一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

5月13日のLPSA芝浦サロン・愛

2011-05-21 13:18:20 | LPSA芝浦サロン
13日の金曜日のLPSA芝浦サロンは、1部(午後2時~5時)が多田佳子女流四段、2部(午後6時~9時)が、渡部愛ツアー女子プロの担当だった。
多田女流四段に将棋を教わりたいのはヤマヤマだったが、13日は仕事があったので、渡部ツアー女子プロにお手合わせ願うのみとなった。いまも仕事はヒマなのだが、終業時間を短縮するまでで、1日休みはもらえない。かつて金曜日が休みだった時、女流棋士会の女流棋士スーパーサロンに出掛けた日が懐かしい。
芝浦金曜サロンは久しぶりだ。4月22日(金)は信濃わらび山荘将棋合宿、29日(金・祝)は休み、5月6日(金)は旅行だったので、1ヶ月ぶりとなる。
渡部ツアー女子プロのいでたちは白のワンピースにひらひらのスカート。個人的には制服を着用してほしかったが、制服は戦闘服なので、翌日に温存したのだろう。
もっともワンピースもよく似合っていて、軽くムラムラしてしまったことを私は告白する。
そんな渡部ツアー女子プロは翌日14日(土)に第5期マイナビ女子オープンのチャレンジマッチを控えていた。
翌日が対局ならば、前日は静養に充てるのが筋。しかし札幌在住の渡部ツアー女子プロが上京する回数は限られており、ファンとの交流の一環として、この機会に芝浦サロンにも登板しなければならない。ここがつらいところだ。
W氏ら何人かがそろって、指導対局開始。内容は数ヶ月後に記すが、渡部ツアー女子プロの指し回しが素晴らしく、66手で粉砕された。
受付には「震災チャリティー」として、LPSA女流棋士と渡部ツアー女子プロの直筆色紙が3,000円で売られている。渡部ツアー女子プロの揮毫は「愛」。この色紙の価値を高めるには、渡部ツアー女子プロ自身が対局に勝つしかない。
ほかに客もいなかったので、おかわり対局を所望する。しかしこの将棋も、72手で渡部ツアー女子プロの勝ち。
上の2局には扇子サイン勝負も懸かっていた。ええいもう一局! とさらにおかわり。しかしこれも62手で惨敗した。
私はLPSAの女流棋士にほぼ毎週指導対局を受けているから、そのチカラを肌で感じているが、渡部ツアー女子プロの実力は上位に入る。早見えで、本筋に手が行く。しかし渡部ツアー女子プロは、己の実力を認識していない感じだ。
私との指導対局のときにも、明らかに私が敗勢なのに、私が一手指すごとに、
「あー、そうですよねえ…」
「うーん」
「困った…」
と吐息をもらす。そんなに形勢を悲観しなくてもいいのにと思う。
いま渡部ツアー女子プロに必要なもの、それは己に対する自信であろう。たとえ形勢が悪くなっても、最後は自分が勝つ、というくらいのふてぶてしさがあれば、もっと勝率は高くなる。
それはとにかく、渡部ツアー女子プロは私に3連勝したのだから、翌日のチャレンジマッチは難なく通過すると思った。
放課後は、W氏、Y氏、ミスターどうぶつしょうぎ氏と近くの中華料理屋へ。さらに喫茶店に場所を変えて、W氏、Y氏とおしゃべり。駒込のときは大人数だったが、さびしくなった。
コメント (6)
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