月24日エントリ
第1位 船戸陽子女流二段
第2位 山口恵梨子女流1級
第3位 中倉宏美女流二段
第4位 島井咲緒里女流初段
第5位 中村桃子女流1級
第6位 岩根 忍女流二段
第7位 中村真梨花女流二段
第8位 藤田麻衣子女流1級
第9位 中倉彰子女流初段
第10位 成田弥穂女子アマ王位
2010年2月14日エントリ
第1位 船戸陽子女流二段
第2位 中倉宏美女流二段
第3位 山口恵梨子女流1級
第4位 中井広恵女流六段
第5位 岩根 忍女流二段
第6位 中村真梨花女流二段
第7位 本田小百合女流二段
第8位 中倉彰子女流初段
第9位 中村桃子女流1級
第10位 島井咲緒里女流初段
以上のごとくである。トップ10に入った女流棋士も、もれた女流棋士も、一言文句はあるだろうが、こちらもかなり真面目に考えてつけている。身の危険を承知で発表しているといっても過言ではない。どうか女流棋士の皆さまは、そこを汲んで読んでいただきたい。
では発表する。
第3回・私が勝手に選ぶ女流棋士ファンランキングトップ10・2010年8月版
第1位 船戸陽子女流二段(LPSA)
これはこのブログの読者なら、予想は容易だったろう。私が船戸女流二段のファンなのは、その美貌やファンに対する接し方などいろいろあるが、大きな理由はお互い「沖縄好き」ということにある。ある日の雑談で、私が石垣島でいちばん好きなビューポイントを挙げたことがあるのだが―まあ私が好きなくらいだからそこは超マイナーだったのだが―彼女はそこへ「登ったことがある」と言うので驚いた。鳩間島のある民宿が好きだと言えば、「そこは有名でしょ」と言う。船戸女流二段となら、沖縄の話だけで数時間は持ちそうである。
お互い「PJ(ピーチジョン)」の愛読者でもあるし、将棋以外の話ができる点だけをとっても、彼女に対する評価は高い。
第2位 室谷由紀女流1級(女流棋士会)
7月17日のマイナビ女子オープン一斉予選対局で本戦入りし、一挙に女流棋士界のスーパースターとなった室谷女流1級を、思い切って2位に挙げた。室谷女流1級は、女流3級として仮デビューしたときから気になる存在だったが、今回女流1級に昇級したことで、堂々のランク入り、というわけである。
マイナビ女子オープンのレポートでも触れたが、彼女のピンクのブラウスやチェックのミニスカートの制服姿があまりにもまぶしすぎて、私は彼女を正視することができなかった。山口恵梨子女流初段でも、「LADIES HOLLY CUP」の公開対局のときは、それなりに鑑賞できた。それだけをとっても、室谷女流1級は山口女流初段を上回っていたといえる。まさに「パーフェクト」だった。
第3位 島井咲緒里女流初段(LPSA)
島井女流初段は公式戦の成績はパッとしないが、ビジュアル面での乱高下が激しい。
前回の10位から今回3位に上昇したのは、6月20日(日)にLPSA1dayトーナメント「Tefu×NIS CUP」でのいでたちが素晴らしかったこと。島井女流初段は昨年のマイナビ女子オープンで本戦入りしたときも、女優のような美しさで、写真に納まっていた(週刊将棋・2009年8月5日号)。私はあれ以上に美しい女流棋士の写真を、ほかに知らない。
とにかく島井女流初段には一発の魅力がある。これからは将棋のほうでも活躍してほしい。
第4位 中倉宏美女流二段(LPSA)
中倉女流二段も今年のマイナビ女子オープンで本戦入りの活躍を見せた。しかし順位は2ランクダウンで、本人は不満だろうが、上の2人の衝撃がわずかに大きかったので、そこは納得してもらうしかない。
中倉女流二段は髪を短くして、前よりさらに輝きを増した。しかし4位ではそんな言葉も言い訳がましく聞こえるだろうが、もちろんこれも本心である。
第5位 山口恵梨子女流初段(女流棋士会)
中倉女流二段同様、2位と3位に新顔と復活組がつけたので、山口女流初段も2ランク落ちた。山口女流初段には、4月18日(日)の「将棋ランド」の将棋大会で初めて指導対局を受け、とても感激した。
高校を卒業してしまったのは痛いが、これからも将棋と学業に励んでもらいたい。
第6位 中井広恵女流六段(LPSA)
前回4位だった中井女流六段、冷静に考えれば8位あたりがいいところだよなあ、と考えていたのだが、中井女流六段はよくよく見るとキュートだ。とても○代の○人の子持ちとは思えない。
女流棋戦では19連勝を達成し、いまや恐いものなし。中井女流六段も2ランクズラすのみに留めておく。
第7位 岩根 忍女流二段(女流棋士会)
岩根女流二段は最近の成績はパッとしないが、マイナビ女子オープンの公開対局で拝見して、そのかわいらしさ、美しさにいっそう磨きがかかり、思わず見とれてしまった。
これだけはいえる。岩根女流二段のご主人は、日本一の幸せ者である。
第8位 安食総子女流初段(女流棋士会)
既報のとおり、安食女流初段には5月の将棋ペンクラブ関東交流会でお世話になり、その脱力系の雰囲気など、たいへんいい印象を抱いた。安食女流初段は現在「NHK将棋講座」のアシスタントをしているが、日曜日の昼前に、ボーッとした頭で観るそれには、安食女流初段がうってつけである。
これからも将棋と普及に全力をそそいでください。
第9位 本田小百合女流二段(女流棋士会)
本田女流二段は女流棋士会の「金曜ナイトサークル」の担当をしており、普及にも熱心だから、一度くらい会話をしたことがあってもいいはずなのだが、まだその機会はない。
私は女流棋士の中で、本田女流二段が「最も健康的な笑顔」の持ち主だと思っている。対局時の厳しい顔、普及時のにこやかな顔の二本立てで、これからも活躍してほしい。
第10位 中村桃子女流1級(女流棋士会)
中村桃子女流1級は第2期マイナビ女子オープンがデビューだったろうか。あのときは「もし本戦入りしたら即女流1級」ということで、ごくごく短時間だけ話題をまいたが、その後の成績はいまひとつである。しかし今年のマイナビ女子オープンで拝見すると、その可憐な美しさはそのままで、やはりトップ10から外すわけにはいかない。とにかく、各棋戦で活躍して、早く女流初段に昇段することである。
以上、自信をもってトップ10を発表したが、追記しておく。
事前に漠然と考えていたところでは、私の心の姉弟子である、松尾香織女流初段を7位くらいにランクインさせるつもりだった。ところが上から順々にランクをつけていくと、松尾女流初段の順位も徐々に落ち、9位か10位になってしまった。しかし「松尾女流初段をランクインさせて本田女流二段や中村女流1級を落とすのはどうも…」というわけで、けっきょく松尾女流初段のランクインは見送ることにした。
しかし私が松尾女流初段のファンであることに変わりはない。
恐らくこれを発表したことで、LPSAの女流棋士から何かあるだろうが、遠く石垣の地からこれを書いていると、不満の声が聞こえてこないように思えるから不思議だ。まあ、8月20日のLPSA金曜サロンはいい。問題は27日である…。