散歩で見つけたもの

　椿二題

戸山原古墳その後後後後

　石室を造る石材は殆どが花崗岩なのだが、ところどころにそれとは異なる石材が用いられているのである。それは築造者が花崗岩それ自体が脆いものだということを知っていたのである。そこで重量がかかる部分、要になるような部分に用いられる楔のような形状の石材、それらは全てが河原石で、安山岩か玄武岩のようだ。これだけからでも見えてくるのは一体何であろうか。

位登古墳

　春間近な位登古墳に来ている。以前は雨中にあり、また積雪にも立った。
　当然に晴天で今の季節に佇む古墳に立つのが一番良い。

　前方部の全体を左から右へと見ているが、左と右では高さが異なるのがお判りであろうが、右の部分では畑のためにに削られているのである。
　遠望してもお判りだろうが、以外と小高い墳丘である。