背後ではHon氏が将棋盤と駒を取り出し、R氏と女流最強戦の検討をしている。熱心なことである。
その女流最強戦に現在、中井広恵女流六段は三連覇中である。中井女流六段は去る9月24日に「日レスインビテーションカップ女流棋士トーナメント」でも優勝した。しかし私たちは、何のお祝いもしていない。
これは不義理なことだと思うが、私たち一般の将棋ファンが女流棋士のお祝いの席を設けるなど、平民が宮中の奥方を祝宴にお誘いするようなもので、畏れ多いことなのだ。この辺のファン心理が、中井女流六段は理解できていないようだ。ただ中井女流六段は、お祝いの席を設けてくれればうれしいらしい。しかしそれは私たちも望むところなので、来春にも「第4回女流最強戦&日レス杯優勝・祝賀カラオケ&焼肉大パーティー」を催すことにした。
昨年夏、中井女流六段の公式戦19連勝を祝って、私たちは「カラオケ&焼肉パーティー」を開いたのだが、そのとき中井女流六段が歌った「飾りじゃないのよ涙は」は絶品だった。あの歌をまた聴きたいものだ。
矢内理絵子女流四段と山口恵梨子女流初段の女流最強戦は、矢内女流四段の作戦勝ちだったが、いつの間にか逆転し、山口女流初段の勝勢となっていた。矢内女流四段の変調もあるだろうが、山口女流初段、着実に力をつけているようだ。
中井女流六段はクルマの運転があるので、ノンアルコールのビール。それはいいが、私が気が利かないので、いつの間にか手酌で飲んでいた。前にも書いたが、私はこういうところで、全然役に立たない。ただただ、ひときわ美しい中井女流六段を鑑賞するのみ。
所用で遅れていた植山悦行七段が入店した。大野八一雄七段の奨励会時代からの盟友が加わり、これで役者がそろった。あらためて乾杯。
女流最強戦は山口女流初段の勝ち。R氏とHon氏は研究を終え、そのまま実戦を始めたようだ。彼らの将棋バカぶりも凄まじい。
肉がどんどん運ばれてくる。大野七段はあのガタイながら少食だし、中井女流六段も似たようなものだ。Ue氏も食が細いし、頼みのKaz氏も箸が進んでないように見える。Fuj氏はおしゃべりのほうに忙しく、結果このテーブルは、私がひとりで肉を食べる形になった。本当に、誰を祝っているのか分からない。
そしてその合間に大野七段に、伊藤真吾四段戦と、加藤一二三九段戦のときの心理状態をさりげなく聞く。ここで聞いたことが、「将棋ペン倶楽部」への原稿の、見えない「厚み」となるのだ。
時刻は10時半になった。Is氏とKaz氏が帰ることになり、私たちもとりあえず、店を出ることにした。とても美味しい肉だった。
店の前で彼らとは別れるが、私たちはまだ去りがたい。クルマで「ガスト」へ向かう。中井カー、Wカー、Honカーがあるが、私はもちろん中井カーを選ぶ。「信濃わらび山荘将棋合宿」から1ヶ月。また中井カーに乗れるとは思わなかった。
ガストでの席の配置は以下のとおり。
壁
中井 Fuj R Kun
一公 W 大野 植山 Hon
だいぶ腹もくちたので、みんな、ドリンクバーとケーキをオーダーするのみ。中井女流六段もふつうにそれにならっていたが、中井女流六段、ダイエットは明日からのようだ。
最近中井女流六段は、韓国人のモデル「ヨンア」に注目しているという。道端ジェシカよりも綺麗だそうで、その画像を見せてくれた。なんで道端ジェシカが唐突に出てきたのか分からぬが、私が彼女のファンであることを中井女流六段、当ブログのどこかで読んだのだろうか。とすると、これは中井女流六段の目をマジで意識して、これからのブログを書いていかなければならない。
ただひとつ付け加えておけば、ヨンアより道端ジェシカのほうが、はるかに綺麗だと思った。エロスの濃さが違う。
11時になり、R、Kun、Honの各氏が帰路に向かった。しかし残った私たちは、まだまだ話を続けるのだった。
さて、今回思わぬ形で大野七段をお祝いする形となったが、前にも書いたとおり、プロの先生方と酒席をともにすることは、将棋ファンとして光栄なことである。これから三先生が活躍を重ね、こうした会が何回も開ければ、ファンとしてこれに勝るよろこびはない。三先生の今後の活躍を、心よりお祈りします。
その女流最強戦に現在、中井広恵女流六段は三連覇中である。中井女流六段は去る9月24日に「日レスインビテーションカップ女流棋士トーナメント」でも優勝した。しかし私たちは、何のお祝いもしていない。
これは不義理なことだと思うが、私たち一般の将棋ファンが女流棋士のお祝いの席を設けるなど、平民が宮中の奥方を祝宴にお誘いするようなもので、畏れ多いことなのだ。この辺のファン心理が、中井女流六段は理解できていないようだ。ただ中井女流六段は、お祝いの席を設けてくれればうれしいらしい。しかしそれは私たちも望むところなので、来春にも「第4回女流最強戦&日レス杯優勝・祝賀カラオケ&焼肉大パーティー」を催すことにした。
昨年夏、中井女流六段の公式戦19連勝を祝って、私たちは「カラオケ&焼肉パーティー」を開いたのだが、そのとき中井女流六段が歌った「飾りじゃないのよ涙は」は絶品だった。あの歌をまた聴きたいものだ。
矢内理絵子女流四段と山口恵梨子女流初段の女流最強戦は、矢内女流四段の作戦勝ちだったが、いつの間にか逆転し、山口女流初段の勝勢となっていた。矢内女流四段の変調もあるだろうが、山口女流初段、着実に力をつけているようだ。
中井女流六段はクルマの運転があるので、ノンアルコールのビール。それはいいが、私が気が利かないので、いつの間にか手酌で飲んでいた。前にも書いたが、私はこういうところで、全然役に立たない。ただただ、ひときわ美しい中井女流六段を鑑賞するのみ。
所用で遅れていた植山悦行七段が入店した。大野八一雄七段の奨励会時代からの盟友が加わり、これで役者がそろった。あらためて乾杯。
女流最強戦は山口女流初段の勝ち。R氏とHon氏は研究を終え、そのまま実戦を始めたようだ。彼らの将棋バカぶりも凄まじい。
肉がどんどん運ばれてくる。大野七段はあのガタイながら少食だし、中井女流六段も似たようなものだ。Ue氏も食が細いし、頼みのKaz氏も箸が進んでないように見える。Fuj氏はおしゃべりのほうに忙しく、結果このテーブルは、私がひとりで肉を食べる形になった。本当に、誰を祝っているのか分からない。
そしてその合間に大野七段に、伊藤真吾四段戦と、加藤一二三九段戦のときの心理状態をさりげなく聞く。ここで聞いたことが、「将棋ペン倶楽部」への原稿の、見えない「厚み」となるのだ。
時刻は10時半になった。Is氏とKaz氏が帰ることになり、私たちもとりあえず、店を出ることにした。とても美味しい肉だった。
店の前で彼らとは別れるが、私たちはまだ去りがたい。クルマで「ガスト」へ向かう。中井カー、Wカー、Honカーがあるが、私はもちろん中井カーを選ぶ。「信濃わらび山荘将棋合宿」から1ヶ月。また中井カーに乗れるとは思わなかった。
ガストでの席の配置は以下のとおり。
壁
中井 Fuj R Kun
一公 W 大野 植山 Hon
だいぶ腹もくちたので、みんな、ドリンクバーとケーキをオーダーするのみ。中井女流六段もふつうにそれにならっていたが、中井女流六段、ダイエットは明日からのようだ。
最近中井女流六段は、韓国人のモデル「ヨンア」に注目しているという。道端ジェシカよりも綺麗だそうで、その画像を見せてくれた。なんで道端ジェシカが唐突に出てきたのか分からぬが、私が彼女のファンであることを中井女流六段、当ブログのどこかで読んだのだろうか。とすると、これは中井女流六段の目をマジで意識して、これからのブログを書いていかなければならない。
ただひとつ付け加えておけば、ヨンアより道端ジェシカのほうが、はるかに綺麗だと思った。エロスの濃さが違う。
11時になり、R、Kun、Honの各氏が帰路に向かった。しかし残った私たちは、まだまだ話を続けるのだった。
さて、今回思わぬ形で大野七段をお祝いする形となったが、前にも書いたとおり、プロの先生方と酒席をともにすることは、将棋ファンとして光栄なことである。これから三先生が活躍を重ね、こうした会が何回も開ければ、ファンとしてこれに勝るよろこびはない。三先生の今後の活躍を、心よりお祈りします。