15日(木)夕方から、冬恒例の九州旅行に出かけた。今回の主目的も、長崎県の某喫茶店で元気をもらうこと。そのついでに、いろいろ観光もしようというハラである。
行きはANA629便・羽田18時40分発の鹿児島行き。45日前まで予約の「スーパー旅割」を使い、9,970円。私は鉄道旅行が好きだが、遠距離の上にこれだけ低価格になると、飛行機に軍配を上げざるを得ない。
定刻に搭乗する。席は「26K」。右端の席だ。乗客は四分の入り。これでは完全に赤字だろう。夏の沖縄旅行最終日が「超満席」で、キャンセル待ちチケットを得るのに丸一日かかったが、あの混雑がウソのようだ。まったくあの日は、人生で2番目にひどい一日だった。
さて飛行機に乗る楽しみのひとつが、スッチー(キャビンアテンダント)を鑑賞することだ。きょうの搭乗は6人…はいた。私のいるスペースの担当は、中村真梨花女流二段似のスッチーだった。
飲み物を提供する時間になる。一時期、大手航空会社は飲み物の提供を全種類有料にした。が、現在は水、お茶、ジュースを無料にしている。有料だと飲まない乗客が多くなり、水分不足に陥る危険があるからだろう。経費をケチって体調不良者を出しては、元も子もない。
ひとりのスッチーが、うしろからカートを引いてきた。中倉彰子女流初段似の美人だ。でも彰子女流初段のほうが、はるかに綺麗である。
私はリンゴジュースを頼む。カップを持つスッチーの指と、私の指が触れた。こんなことでもない限り、私は女性と触れ合う機会がない。
反対側のスッチーを見る。あああっ!! すごい美人だ!! 女優の黒坂真美と将棋の中村桃子女流1級を足して2で割ったような顔だ。ほかにも誰か入っていそうな気がするが、よく分からない。スッチーには珍しい、ショートボブの髪型がよく似合っていた。
しかし桃子女流1級、なんで結婚しちゃったんだろう。もう少し私たちに、淡い希望を抱かせてほしかった。
私のイヤホンからは、Perfumeの歌が流れてきている。聴き終わった後、チャンネルを替えてみる。ポール・モーリア・グランドオーケストラ演奏の「恋は水色(Love is Blue)」が流れていた。そのメロディーに、ちょっと気が滅入る。少なくとも、旅の始めに聴く曲ではない。
今度は雅夢の「愛はかげろう」が流れてくる。これも切ない歌詞だ。ちょっと、勘弁してほしい。もうこうなったら、中井広恵女流六段のカラオケパーティーで、これを歌っちゃおうか。
またチャンネルを替えると、広瀬香美が流れてきた。冬はやっぱり広瀬香美である。
定刻より数分遅れて、ボーイング767は、鹿児島空港に静かに滑り込んだ。ANAの操縦士は、いつも静かに着陸する。地味ながら、大いに感心するところである。
鹿児島空港からは、市内までバス利用。鹿児島でバスといえば、地元の人なら「いわさきバスカード」を使う。もちろん私も持っている。鹿児島県内のほとんどのバスに乗車でき、1,000円のチャージで1,100円分を使える。しかも鹿児島空港-鹿児島市内間でこのカードを使うとさらに100円割引で、1,100円になるのだ。つまり実質1,000円で済むということだ。これは覚えておきたい手筋である。
今回は空港前の自動券売機でチケットを買ったのだが、バス内で現金のチャージができるというので、買った切符を現金に戻すため、バスを1本遅らせた。それで200円安くなるのなら、このくらいのロスタイムはなんでもない。
22時30分すぎ、天文館バス停に着く。まずは遅い夕食だ。旅先での定番である、牛丼屋に入る。
天文館は「すき家」である。現在キャンペーン中で、並盛が250円。これを頼んだのだが、出てきた牛丼の肉が少なくて、悲しくなった。載っている肉もクズ肉のようで、玉ネギばかりが目立っている。なんだか、ナベの底から最後の肉をすくったような感じだ。
これは「すき家天文館」、ヘタをやった。
腹が立ったまま、近くのネットカフェに入る。例によって今回も、私は宿の手配をしていない。ここで翌日以降の宿を決めておかないとまずい。それとブログの更新もある。16日と17日アップ分は過去の将棋絡みの記事だから、書き溜めしておけばよかったのだが、その気力がなかった。
フラットスペースに入って、パソコンを立ち上げる。「goo」を開いて、ログインする。しかし再び「ログイン」の指示が出る。なんだこれは。何度かそれをやったが埒が明かず、私はブースを変えてもらった。
しかしそれでもログインできない。サーバの調子がおかしいんじゃないのか。私はスタッフを呼び、苦情を言う。そこでスタッフがログインすると、今度は入った。どうも不愉快だ。
ところがしばらくした後、別のウィンドウを消したら、gooの画面まで消えてしまった。
また私はログインを試みるが、もうダメである。
これじゃ15日深夜、つまり16日分のアップができない。私は呆然とした。
(つづく)
行きはANA629便・羽田18時40分発の鹿児島行き。45日前まで予約の「スーパー旅割」を使い、9,970円。私は鉄道旅行が好きだが、遠距離の上にこれだけ低価格になると、飛行機に軍配を上げざるを得ない。
定刻に搭乗する。席は「26K」。右端の席だ。乗客は四分の入り。これでは完全に赤字だろう。夏の沖縄旅行最終日が「超満席」で、キャンセル待ちチケットを得るのに丸一日かかったが、あの混雑がウソのようだ。まったくあの日は、人生で2番目にひどい一日だった。
さて飛行機に乗る楽しみのひとつが、スッチー(キャビンアテンダント)を鑑賞することだ。きょうの搭乗は6人…はいた。私のいるスペースの担当は、中村真梨花女流二段似のスッチーだった。
飲み物を提供する時間になる。一時期、大手航空会社は飲み物の提供を全種類有料にした。が、現在は水、お茶、ジュースを無料にしている。有料だと飲まない乗客が多くなり、水分不足に陥る危険があるからだろう。経費をケチって体調不良者を出しては、元も子もない。
ひとりのスッチーが、うしろからカートを引いてきた。中倉彰子女流初段似の美人だ。でも彰子女流初段のほうが、はるかに綺麗である。
私はリンゴジュースを頼む。カップを持つスッチーの指と、私の指が触れた。こんなことでもない限り、私は女性と触れ合う機会がない。
反対側のスッチーを見る。あああっ!! すごい美人だ!! 女優の黒坂真美と将棋の中村桃子女流1級を足して2で割ったような顔だ。ほかにも誰か入っていそうな気がするが、よく分からない。スッチーには珍しい、ショートボブの髪型がよく似合っていた。
しかし桃子女流1級、なんで結婚しちゃったんだろう。もう少し私たちに、淡い希望を抱かせてほしかった。
私のイヤホンからは、Perfumeの歌が流れてきている。聴き終わった後、チャンネルを替えてみる。ポール・モーリア・グランドオーケストラ演奏の「恋は水色(Love is Blue)」が流れていた。そのメロディーに、ちょっと気が滅入る。少なくとも、旅の始めに聴く曲ではない。
今度は雅夢の「愛はかげろう」が流れてくる。これも切ない歌詞だ。ちょっと、勘弁してほしい。もうこうなったら、中井広恵女流六段のカラオケパーティーで、これを歌っちゃおうか。
またチャンネルを替えると、広瀬香美が流れてきた。冬はやっぱり広瀬香美である。
定刻より数分遅れて、ボーイング767は、鹿児島空港に静かに滑り込んだ。ANAの操縦士は、いつも静かに着陸する。地味ながら、大いに感心するところである。
鹿児島空港からは、市内までバス利用。鹿児島でバスといえば、地元の人なら「いわさきバスカード」を使う。もちろん私も持っている。鹿児島県内のほとんどのバスに乗車でき、1,000円のチャージで1,100円分を使える。しかも鹿児島空港-鹿児島市内間でこのカードを使うとさらに100円割引で、1,100円になるのだ。つまり実質1,000円で済むということだ。これは覚えておきたい手筋である。
今回は空港前の自動券売機でチケットを買ったのだが、バス内で現金のチャージができるというので、買った切符を現金に戻すため、バスを1本遅らせた。それで200円安くなるのなら、このくらいのロスタイムはなんでもない。
22時30分すぎ、天文館バス停に着く。まずは遅い夕食だ。旅先での定番である、牛丼屋に入る。
天文館は「すき家」である。現在キャンペーン中で、並盛が250円。これを頼んだのだが、出てきた牛丼の肉が少なくて、悲しくなった。載っている肉もクズ肉のようで、玉ネギばかりが目立っている。なんだか、ナベの底から最後の肉をすくったような感じだ。
これは「すき家天文館」、ヘタをやった。
腹が立ったまま、近くのネットカフェに入る。例によって今回も、私は宿の手配をしていない。ここで翌日以降の宿を決めておかないとまずい。それとブログの更新もある。16日と17日アップ分は過去の将棋絡みの記事だから、書き溜めしておけばよかったのだが、その気力がなかった。
フラットスペースに入って、パソコンを立ち上げる。「goo」を開いて、ログインする。しかし再び「ログイン」の指示が出る。なんだこれは。何度かそれをやったが埒が明かず、私はブースを変えてもらった。
しかしそれでもログインできない。サーバの調子がおかしいんじゃないのか。私はスタッフを呼び、苦情を言う。そこでスタッフがログインすると、今度は入った。どうも不愉快だ。
ところがしばらくした後、別のウィンドウを消したら、gooの画面まで消えてしまった。
また私はログインを試みるが、もうダメである。
これじゃ15日深夜、つまり16日分のアップができない。私は呆然とした。
(つづく)