街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

戸山原古墳その後後

2010-03-09 01:00:03 | 戸山原古墳


 殆どの石は花崗岩である。左中央に欠けてしまった石があるのがお判りであろう。
 ご存知のように花崗岩は水に弱くもろい性質がある。それを組んでの石室造りにはそれなりの計算(考え、経験則)がなければもたないのである。
 昨日川崎町埋蔵文化担当者にお会いして驚くような話が聞けたのである。古代人は我々の創造を遥かに超えていると言って良いのである。我々は重機を利用してこの規模の古墳を築造するのは容易い。ところが古代人は手と足と頭を同時に使っていたのである。機械等無い時代にどのようにして石組みを築き上げていくのか、機械とは言わないまでも素晴しい道具を作り出す。そこに経験則が活かされて来たのであろう。必要は発明の母である。
 面白い話(私には)で長くなるから又明日。
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散歩で見つけたもの

2010-03-09 00:55:31 | 街道関連


 満開の緋寒桜を眺めている。中津街道沿いに建つ庭にある。思わず立ち止まって見入ってしまうのも無理なかろう。あー春だなー。
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秋月街道を行く

2010-03-09 00:39:31 | 秋月街道

 醤油屋を山田方向から見ると、街道は緩やかに左に弧を描きながら後藤寺へと至る。
 家々の立木はかなり丁寧に手が入っているようだ。天気のいい日のそぞろ歩きなどには持って来いの場所ではなかろうか。粛々として清々しい街道は心を落ち着かせる。

 文字通りの兜建築である。昭和30年40年ならモダンに見えたかもしれない。
 街道筋、特に宿場町には古きよき時代を感じさせる建物が残っていることに感謝である。
 住んでいる人達の考え方には計り知れないものがあるが、傍から見る我々には我意を得たりと言うところであろう。
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