一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

2011年最後のジョナ研・皆さまに感謝

2011-12-30 22:43:14 | ジョナ研
29日(木)は甲府、30日(金)は浜松に泊まった。31日(土)夕方までには、帰京する。

23日(金・祝)は、今年最後の「ジョナ研」があった。本当は前回9日のジョナ研で終わりだったのだが、当日集まったのが3人だったため、急遽おまけの1回を設けたのだ。
きょう23日は、5~6人の参加予定。駒込駅に出ると、後ろから肩を叩かれた。Is氏だった。彼はきょうの参加予定ではなかったが、参加となった。ジョナ研はこうした飛び入りがあるから楽しい。
6時半ごろ入る。ジョナ研の定席になりつつある、店内中央の喫煙席に、いつものグループがいた。と、そこに珍しい顔があった。Su氏である。Su氏はLPSA芝浦サロンの準レギュラーであり、大野教室の常連でもある。ウソはホントか分からぬが、Ayakoさんの顔を拝みに来たらしい。
とりあえず着席。ほかのメンバーは、Kun、R、Hon、Fujの各氏。Hon氏以外は、「LPSAウインタートーナメント」の帰りである。休みの日にも将棋とは、皆さん熱心なことである。
ところで、肝心のAyakoさんが、今夜は見えない。どうも休みのようだ。実はきょう、私がジョナサンに行くにあたり、Ayakoさんにクリスマスプレゼントを持って行くかどうか、真剣に悩んだ。悩んだ挙句、プレゼントを渡す間柄ではないと考え止めたのだが、残念ながらその判断は正着だったようだ。
何といっても、きょうはクリスマスイブイブである。Ayakoさんがオトコとどこかで楽しんでいる、ということは十分あり得る。いやそのほうが自然である。自然ではあるが、心がざわつく。彼氏がいるならいると、早くカミングアウトしてもらいたい。
そんなわけで、Su氏は残念だった。そう簡単に、マドンナの顔は拝めないのだ。
7時になって、W氏が来た。彼にしては到着が遅いが、年末でもあり、仕事がたてこんでいるのだろう。以上8人の席の配置は、次のとおり。

R Hon W Fuj

一公 Kun Su Is

まずはウインタートーナメントの話。Fuj氏以外は、皆さん好成績を残したようだ。私は彼らのチカラを買っているからその成績には驚かないが、驚いたのは、女性アマ強豪の田村真理子さんが、Aクラスでベスト4に入ったらしいことだ。
田村さんの将棋に対する真摯な姿勢、将棋愛は見上げたもので、私も彼女のことは、かねてから注目していた。今回田村さんが参戦したのだったら、私もウインタートーナメントに出るのだったと思う。
まずは最新の将棋の話題を少々。私たちには直接関係はないが、基本情報は共有しておきたい。
それが一段落すると、Hon氏が将棋盤と駒を出した。何となく、きょうのR氏の将棋を並べることになった。これはR氏の快勝。R氏は、優勢の将棋を逆転負けするところに価値があると思うのだが、まあいい。
続けてKun氏とHon氏が将棋を始めた。ヒトが将棋を指せば、自分も指したくなるのが将棋バカの愛すべき習性である。私とR氏が2つめの盤駒で、指すことになった。
対局開始。私の後手番なので、R氏に横歩を取っていただき、私は△3八歩から△4五角。これはR氏、勉強していないだろうと思ったら、最善手で来られた。
以下も私のむずかしい局面が続いたのだが、急所でR氏に緩手が出て、私の辛勝。R氏、最近は将棋に自信をなくしていたようだが、どうしてどうして、やはり実力がある。
今度はSu氏とFuj氏が将棋を始めることになった。私がSu氏の席、R氏がW氏の席に移り、W氏が左にズレた。
ではこの4人で雑談をするかと思えば、今度はIs氏が盤駒を出し、大野八一雄七段との指導対局を並べ始めた。ジョナサン初の3面である。これ、本当にこの一角だけが将棋道場の雰囲気だ。ジョナサンは迷惑だろうなと思う。
Is氏は大野七段に快勝していた。私は大野七段に何回教わってもねじ伏せられるのに、Is氏はどうしてこんなにうまく勝てるのだろう。ちょっとおもしろくない。
9時になり、Su氏が退室した。Su氏は相当遠くからの参加で、彼の将棋熱もすごい。来年は一度お手合わせしたいものだ。
9時半になり、Hon氏が退室した。Hon氏には今年1年、本当にお世話になった。
私はFuj氏とさらに対局。やっぱり私も、けっこうな将棋バカだ。私の先手三間飛車に、Fuj氏は二枚銀急戦。Fuj氏の仕掛けが決まったかに見えたが手抜かりがあったようで、▲5五歩の突き捨てから先手の駒が捌け、私がおもしろくなった。
△7七とに、私は▲6八の飛車をバッサリ、▲6二飛成と切る。振り飛車党なら指がしなるところだろう。是非ない△同飛に▲5三銀。以下△6九飛成▲4二銀成△同玉に、▲7四銀を▲6三銀成と活用したのが奇手。△6三同竜に▲5三金と打って、攻めが繋がった。
その後もFuj氏の頑強な抵抗にあったが、何とか幸いすることができた。ここで負けていたら、「これで大沢さんに7連勝…」「11勝4敗…」とかつぶやかれるところだった。
10時すぎ、Kun氏とIs氏も退室。おふたりにも、今年はお世話になった。ありがとう。
残り4人となったが、ジョナ研はまだまだ続く。再び愉快な雑談となった。
12時近くになり、ついに散会。W氏、R氏、Fuj氏にもお世話になった。彼らがいなければ、私はつぶれていた。今年こそ、棋友のありがたさを感じた年はなかった。本当に、ありがとう。
ジョナサン駒込店さん。いつも大してオーダーしないのに、貴重な席を毎回毎回長時間占拠してしまって、ごめんなさい。来年もよろしくお願いします。
そしてジョナ研の皆さん、今年1年、ありがとう。また来年、ジョナ研で会いましょう。

…そしてそしてAyakoさん、来年こそは飲みに行きましょう! もう私の中には、Ayakoさんと飲んでるイメージが出来上がっていますから! 約束ですよ!!
コメント
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