一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

冬の北海道旅行4・旭川冬まつり

2013-02-17 13:09:13 | 旅行記・北海道編
「COMIC BUSTER Compa3.7」はマンガ数もそこそこあり、シャワーも有料ながら完備されている。ドリンクバーにはコンソメスープやポタージュもある。「ナイト9時間パック」は1,600円だから、実におトクである。
ここでちょっとイケナイことをする。ペットボトルのお茶がなくなったので、補充を行う。つまり、ドリンクバーでコップについだお茶を、ペットボトルに入れ替えるのだ。
ブツを持って自室に戻るが、そのままやったらこぼれてしまうので、コップの中のお茶にストローを突っ込み、先端を指でふさいで持ち上げ、数cc吸引されたそれを、ペットボトルの飲み口へ落とすのである。
途中でコップのお茶が少なくなるから、また汲みに行っては同じ作業を行う。実に地道な作業である。いい歳をしてこんなセコイことをする自分が小さく思えるが、実際そうだから構わない。
さていつもはネットカフェに泊まると、ブログの書き込みに専念するのだが、今回は珍しく「ゴルゴ13」と「HOTEL」を読み耽る。誰にも邪魔されない、至福の時間であった。
あすに備えて体力を回復せねばならぬのだが、午前3時ごろ就寝した。

10日(日)は朝7時、スマホのアラームで叩き起こされた。旅先では寝つきが悪いが、8日は一睡もしていないので、さすがに9日(実際は10日)は熟睡した。
それにしても起床が早すぎる。「ナイト9時間パック」だから7時22分までにはここを出なければならないからだが、こんな朝早く追い出されても、時間を持て余してしまう。
こんなことなら「ナイト12時間パック」(2,000円)にすればよかったが、いまさらそれを言っても詮無い。
ネットカフェを出て、買物公園通りに陳列されている、氷像の数々を鑑賞する。それほど冷気は感じないが、周りと氷像が同化して、やや見にくい。やはり鑑賞は夜がいいようだ。
牛丼の松屋があったので、入る。牛めし並盛り280円。旅先では定番の朝食である。
常盤公園の先にある、旭橋河畔会場に向かう。数年前までは、常盤公園全体が冬まつりの会場だったが、展示物の集約と規模の縮小を繰り返し、いまは河畔会場だけになってしまった。
常盤公園内は、物凄い積雪だ。周りの景色が、例年と違う。
注目の大雪像は、「トランスフォーマー」だった。相変わらずのデカさである。しかし細部の造りが乏しい。全体的に大雑把だ。大雪像のデザインは桜木稔画伯が長いこと担当していたが、氏が10年前になくなってから、そのデザインに面白味がなくなった。いくら規模が大きくても、中身が薄ければ意味がない。
まあよい。ステージのイベントスケジュールを確認する。旭川が生んだスター、柳ジュンのイベントはきのう9日に行われていた。今年は観られなかったが、仕方ない。きょうは11時半からの「サンミュージック小島よしお&テル&福島和可菜の「お笑い」&「ミニ・ライブステージ」が面白そうだった。
しかし昼過ぎからは別の予定がある。どうしようか…と思案していたら、お腹の具合がおかしくなってきた。私はトイレを探すが、簡易トイレには先客がいた。私はほかを探し、常盤公園内を歩き回る。しかしこういう時に限って、トイレが見つからない。いやこれちょっと…ヤバくないか!? モレちゃうんじゃないか…? うわあああ! 何かの建物が見えてきた。あそこに入ろう! しかしドアが開かなかったら…。
開いた! 私は便所に駆け込み、出すものを出した。
旭川文学資料館。いつか機会があったら、再びお邪魔しようと思う。
公園内を横断して、道立旭川美術館に入る。これも毎年の定番である。2つ展示があったが、安いほうのだけにした。「線の表現」、170円。
河畔会場に戻る。軽食を摂りたいが、飲食テント街のそれらはいずれも値段が高く、ちょっと躊躇する。
そんな中、たぬきそばが1杯300円のところがあった。製麺屋の出店で、そのために安いらしい。1杯所望したが、蕎麦の香りがしっかりして、美味かった。これで300円はお値打ちだった。
11時半からのステージを待つ。出演者のひとり、小島よしおは数年前にもここに出演したことがある。そのときは河畔会場が立錐の余地もないほどの客であふれていたが、今年はそれほどの人出ではない。
小島よしおのブームは終わったのだ。しかし彼が裸で登場するのか、「そんなの関係ねえ!」とやるのか、確認したいところである。
しかし問題があった。私はこのあと、旭川駅前からバスで層雲峡へ向かう予定である。「周遊きっぷ・札幌・道北ゾーン」を使ってないから、何にも左右されない。どうせなら自由に行動しようと思ったのである。その発車時間が12時15分だった。層雲峡は日帰りで、夜にはここ旭川へ戻って来たい。それにはこの便がベストなのだった。
なお層雲峡へは道北バスが通じているが、スマホで調べたら、いまの時間は「昼割パス」というのが使えるようだった。3,000円のカードなら3,900円ぶん使えるスグレモノだ。層雲峡までは片道1,950円だから、3,000円で往復できるわけだ。
ただし道北バスの事務所が、旭川駅前のどこにあるかは分からなかった。
旭川駅前には会場からシャトルバスが出ており、接続の便は11時30分か50分。11時半からのステージは少しでも観たいから、11時50分のバス便となる。その20分足らずの間に、小島よしおが出るかどうか…。
11時30分、ステージには福島和可菜が登場した。福島和可菜はショートカットが似合うキュートなお嬢さんだが、かつて旭川駐屯地に勤務していた、元自衛官らしい。このギャップはなかなか萌えるところである。
トークも歌も実に上手かったが、ここでタイムアウト。私は泣く泣くバス乗り場に向かった。今年も小島よしおは観られなかったが、福島和可菜の歌を聴けただけでも佳しとしよう。
バス乗り場には、客が列を作っていた。会場着のバスも遅れていて、定刻を数分遅れで到着した。
すぐに乗客を入れ替え、発車したのが11時54分。層雲峡行きのバスは12時15分だから余裕がありそうだが、乗り場を見つけなければならないうえに、道北バスの事務所で「昼割カード」も購入しなければならない。けっこう際どいのだ。
シャトルバスの旭川駅前到着、12時08分。バスの出口は前方1か所。心なしか乗客もグズグズしていて、私は気が気でない。こんなところで次のバスに乗り遅れたら、以降の予定がグチャグチャになってしまう。
やっと降りた。道北バスの事務所はどこだ!? あっ、あそこか? そうなのか!? でも大道路の向こうじゃないか!! ああ、信号待ちだ。いま12時10分、あと5分しかない!!
(19日につづく)
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