きょうの最終的な生徒数は大人７人、子供８人だった。
３局目は植山悦行七段に教えていただく。植山七段はKun氏と角落ち戦を戦っていたが、振り飛車党のKun氏が居飛車で向かってきたので植山七段のアテが外れ、ボヤくことボヤくこと。
「だから角落ちはイヤなんだよなア」
結局、植山七段は敗れたようだ。ということで、私も角落ちで教えていただく。
植山七段は△５四歩～△７四歩～△６四銀の構え。最近の植山七段は飛車先の歩を突かず、単騎の銀が出てくることが多い。
植山七段は７筋の歩を換えて△７三桂。私は▲７二歩と垂らす。歩を成って桂や香を取りに行くから、上手から攻めていらっしゃい、という大胆な手だ。
「大沢さんはときどき図々しい手を指しますよねえ」
と、怒った？植山七段は、△６五桂と跳ねてきた。
上手△６五桂、下手▲４九金、５五角、６六銀、６九金、７八銀、８九桂の局面で植山七段は△７七歩▲同桂△同桂成だが、これに▲同銀上が当然とはいえ好手だった。ここ▲同銀引は△５七桂で下手が悪い。
以下、▲９一角成で香得しては、私も負けられなくなった。
▲５四桂と金取りに打つと、そう攻めるもんですか、と植山七段。ヘンな手を指したか？ とこちらはドキッとしてしまう。
その後も決してスマートとはいえない指し方だったが、何とか植山七段から白星を頂戴することができた。
４局目はHo君と。Ho君の先手で、四間飛車。私は天守閣美濃から５筋の位を取った。石橋幸緒女流四段直伝の指し方だ。
しかし△５四銀に、▲６四歩△同歩▲同飛と歩交換された。△６三歩▲６八飛の次、▲５六歩△同歩▲５五歩があるので私は△５三金だが、こんな手を指すようでは作戦失敗である。
しかし△６二飛～△６五歩に▲５五銀△同銀▲同角が疑問手。△６六銀で角が死んでしまった。
Ho君は左金を５六から６五に繰り出すが、これがまた疑問手。私は△６七歩と飛頭に打つ。飛車が逃げれば△６五飛と金を取れるので、Ho君は飛車を見捨てて▲６六銀と銀を取るが、私は△６八歩成とボロッと飛車を取り、勝勢になった。
ところがこの必勝の将棋が、Ho君の勝負手と私の緩手で、徐々に詰まって行く。私は先手玉を寄せに出るが、明らかな読み抜けがあって私が敗勢になってしまった。
秒読みのHo君は後手玉を寄せに出る。しかし辛うじて逃れており再逆転、私の勝利となった。
Ho君、無理に玉を寄せにいかず、上部を開拓すれば勝ちだった。
ともあれきょうは４勝０敗。大野、植山両七段に揃って勝てたのは初めてで、望外の成績だ。
時刻は午後６時半を回っている。これで上がってもよかったのだが、Akiちゃんがまだ対局中で、妹のHanaちゃんがヒマそうだ。
そこで私はHanaちゃんと指す。Hanaちゃんの希望で、私の先手番となった。
▲７六歩△３四歩に私は▲６六歩。いつも居飛車でくる私が角道を止めたので、Hanaちゃんは怪訝な顔だ。そう、今回私は、相振り飛車で行くつもりだった。結果、三間飛車と中飛車の戦いとなった。
しかし相振り飛車は、Hanaちゃんの土俵だったようだ。Hanaちゃんに△３三桂～△１三角と攻撃態勢を整えられ、△４五歩。▲同歩に△同桂▲４六銀△同角▲同金△５七桂成で、早くも敗勢になってしまった。大野七段がこちらを覗くが、早くも大勢が決しているので、合点がゆかぬ顔だ。
数手進み、▲７六飛、８九桂・持駒角金、△７四歩…の局面で、私はかなわぬまでもと▲８六桂。△８五銀に▲７七桂と跳んだが、これが大悪手。Hanaちゃんに素知らぬ顔で△７六銀と取られ、愕然とした。狙いの▲７四桂△７三玉▲８二角は△８四玉で、▲８五金は△７六銀が利いているので詰まない。
ここで私は投了。せっかく気分よく勝ち星を重ねていたのに、最後にミソをつけてしまった。
時間もいいころになったので、食事に行く。参加者は大野八一雄七段、植山七段、Ｗ氏、Kun氏、Fuj氏、Minamiちゃん、私。
パソコンで調べたら、川口駅東口近くに「ガスト」があることが判明し、そこにする。どうでもいいが、席の配置を記す。
Ｗ 植山 大野
Minami Fuj 一公 Kun
壁
７人中６人がキャンペーンメニューを頼む。
食事の後は、どうでもいい話を肴に盛り上がる。まったく、あんまり笑いすぎて、腹がよじれた。
Kun氏は１時間ほどで帰宅。しかし10時すぎに、Ｗ氏のケータイに電話が入った。Ｒ氏からだ。近くまで来る用事があったので、これからこの席にお邪魔したい、との由。
「Ｒ氏、将棋バカだねえ」
と私たちは呆れたが、もちろん大歓迎である。Ｒ氏を交えて、12時近くまで雑談。最後はFuj氏と私がＲ氏に、自宅近くまでクルマで送ってもらうことになった。
車中ではＲ氏に、仕事中のウラ話を聞いたのだが、あまりにもおもしろすぎて、ここには書けない。最近は、書けないネタが多すぎる。
３局目は植山悦行七段に教えていただく。植山七段はKun氏と角落ち戦を戦っていたが、振り飛車党のKun氏が居飛車で向かってきたので植山七段のアテが外れ、ボヤくことボヤくこと。
「だから角落ちはイヤなんだよなア」
結局、植山七段は敗れたようだ。ということで、私も角落ちで教えていただく。
植山七段は△５四歩～△７四歩～△６四銀の構え。最近の植山七段は飛車先の歩を突かず、単騎の銀が出てくることが多い。
植山七段は７筋の歩を換えて△７三桂。私は▲７二歩と垂らす。歩を成って桂や香を取りに行くから、上手から攻めていらっしゃい、という大胆な手だ。
「大沢さんはときどき図々しい手を指しますよねえ」
と、怒った？植山七段は、△６五桂と跳ねてきた。
上手△６五桂、下手▲４九金、５五角、６六銀、６九金、７八銀、８九桂の局面で植山七段は△７七歩▲同桂△同桂成だが、これに▲同銀上が当然とはいえ好手だった。ここ▲同銀引は△５七桂で下手が悪い。
以下、▲９一角成で香得しては、私も負けられなくなった。
▲５四桂と金取りに打つと、そう攻めるもんですか、と植山七段。ヘンな手を指したか？ とこちらはドキッとしてしまう。
その後も決してスマートとはいえない指し方だったが、何とか植山七段から白星を頂戴することができた。
４局目はHo君と。Ho君の先手で、四間飛車。私は天守閣美濃から５筋の位を取った。石橋幸緒女流四段直伝の指し方だ。
しかし△５四銀に、▲６四歩△同歩▲同飛と歩交換された。△６三歩▲６八飛の次、▲５六歩△同歩▲５五歩があるので私は△５三金だが、こんな手を指すようでは作戦失敗である。
しかし△６二飛～△６五歩に▲５五銀△同銀▲同角が疑問手。△６六銀で角が死んでしまった。
Ho君は左金を５六から６五に繰り出すが、これがまた疑問手。私は△６七歩と飛頭に打つ。飛車が逃げれば△６五飛と金を取れるので、Ho君は飛車を見捨てて▲６六銀と銀を取るが、私は△６八歩成とボロッと飛車を取り、勝勢になった。
ところがこの必勝の将棋が、Ho君の勝負手と私の緩手で、徐々に詰まって行く。私は先手玉を寄せに出るが、明らかな読み抜けがあって私が敗勢になってしまった。
秒読みのHo君は後手玉を寄せに出る。しかし辛うじて逃れており再逆転、私の勝利となった。
Ho君、無理に玉を寄せにいかず、上部を開拓すれば勝ちだった。
ともあれきょうは４勝０敗。大野、植山両七段に揃って勝てたのは初めてで、望外の成績だ。
時刻は午後６時半を回っている。これで上がってもよかったのだが、Akiちゃんがまだ対局中で、妹のHanaちゃんがヒマそうだ。
そこで私はHanaちゃんと指す。Hanaちゃんの希望で、私の先手番となった。
▲７六歩△３四歩に私は▲６六歩。いつも居飛車でくる私が角道を止めたので、Hanaちゃんは怪訝な顔だ。そう、今回私は、相振り飛車で行くつもりだった。結果、三間飛車と中飛車の戦いとなった。
しかし相振り飛車は、Hanaちゃんの土俵だったようだ。Hanaちゃんに△３三桂～△１三角と攻撃態勢を整えられ、△４五歩。▲同歩に△同桂▲４六銀△同角▲同金△５七桂成で、早くも敗勢になってしまった。大野七段がこちらを覗くが、早くも大勢が決しているので、合点がゆかぬ顔だ。
数手進み、▲７六飛、８九桂・持駒角金、△７四歩…の局面で、私はかなわぬまでもと▲８六桂。△８五銀に▲７七桂と跳んだが、これが大悪手。Hanaちゃんに素知らぬ顔で△７六銀と取られ、愕然とした。狙いの▲７四桂△７三玉▲８二角は△８四玉で、▲８五金は△７六銀が利いているので詰まない。
ここで私は投了。せっかく気分よく勝ち星を重ねていたのに、最後にミソをつけてしまった。
時間もいいころになったので、食事に行く。参加者は大野八一雄七段、植山七段、Ｗ氏、Kun氏、Fuj氏、Minamiちゃん、私。
パソコンで調べたら、川口駅東口近くに「ガスト」があることが判明し、そこにする。どうでもいいが、席の配置を記す。
Ｗ 植山 大野
Minami Fuj 一公 Kun
壁
７人中６人がキャンペーンメニューを頼む。
食事の後は、どうでもいい話を肴に盛り上がる。まったく、あんまり笑いすぎて、腹がよじれた。
Kun氏は１時間ほどで帰宅。しかし10時すぎに、Ｗ氏のケータイに電話が入った。Ｒ氏からだ。近くまで来る用事があったので、これからこの席にお邪魔したい、との由。
「Ｒ氏、将棋バカだねえ」
と私たちは呆れたが、もちろん大歓迎である。Ｒ氏を交えて、12時近くまで雑談。最後はFuj氏と私がＲ氏に、自宅近くまでクルマで送ってもらうことになった。
車中ではＲ氏に、仕事中のウラ話を聞いたのだが、あまりにもおもしろすぎて、ここには書けない。最近は、書けないネタが多すぎる。
