先手・Kaz氏:1一馬、1七歩、1九香、2七玉、2九桂、3七歩、4七歩、5七歩、6八歩、7六歩、8九桂、9六角、9七歩、9九香 持駒:飛、金、銀、香、歩2
後手・一公:1三歩、2四歩、3二銀、4三歩、5一玉、5三歩、5八金、6一金、6三歩、5九竜、7一銀、7三歩、8一桂、9一香、9三歩 持駒:金、銀、桂、歩2
(△5九竜まで)
以下の指し手。▲6三角成△2六銀▲同玉△2五金 まで、一公の勝ち。
Kaz氏は「詰みはないでしょう」と▲6三角成。私は予定の△2六銀。
「実は詰みがあったんだよ」。
Kaz氏は怪訝そうな顔で▲2六同玉だが、△2五金で投了となった。以下▲2七玉に△2九飛成▲2八合△3五桂まで、詰みである。先に金銀を使うのがアレだが、この詰みはさして難しくない。今夜のKaz氏はちょっと、手が見えなかった。
将棋ペンクラブのA氏は、けっきょく時間が合わず、きょうは不参加となった。
なお今回のジョナ研は、Kun氏が「あす(1日)はジョナ研をやりたい気分だ…」とツイッターにつぶやいたのが発端となって、開催が決まったらしかった。これは珍しいが、その気持ちは分かる。なお開催は、誰が言いだしっぺでも構わないのである。
今度は対局者を替え、R氏とKaz氏の対局となる。R氏は先ほどの対局で、Hon氏に勝ったらしい。Hon氏は異能の実力者だが、その彼に勝つとはさすがだ。
本局は相矢倉。居飛車党の両者だから予想された戦型である。R氏が3筋から果敢に仕掛け、いい勝負になった。
…あっ、と思う。先ほどのKaz氏との将棋、私の△2六銀に▲1八玉と落ちられたら、詰まないじゃないか!!
△2七金は▲6三馬が利いている。よって▲1八玉には△5二金だろうが、▲8一馬で、これはどっちが勝ちか分からない。
しからば△2六銀では△2九飛成を先にすれば勝ちに思えるが、それは▲3六玉で、二枚の馬がよく利いて詰まない。Kaz氏もそう読んでいたのに、△2六銀と読みにない手を指され、混乱してしまったらしい。
手が見えてないのは、私のほうだった。
R-Kaz戦が終わり、Kaz氏の勝ち。R氏が駒損で攻めたが、指し切ってしまった。R氏はどこかで端の突き捨てを入れたかった。
ここで時刻は11時過ぎになり、Kun氏が退席。私たちは感想戦を続ける。
△3七銀に▲5八飛もどうだったか。ここは▲3九飛ではないか?
私がそれを言うと、感想戦に参加していたFuj氏が
「それは△2八銀成で…(飛香両取り)」
と言った。△2八銀成!? それはソッポであろう。
ひととおり変化をやって、またも△3七銀の局面に戻る。私はやっぱり▲3九飛を示す。Fuj氏はまたも「(だから)それは△2八銀成…」。はああ!?
先週の「▲6五銀」に続いて、またもや意見の対立である。しかし△2八銀成はないと思う。貴重な銀を使って香車を取りに行く手が本手とは思えない。
Fuj氏は人が訂正を入れても自説を曲げないところがある。恐らくこの局面、Fuj氏には「△2八銀成が最善手」のデータがインプットされているのだろう。それならそれでよい。次Fuj氏と当たったら、これを逆用すればいいのだ。
感想戦も終わり、これにてKaz氏の退席。そのまま私たちも退けてもいいのだが、そのまま残る。ジョン研は最後の30分がおもしろいのである。
ところで先日の事件の話は、結局、あまり出なかった。いや私が来る前に、あらかた終わってしまったらしい。残念。
後手・一公:1三歩、2四歩、3二銀、4三歩、5一玉、5三歩、5八金、6一金、6三歩、5九竜、7一銀、7三歩、8一桂、9一香、9三歩 持駒:金、銀、桂、歩2
(△5九竜まで)
以下の指し手。▲6三角成△2六銀▲同玉△2五金 まで、一公の勝ち。
Kaz氏は「詰みはないでしょう」と▲6三角成。私は予定の△2六銀。
「実は詰みがあったんだよ」。
Kaz氏は怪訝そうな顔で▲2六同玉だが、△2五金で投了となった。以下▲2七玉に△2九飛成▲2八合△3五桂まで、詰みである。先に金銀を使うのがアレだが、この詰みはさして難しくない。今夜のKaz氏はちょっと、手が見えなかった。
将棋ペンクラブのA氏は、けっきょく時間が合わず、きょうは不参加となった。
なお今回のジョナ研は、Kun氏が「あす(1日)はジョナ研をやりたい気分だ…」とツイッターにつぶやいたのが発端となって、開催が決まったらしかった。これは珍しいが、その気持ちは分かる。なお開催は、誰が言いだしっぺでも構わないのである。
今度は対局者を替え、R氏とKaz氏の対局となる。R氏は先ほどの対局で、Hon氏に勝ったらしい。Hon氏は異能の実力者だが、その彼に勝つとはさすがだ。
本局は相矢倉。居飛車党の両者だから予想された戦型である。R氏が3筋から果敢に仕掛け、いい勝負になった。
…あっ、と思う。先ほどのKaz氏との将棋、私の△2六銀に▲1八玉と落ちられたら、詰まないじゃないか!!
△2七金は▲6三馬が利いている。よって▲1八玉には△5二金だろうが、▲8一馬で、これはどっちが勝ちか分からない。
しからば△2六銀では△2九飛成を先にすれば勝ちに思えるが、それは▲3六玉で、二枚の馬がよく利いて詰まない。Kaz氏もそう読んでいたのに、△2六銀と読みにない手を指され、混乱してしまったらしい。
手が見えてないのは、私のほうだった。
R-Kaz戦が終わり、Kaz氏の勝ち。R氏が駒損で攻めたが、指し切ってしまった。R氏はどこかで端の突き捨てを入れたかった。
ここで時刻は11時過ぎになり、Kun氏が退席。私たちは感想戦を続ける。
△3七銀に▲5八飛もどうだったか。ここは▲3九飛ではないか?
私がそれを言うと、感想戦に参加していたFuj氏が
「それは△2八銀成で…(飛香両取り)」
と言った。△2八銀成!? それはソッポであろう。
ひととおり変化をやって、またも△3七銀の局面に戻る。私はやっぱり▲3九飛を示す。Fuj氏はまたも「(だから)それは△2八銀成…」。はああ!?
先週の「▲6五銀」に続いて、またもや意見の対立である。しかし△2八銀成はないと思う。貴重な銀を使って香車を取りに行く手が本手とは思えない。
Fuj氏は人が訂正を入れても自説を曲げないところがある。恐らくこの局面、Fuj氏には「△2八銀成が最善手」のデータがインプットされているのだろう。それならそれでよい。次Fuj氏と当たったら、これを逆用すればいいのだ。
感想戦も終わり、これにてKaz氏の退席。そのまま私たちも退けてもいいのだが、そのまま残る。ジョン研は最後の30分がおもしろいのである。
ところで先日の事件の話は、結局、あまり出なかった。いや私が来る前に、あらかた終わってしまったらしい。残念。