通勤中に定期券を紛失するアホ

今日、通勤定期券を紛失した。
私は現在、JRと私鉄の区間をSuica定期券として使用している。事件は帰りに起きた。
私鉄からJRへの乗り換えのときは、確かにあった。だが、自宅最寄り駅で改札を抜ける段になり、定期券がないことに気付いた。慌てて身体検査をしたが、探せる場所など限られている。すぐに、やっぱりない、という結論になった。
私は有人改札に駆け込み、訳を話して、乗り換え駅に問い合わせをしてもらった。だが、拾得物はなかった。
念のため、私がいま歩いてきたホームを引き返したが、当然、ない。あと考えられるのは電車内だが、これは確かめようがない。
しかし、どこで落としたのか。私は定期券をいつも、バッグのポケットにむき出しで入れている。しかし通勤時はズボンのポケットに入れている。乗り換えのときも、ポケットに入れたはずなのだ。それがどうして失くなったのか。
仮に定期券を胸ポケットに入れていたとして、そこにスマホを入れて、スマホを取り出したときに定期券が落っこちた可能性はある。実際、それで落としたことが何度かあるのだ。
だけどスマホは尻ポケットに入れた気がするし、電車内でスマホを使用したあとは、バッグのポケットに入れていた。つまり定期券とスマホは接触していない。
まったく、定期券が中空で失くなったごとくなのだ。
現在の定期は半年間で、来年の６月５日まで有効である。これをもう１回買い直すのかと思うと気を失いそうになったが、駅員氏が言うには、1,020円で再発行をしてくれるという。
痛すぎる出費だが、このくらいの出費で済んで、ありがたいと考えるべきだろう。
しかし再発行には生年月日を記した身分証明書がいるという。だが現在持ち合わせておらず、家へ取りに戻ることになった。ちなみにこの時点で、乗換駅から最寄り駅までの運賃を支払った。この時点で、確実にいらぬ出費をしたことになる。
最寄り駅に戻り、運転免許証を見せて、現在の定期券を停止してもらった。これでもう悪用はされないが、ここまでの時間で、第三者にチャージ分のおカネを使われていたらオワリだ。間の悪いことに、今朝2,000円をチャージして、2,186円になっていた。どこまでも笑えるではないか。
しかも肝心の定期券はすぐに再発行はできず、翌日の９時30分以降になるという。これは、みどりの窓口の営業開始時間による。JRにも働き方改革が施行されているのか、ずいぶん朝が遅くなったものだ。
まったく、通勤途中に定期券を紛失するとはアホの極み。毎日緊張感もなく、ボーッと生きているから、こんな醜態を演じる。バカは死ななきゃ治らないのだ。
ま、とりあえずは明日である。