一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

5月20日のLPSA芝浦サロン

2011-05-23 00:11:18 | LPSA芝浦サロン
20日(金)のLPSA芝浦サロンは、1部(午後2時~5時)が石橋幸緒女流四段、2部(午後6時~9時)が鹿野圭生女流二段の担当だった。
女流棋士が2人体制のときは1部からお邪魔したいのだが、やはり今週も仕事があり、入ったのは夕方だった。
もっとも最近は、早く入っても会員が少なく、指導対局を受けた後に、しばらく待ちぼうけになる可能性がある。それを思うと、早く入るのが最善かどうか微妙だ。
さて最近は芝浦サロンに入る前に「小諸そば」で二枚もりを食すのが習慣になっているが、20日は芝浦サロン横の「吉野家」が「牛丼並盛270円」のキャンペーン中だったので、そちらに入る。きょうはこの一手だろう。余談だが、12日の木曜ワインサロンのとき吉野家に入ったのも、この値引きキャンペーンをやっているとフンだから。しかしこのときは「キャンペーンは17日から」ということで、ズッコケた。
牛丼で腹もくちて、入室。手合い係は大庭美夏女流1級だった。
先客が手持ち無沙汰にしていたので私との対局をつけてくれたが、先客氏が対局を固辞したので、私は大庭女流1級とおしゃべり。
大庭女流1級は先月の女流王座戦アマ東日本大会で惜敗し、私から「ル・クルーゼ」獲得はならなかった。大庭女流1級の悔しがりようは相当なもので、私は、それほどの「熱さ」が現役時代にあれば、もう少し勝ち星が増えたんでねーの? と苦笑した。
しかし大庭女流1級によれば、現役から離れて初めて、真剣勝負の別の面白さが分かってくることもある、とのこと。同じくアマ西日本大会に出場した藤田麻衣子さんも、そのクチだったのだろうか。
しばらくして、Kus氏が入室した。1部に出席したあと、夕食に出ていたらしい。Kus氏は指導対局を受けるとすぐに帰ってしまうので、このブログにはあまり登場しないが、芝浦サロンでは最も出席率がよい。LPSAが発行している「ポイントカード」も、Kus氏が首位を走っている。最もLPSAサロンの収入に貢献している、ともいえる。
鹿野女流二段は先日の対局で勝利、勝ち星規定に達し、女流二段に昇段した。その鹿野女流二段は翌21日に女流王座戦の対局を控えていた。鹿野女流二段も前週の渡部愛ツアー女子プロと同じく、上京のついでにファンとの交流を行うわけだ。
昨年もこのパターンで、鹿野女流二段はチャレンジマッチを勝ち抜いた。しかし今年のそれは、残念な結果に終わった。チャレンジマッチを勝ち抜くのは、プロといえどもむずかしい。
鹿野女流二段との指導対局が終わったあと、石橋女流四段、大庭女流1級としばし談笑。再び女流王座戦アマ予選の話になった。
大庭女流1級は、アマ予選に参加する際、極論すれば、すべてを放り出して将棋の勉強に専念したらしい。だから、公式戦が年に何局もある女流棋士は大変だ、という意味のことを言った。
私に言わせれば、(女流)棋士は将棋を指すことが仕事なんだから、大変なのは当たり前と思う。少なくとも、LPSAの中堅女流棋士は、まだまだ甘い。まだすべてを放り出せていない。勉強が足りないと感じる。それは倉敷藤花戦の結果を見ても明らかだ。
おしゃべりも一段落して、私は駒込に向かった。
コメント
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